フェムトセカンド #七味とーがラジオ / @melonsode

The Destination is unknown. The Journey is the Reward.
Author: 野澤真一 / NOZAWA Shinichi , version 2.0220330 / Podcast: 七味とーがラジオ / twitter: @melonsode

2008年3月アーカイブ

目を閉じた途端に眠ってしまって

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五反田のWired Cafeから。
wiredcafe

昨日はオーバーナイトハイキングで、徹夜で30kmあまりの道のりを
子供たちに付き添って歩いた。
ゴール後の準備があるので、途中で戦線を離脱したので、
最終的に歩いたのは25km弱だったが、
今日の朝はやっぱり筋肉痛。

終了後、koshi先輩と一緒にランチした。
気の利いたものが食べたかったけども、
朝10時半で、しかも越谷だから、妥協の末に近所のデニーズへ。
デニーズ。

もっとお金がかかってもおいしいものが食べたかったのに、
妥協したとはいえ、こうなってしまうあたり、
やはり都会と田舎の格差を感じてしまう。
東京から離れると、大きな道のまわりには大体似たような景色が広がっている。
ファミレス、マック、でっかいスーパー、日曜大工店、
はりぼてみたいなラーメン屋、大手電気量販店(ただしビックカメラやヨドバシではない)、
パチンコ、吉野家。
まるでダサさを競っているようにずらずらならんでいて、
ある種のモダニズム建築の狂乱。
豊かさってなんだろうって思っちゃう。

まあ、それはさておき、飯をくいながら先輩と四方山話。
ロボットの話になって、
サーボモーターは人体の構造を考えると自然なアクチュエーターじゃないから、
やるんだったら伸縮するアクチュエーターを使いたい!
油圧とか空気圧のアクチュエーターならあるんだけどねえ。
あれはタンクを背負わなきゃならないからなあ・・・・。
などと話していて(オレは聞いてて)、
「背負うってどういうことだ?」とふと目を閉じて考えたら、
その瞬間に眠ってしまったらしく、
先輩に笑われて「じゃあそろそろ行こうか」と言われてしまった。

今日は家賃を振り込んで、越谷のDocomo shopに行って、
SO902iの電池をくださいと言ったらら在庫がありませんて言われて、
諦めて、CSLに来て、書類を二通提出して、
花見の時に使えそうな道具を探して、
五反田のDocomo shopに行って、今度こそ携帯の電池を手に入れて、
一息つくためにいまこのカフェにいる。

今使っている携帯はSO902iという機種で、最近電池のもちが悪く、
1日持たなくなってしまった。
調べると来月の4月6日で機種変更から2年経つらしい。

次に機種変更するんだったらNM705iかなと思っている。
が、だんだんDocomoに固執しなくてもいいような気もしている。

iPhoneがでるとかでないとか噂があるので、もう少し待ってみようかなー
とか思ってみたり。
E-MobileやWillcomにして、モバイル環境をもっとシームレスにして、
おまけに自宅のネット環境も少し変えて、
ネットにかかる費用をもっとスリム化できないかとか考えたり。

でもやっぱりiPhoneが理想だな。
電話の機能と、PDAの機能が合わさったものがぜひほしい。
簡単なWebブラウズとメールチェックはPDAで済ませてしまいたい。
複数のガジェットを持ち運ぶのはめんどくさい。
できたらBluetoothでワイヤレスにしたい。云々。

さて、今度は花見の段取りを考えなくてはなりません。

反語を強制するような用法で

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昨日。
午前中にすずかけに行って、約束を果たし、
石川と青木さんと高橋さんとY研のMさんと5人で学食でご飯を食べる。
食べたらさっさとCSLに移動。
石川と二人で荷物を運ぶ。
CSLについたら張さんの実験の被験者。
あまり寝てないせいで、
全体の3分の1ぐらい実験中に意識を失う。
張さんごめんなさい。

あけて今日。
二度寝して起きたのが10時半で、
それからものすごい勢いで入学手続き書類を書く。
殴り書きもいいところ。

締切が今日の正午で、これに間に合わなかった場合は
入学辞退とみなす、とか恐ろしいことが
書類に書いてある。
11時34分の横浜線に飛び乗って、
手続き会場に着いたのが12時10分くらいだった。
はっきり言って時間はアウトなのだが、
まだ大丈夫ですか?
まだ大丈夫ですよね?
もうダメなんてことはあるでしょうか?
と反語を強制するような用法で用いて
書類を受け取ってもらい、
入学許可書をもらう。

最近立て込んでいる。
次はChief Hanami Officer(CHO)の仕事をせねばー。
要は花見の幹事である。

ところで、ブログにコメントする際に認証やサインインなどの
手続きがなくてもできるように設定を変えました。
スパムが多くなってきたらまた考えます。

ハレの日

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人生には「ハレ」の日と「ケ」の日があって、
今日は間違いなく、「ハレ」の日だった。

学位記授与式。修士の学位を授与される日。
要は卒業式。

080327honkansakura.JPG

「ハレ」の日にはきれいなおべべを着なければいけない。
ガラにもなくそんなことを思ってスーツの上着を新調した。
ほんとガラにもなく、この日を大事にして、準備をした。(ほんの少し)

入学式、卒業式のたぐいをこんなに大事にしたことはなかった。
小学校、中学校、高校あたりまでは、
それは本人のためよりは親のためのセレモニーなのかもしれない。

この日を大事にしたのは、
やはり、この学位を取得することが大変だったからで。

学部1年の時は大学に行かなくて、
ふつうの半分ぐらいの単位しかとれなくて、
それを挽回するために2,3年のときはかなり苦労した。
そんなわけで学士の学位を取得するのもそれはそれで大変だったけれど、
でもやっぱり予定調和な感じだった。

今回は、自分で選んで、自分で手を伸ばして、自分で摑んだ。
そんな自分の"自発性"が学位という形に結実したのだ。
大事にしたくなってしまうわけである。

スーツは新調したけれど、アカデミック・ガウンはおあずけにした。
それは博士の学位が取れたときに。

家の前の桜も大岡山キャンパスの本館前の桜も、
全力で咲いていた。
ハレの日にふさわしく。
あれはオレと石川のために咲いているのだ。
全力でそう確信した。

080327mogiishikawanozawa.JPG


mt4plugin080325

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package MT::Plugin::NozawaPlugin;

use strict;
use MT;

use vars qw($VERSION @ISA);#グローバル変数を定義している

@ISA = qw(MT::Plugin);
#@ISAはpackage継承するクラスを指定するために使用される
$VERSION = "1.0";

#ここでインスタンス生成のようなことをしている
my $plugin = new MT::Plugin::NozawaPlugin({
    name => 'Nozawa Made Plugin: prototype',
    version => $VERSION,
    description => "to show something on dashboard.",
    author_name => 'Shinichi Nozawa',
author_link => 'http://melonsode.fem.jp/', doc_link => 'http://melonsode.fem.jp/fs/', }); MT->add_plugin($plugin); #これがwidgetの部分 sub init_registry { my $plugin = shift; $plugin->registry({ widgets => { hello_world => { label => 'Hello World', plugin => $plugin, template => 'hello_world.mtml', }, }, }); } 1;

sub init_registry部分を削除すると何にもしないプラグインになる。

参考ページ:
1.プラグイン開発のためのファーストステップ
2.Registering Dashboard Widgets
3.MT4Beta : DashboardWidgetを作ってみた。はてブの新着を表示するよ。


2.のリンクにあるDashboard Widget Registry Propertiesを簡単にまとめる。

  • label
    この場合はhelloworld
  • plugin
    プラグイン?
  • template
    テンプレートの在り処
  • system_permission と permission
    ある種の権限やシステムを必要とする。例えばpermission => 'post'でユーザーがブログにポストできないと、ウィジェットを追加することができない。
  • condition
    カスタムハンドラーが、ユーザーを評価し、ダッシュボードがウィジェットを追加し使用することを必要とする。
  • singular
    ダッシュボード上にただひとつのウィジェットのインスタンスを許す
  • set
    ダッュボードの特定のカラムだけを特定する。mainかsidebarか。
  • code あるいは handler
    ウィジェットのランタイム環境をカスタマイズする。($app, $tmpl, $widget_paramの引数で呼ばれる。

Awake in away

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最近、ビックリするほど人見知りをしなくなった。
自分にとってアウェイの場所でもずかずか入っていけるし、
初対面のヒトとも怯まず話をすることができる。

自分の場合、人見知りは極度のナルシシズムから来ていたのだと思う。
自分が持っている、「こういう人に見られたい」というセルフイメージがあって、
そのセルフイメージから違ったイメージで他者から見られるのが嫌だった。
どういう振る舞いをしたら自分の望むイメージで他者から見てもらえるか、
どういう振る舞いをするとそこから崩れるか、
そういうことを考えてしまって、
答えなんかでないから、
何の出力もだせなくなってしまう。
自分のセルフイメージを気にするばかりにがんじがらめになってしまっていた。

今は、他者からどうみられようが構わない、
という気概を持っている。
好きなようにオレを見てくれ。

「ヒトとヒトって合わせ鏡なんだよ」
という言葉を読んだことがある。
オレをどういう人間として見るかということは、
実はそのヒトの内面の反映でもある。
ヒトは他者を鏡として自分を見たりする。

最近はアウェイで何かやるのが楽しいです。
学会、サマースクール、広島酒まつり、沖縄巡礼など、
去年から散々アウェイで活動してきて、
今のような心境になったのもその成果なのかも知れない。

ところで、「光の館」に行きたくなっている。
友達を誘って行こうかな。
そこで合宿なんていうのも良いかも知れない。
http://www11.ocn.ne.jp/~jthikari/

水戸ピクニック

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実家から車に乗って水戸芸術館に行った。
行きは一般道で4時間かかり、
帰りは水戸-谷田部だけ常磐自動車道に乗って2時間半だった。

暖かの春が日差しなので、
ピクニックに行きたいなーとずっと思っていて、
それと水戸芸術館で宮島達男さんの展示をやっているのを知り、
水戸とピクニックはなんとなく相性が良さそうだったので
実行してみた。

080323Mitogei.jpg

まずは水戸芸術館で宮島達男さんの展示を見る。
Death of Timeははじめて見た気がするが、
実は広島市現代美術館ですでにみたのかもしれない。
遠目に見ると赤い光がランダムに明滅する。
(実際には1−9の繰り返しで、0はなく空白)
その空白は、何を意味するのか?

Drawingがいくつかあって、それが結構気に入った。
余白に鉛筆で「叫べ叫べ叫べ!」と走り書きが書いてある。

「カウントする」という要素が入るだけで、
人生が劇的にドラマティックなものになる。
単純だけど、強烈な力だと思う。

展示の後は敷地内にある塔に登る。
磯崎新さんの建築だそうだ。
Making videoが上映されていて、食い入るようにみてしまった。
1990年代の建築だと言うことに驚いた。
90年代っぽさをあまり感じない。

080323innerOfTower.jpg

それから偕楽園に移動。
梅が満開。
ピクニックといえば、お外でごはん、ということで、
買ってきたお惣菜を広げて、
それからわざわざ持ってきたカセットコンロややかんで
お茶らしきものを入れる。
寒くてあまりピクニック気分には浸れなかったが、
それでも満足しました。

080323kairakuen.jpg

帰りの高速道路で50回くらい眠りに落ちそうになって
かなり冷や冷やした。
実家でお茶を飲みつつ懇談し、帰宅。

SON

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昨日は朝からずーっといろいろあって疲れた。
越谷に戻ってきてボーイスカウトの仕事がずーっと続いた。

13:00 リーダー会議→勉強会→班長会議→団会議 21:00

ボーイスカウトの行事と研究室の合宿の日程が重なってしまって、
合宿にはいけないやもしれぬ。

ある行動を自分がやるかやらないかは、
ただ「これやりたい」「これやだ」という風に
直感に従って決めていた。
何かしらの基準があると思うが明示的には自覚していなかった。
きのうそれについて思いを巡らせた。

おそらくその基準というのは、
それをすることによって世界が面白くなるかどうか、
なのだと思う。
この世界をもっと面白くしてみたいと思う。

世界をおおいに盛り上げるための野澤真一(SON)をよろしく。


Spontaneous One

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昨日は東大駒場で、茂木研×池上研合同ワークショップだった。
プログラムは以下の通り。

Joint Workshop on the cognitive process of spontaneity.
プログラム:
13:00-13:30 Consciousness and Spontaneity, Mogi
13:30-14:00 The essence of Spontaneity, Nozawa
14:00-14:30 Active touch, Ogai
14:30-15:00 Spontaneous neural activities, Yanagawa
15:00-15:15 Short Discussion
15:15-15:30 Break
15:30-16:00 Dichotomy of tools and objects, Sato
16:00-16:30 Emotion and spontaneity, Onzo
16:30-17:00 Spontaneity of fish group, Nishimura
17:00-17:30 Autonomy and Homeodynamics, Ikegami
17:30-18:00 Long discussion
18:00     Trip to BYG bar, Shibuya

というわけで、オレもSpeakerの1人だった。

正直、そんな場でTalkなんてできないよ!と、
その采配をした茂木さんを心から非道いと思った。

昨日の午前中に、必死でスライドを作り話の格子を作った。
(頭の中ではずーっと考えていた)
まさにemergencyでありemergenceを起こした。
顔面蒼白の暗澹たる気持ちで渋谷に向かったのだった。

今回のワークショップのタイトルは
「Spontaneous One」というもので、
「自発性 その1」というような意味かと思っていた。
だけどそれなら「Spontaneity One」にするはず。
そう思ってたらFirst speakerである茂木さんは
「Spontaneous Oneというのは"自発性 1"という意味も
ありますが、もうひとつの意味があって、
"自発的なひと"という意味も込めています。
つまり僕らのことです。」
と説明した。

オレのTalkは基本的には修論の内容なのだけど、
イントロにハエの自発行動の話を入れて、
最後でRandomnessとunconscious stimuliが
自発性を生むのか?
自由意志と自発性は不可分の関係にあるけれど、
Randomnessによって生じる行動は"意志"じゃないし、
Unconscious Stimuliによって惹起される行動は"自由"じゃない
という話をした。
そうしたら、使っているマテリアルはあまり変わらないのに、
だいぶ違った印象のプレゼンをすることができた。
Workshopのプレゼンはこういうものなのか、とわかった。

学位発表や学会発表では論理性と新規性が重視されるが、
Workshopではそれとは違うのだ。

発表を終えて喋りきって、ほっとしたら軽くなった。
思っていたより苦しくない。
恥辱や屈辱で惨めな気分になるだろうと思っていたら
そんな気分にはならんくて、
心が晴れ上がるのを感じた。
あれ?楽しいぞ。

質疑応答の時間も楽しかったし、
その後の他の人の発表を聞いて議論するのも楽しかった。

080312a.jpg


以前も池上研との合同ゼミはあって、
その時はそれぞれのヒトが喋っていることが
全然わからなかった。
そこここで知の手榴弾が爆発しているんだけど、
ちっともそれらの風圧や爆音を感じることができなかった。

二年前の池上研との合同ゼミ:Beyond story telling
http://kenmogi.cocolog-nifty.com/qualia/2006/02/gewalt_in_virtu.html

だけれども、今回は違って、
自分のテーマと関係していることもあってか、
わかる!、おもしれえ!のである。
特に池上さんがすごい。
いままで池上さんの話は理解できないことばかりだったけど、
今回はわかる!すみずみまでわかる!(誇張有り)

それで、いかに池上高志というヒトがかっこいいひとなのかと
いうことがよくわかった。
池上さんはかっこいいのである。
オレは「自発性ってなんだよコンチクショー」と
叫ぶばかりだが
池上さんは「自発性ってこういうものだよね、
でもそれじゃないじゃない。
ここがこうであーなって、
で、こういうものを作ってみたんだけど、
まあこれはこれでおもしろいんだけど、
やっぱり自発性じゃないじゃない」
という感じで、かなり華麗に自発性の問題を追いつめている。
「このヒトはあと一歩で自発性の問題を解くんじゃないか?!」
と思った。

080312b.jpg

Workshopは渋谷にくりだし、打ち上げ。
そこで、今日の発表者でもあり、
池上研の佐藤さんと話す。
話し込む。
大いに話し込み盛り上がる。
意気投合!

佐藤さんは、大真面目に
感覚的クオリアが!志向的クオリアが!
二元論が!唯物論が!唯心論が!
脳を見ている脳がその脳を考えるとは!
と言う。
それにしびれた。
オレの場合、そういう「ハードプロブレム」の
問題を議論するときは一種の気恥ずかしが
あって、そこまで強く主張したり発言したり
することができない。
その気恥ずかしさは、自分がそれらについて
キチンと理解しているか不安であり、
もしかしたらトンチンカンなことを
喋っているんじゃないかという危惧があるからで、
いちいち相手の同意を確認しながらじゃないと
喋れないし、
一旦、相手に首をかしげられると、
全力でその話題から逃げたくなる。

ところが佐藤さんはマシンガンのように
そういう話をする。
オレがここがよくわからないよ、とか
そこはこうなんじゃない?とか言っても
一向にひるまない。
そのやりとりは最高に楽しかった。

しかも佐藤さんは相当へんなひとで、
腕に切り傷がいくつもあるとか、
学年は同じなのにオレより二個年上とか、
ビラ配りのバイトをしてて一日に130km走ることがあるとか、
今度 禅寺に修行にいくとか、
携帯は持ってなくて代わりにGmailのアドレスを教えてくれたとか、
なんかもーすごく変人だった。

そんなこんなで夜は更け、
岩村さんと一緒に何故か山手線品川方面に乗り、
気付いたら菊名の家に戻ってきていた。
(実家に帰る予定だったのに・・・)

茂木さん!
きのうのworkshopはすっげい楽しかったです!
やりたくないとかひどいとかもじゃもじゃとか言って
ごめんなさい!

あの沖仲士のように

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やっぱなんかこのデザインは落ち着かないです。

ところで、さっきすずかけ台に行って、
事務から届けられた書類をとってきたんですが、
その中に「博士課程への進学を許可する」という
通知が入ってました。
というわけで、博士課程進学試験は合格ということです。
めでたしめでたし。

試験はあまりできた感じがせず、
「落ちてたらどうしよう」と戦々恐々としていたのは
事実なのだが、
その一方で
「落ちてたらそっちのほうが楽しい人生になるんではないか」
というようなことも考えていた。

惰性で進学しているような気がしていて、
博士号をとった後のビジョンが見えていない。
アカデミズムの世界で生きていきたいか?と
問われると「うーん」と悩んでしまう。
研究という営みはアカデミズムの世界にいないと
難しいけれど、考えるという行為は
どこにいたって何をやっていたってできるように思う。
あの沖仲士のように。

沖仲仕というと中上健次の枯木灘を思い出す。
あれを読むと土方をやって汗水垂らして生きていくのも
悪くはないかなという気になってしまう。
オレは土方仕事に向いたタフな体はしてないけれども。

Hello, world!

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ウェブログ(略してブログ)システムで定番のMovableTypeをインストールした。

試験的に使っていこうかと思います。

記事作成のインターフェイスがゴテゴテしていてさらに動作が重いので、
なんか好きになれない感じなのだけれど、
それ以外の面ではきっと恩恵を得られるのだと思う。
アーカイブの自動作成やタグ機能など。

以前の日記は暫定的に以下の場所にあります。

タイトル未定

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■2008/3/18 火曜日
最近、体が軽い。
階段とか、一段ずつ登るのがかったるくて、
気付くと一段飛ばしで駆け上がっている。

たぶん痩せたんだと思う。
体重計ではあまり変化はないけど
ズボンのウェストがゆるくなって、
ベルトをしないと脱げそう。

重圧

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■2008/3/17 月曜日
重圧

日記が滞っていることでありますよ。

やっとプレッシャーから解放されたーと思ったのに、
また新たなプレッシャーが発生し、
もろもろのことが手に着かなくなった。
せっかくピカピカになった部屋はまたゴミ溜めに戻りつつあるし、
炊飯器のご飯は一週間ぐらい放置しっぱなしでカピカピになってる。
冷蔵庫は怖くて開けられない。
着替えのストックも今日底をついた。
洗濯せねば。

修論の話は先日の発表会で終わりにして、
自発性の研究について何かあたらしいことをはじめたい!
と思っていたのに、
結局、また修論を素材にして発表をしなければならなくなった。
しかも外部の人に!
血の雨が降るね、きっと。
その予行として無理矢理に話をしたのが
3/13のクオリア日記に書いてあるそれで、
絶対修論に関係する話はするもんか!と
思って前日の晩に考えた
脳の状態ベクトルのトラジェクトリがどうのという話をした。
クオリア日記に書かれているオレは
猛々しく議論しているようでなにやらかっこよささげだが、
実際にはみんなが頭を抱えていた。
挙げ句、某先輩から「□ねばいいのに」(自主規制)という発言もとびだし、
どこにも立つ瀬なかった。

その発表が金曜日に迫っているせいで、
もろもろのことにほとんど手がつかなくなって気持ちだけ焦っている状態で、
肝心の発表に関する準備もちっとも進まないのであった。
ちっともやるきしねーよ。
ただでさえ、のしかかる雑用に不平不満が溜まっているというのに、
それを煽るかのように。

火事にご用心

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■2008/3/11 火曜日
火事にご用心

昨日は長い一日だった。

午後1時に本郷東大へ行った。
丸ノ内線を降りて道に出ると歩道が全部人で埋まっていて、
大晦日のアメ横のような感じだった。
「本郷って結構混んでるんだな」とその時は思ったが、
赤門まで来たときにそうではないことに気付いた。
どうやらその日は東大の合格発表の日のようだった。
構内から普段より大きい人々のざわめきと
歓声や胴上げの声や吹奏楽の演奏の音などが聞こえた。

東大。合格発表・・・・。
感傷的な気分になるかなと思ったけれど、
大してそういう気分にはならなかった。
東大は二度受けて、二度落ちている。
1度目はセンター試験で足切り。
(足切りされるのがわかっていたのに出願した)
2度目は前期日程で不合格。
(後期日程は東工大。しかし、受験を放棄した。)
当時オレは、「東大・京大以外は大学じゃない!」と
真剣に思っていて、
早稲田には「人生の墓場」だと思って入学したのだった。
それからずーっと東大コンプレックスが続いた。
いまだに続いている、と思っていたけど、
感傷的にならなかったところを見ると、
もうそれほど気にしてないのかもしれない。

2,3時間ほどで用を済ませた後、本郷を後にする。
春日通りを下って湯島の方へ歩く。
湯島駅まで行く途中にある「一片雲」という中華料理屋が
お気に入りでそこを目指して歩いていたが、
すでに15時を回っていたので準備中だった。
仕方なくさらに下っていくと、
サーロインステーキ定食 850円という看板がでている
お店があって、前々から気になっていたのでそこに入ってみた。
薄いステーキだったけれど、やはりステーキはステーキであり、
満足した。

湯島から御徒町経由で、秋葉原方面へ国道4号を歩く。
途中にあったVELOCE(喫茶店)で、勉強。
実は、切羽詰まっていて、ある本を読まねばならない。
しばし読書に没頭。
時計も携帯も持っていたなかった(忘れた)ので、
どれくらい時間が経過したかわからないが、
それなりに長居した(居眠りもした)後、
飽きたので店を出る。

秋葉原に向かう。
その時、無性にiPod Touchが欲しくて
ヨドバシカメラに行く。
iPod Touchをしばらくいじり倒す。
欲しくなる。
iPod Touchが欲しい理由。
1.電子辞書が壊れたのでそれの代わりが欲しい。
2.メールと簡単なネットサーフィンはiPod Touchで十分
3.iCalが使える
いつもノートPCを持ち歩いているけど、
とっさにメールやネットやiCalをチェックするために
PCを開くのは面倒だったりする。
iPod TouchがあればPCはどっかに置きっぱなしで
いいかもしれない。
もしiPhoneが日本で使えるようになったら
どんな万難を排してでもそっちに乗り換えるだろう。
どこのキャリアだって構うものか。
とういうか時代の2歩後から全体の足を引っ張っているような
キャリアからは率先して鞍替えしたい。

E-Mobileの売り場も結構すごいことになっていて、
興味をそそられた。
携帯は解約して、自宅のネットも引き払って
こっちに移行してしまった方が
Mobileのネット環境は整うし、
安く済むのではなかろうか?

それからまたしばらく近くのMacDonaldで本を読む。
11時頃に日比谷線に乗り帰る。
天ぷらが食べたい気分だったので、
スーパーで天ぷらを買って帰る。
家に帰ってすぐにコンロに火をつけた。
そしたらそれに呼応するかのようにベルがなった。
びっくりしてコンロを消す。
ベルの音は消えない。
そもそもベルがどこで鳴っていて、
なんで鳴り始めたのかわからなかった。
玄関から外をのぞくと、
それはそれはけたたましいベルの音だった。
それでどうも非常ベルらしいということがわかった。

もしかして火事だろうか?
急に身の危険を感じて怖くなり、
降ろしたばかりのカバンを拾い上げて外に出た。
一階に降りると少し白い煙が立ちこめていて
焦げ臭かった。
ああ、これはやっぱり火事だとわかって、外へ。
すぐさま119に電話をして消防車を呼ぶ。

幸い、建物全体が燃えるような火事にはならなくて、
ボヤ程度で済み、消防隊の人は来たけれど、
火は消化器だけで消せた模様。
逃げ出してから30分ぐらいしてやっと部屋に戻れた。

外に出て、119番をしたらあとは
完全に傍観者になってしまったけど、
今思うと、何かしらの消火活動とかしても
よかったのかもしれないと反省。

去年の暮れにうちの実家でも火事があったばかりで、
またしても、というかこんなに身近に火事ってあるのか
と怖くなった。
その時は母親が揚げ物をしていて、
目を離したすきに油が燃えだし、
親父が火傷を負いつつなんとか消化器で消し止めた。
天井が真っ黒になって、
張り替えねばならなかったけれど、
家は燃えずにすんだ。

焦げた天井。 火傷した親父(スキンヘッド)。

最後の最後にひやっとした一日でした。

鮭のホイル焼き

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■2008/3/10 月曜日
鮭のホイル焼き

魚!魚を最近食べていない!と思い、スーパーを物色していたらおいしそうな鮭を発見したのでシャケ買い!鮭のホイル焼きを作りました。もやし、えのき、シャケ、椎茸、バターの順にのっけてアルミホイルで蓋して15分ぐらい火にかけた。うまかった!

今日の朝ご飯は「もやしの柳川」。昨日の鮭のホイル焼きを食べ終わった後に残った汁がおいしそうだったのでとっておいて、冷蔵庫の中に余っていたもやしと卵で作りました。汁ともやしを軽く炒めて、溶き卵をかけ回して蓋をしてしばし待ってできあがり。ぜーたく朝ご飯でした。

見積り 生姜 ウィキ

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■2008/3/8 土曜日
見積り 生姜 ウィキ

東工大の予算でMacBook Airを二台買ったんだけど、事務の方から「50万を超える購入の場合は事前に見積書を複数の会社からとって、その上で安いところを選んだという証明が必要なので、順序は逆だけど見積書をもらってきてください!」というお達しが来た。とりあえずAppleストアで見積もりを作ってもらうようメールを出す。AppleのWeb Siteの動作がのろいのでイライラ。メールを出さずに済まないかと思っていろいろいじっていたらMacBook Airを二台注文してしまう。キャンセルしようにもネット経由ではキャンセルできないのでそのメールも書く。いらいら。それから新横浜のビックカメラへ行く。見積書を作ってもらおうとしたが、予算で買ったMacBook Airと同じものは扱ってないとのこと。仕方ないので横浜まで行って、ヨドバシカメラへ。やたらとAppleコーナーに人が多くてなかなか店員さんを捕まえられず。いらいら。やっと店員さんを捕まえて見積書を頼もうとしたら、またしてもそのMacBook Airは扱ってないとのこと。よく聞くと、そもそも予算で購入したMacbook Airは量販店では扱っておらず、Appleストアのネット経由オーダーのみらしい。ということで、空振り。電車賃返せー。時間を返せー。MacBook Airはオレが使うわけではないのもあって、とても腹立たしい気持ちになった。

新横浜駅でなかなか来ない横浜線を待っていたら醤油の焦げるにおいがして、豚肉の生姜焼きが食べたくなった。何日か自炊生活だったのでたまには外食でいいかなと思っていたけれど、豚の生姜焼きは家でも作るので今日も自炊することを決意。しかし、横浜駅前を歩いていたらカレーのにおいがしてきて豚の生姜焼きはどこ吹く風、カレーが食べたくなった。カレーは家で作るのは面倒だし、いまこの匂いをさせているようなカレーは作れそうもないのでフラフラとそのにおいのするカレー屋に入りそうになる。が、店の中を見ると閑古鳥が鳴いていて、お客さんが誰もおらず、なんだか入るのが憚られたのでそのまま通り過ぎておとなしく東横線で菊名まで帰ってくる。スーパーで豚肉とキャベツとその他を買って帰る。豚肉に醤油と酒を垂らし、生姜を冷蔵庫から取り出す。生姜の皮を剥くと中がところどころ茶色い。茶色いところを削っても削っても茶色いところが出てくる。しかも生姜の感触もおかしい。やたらにブヨブヨしている。思い切って縦に真っ二つに切ってみたら全体的にくすんだ茶色になっていて、生姜の鮮やかな黄色じゃなくなっている。どうもダメになってしまっているようだった。仕方なく徒歩一分のスーパーまで新たな生姜を買いに走った。そこから後は順調に進み、豚肉の生姜焼きができた。ご飯、味噌汁、豚の生姜焼き on キャベツの千切り。二人前ぐらいありそうな豚肉とキャベツをかき込みながらご飯をむさぼった。美味なり。豚と一緒にタマネギも炒めれば良かったと反省。

ところで、坂本龍一によると「ひとりで飯を食うことは許しがたく見苦しいことらしい」(出典:スピリチュアルなふたり in スウィングしなけりゃ脳がない!)それは独り暮らしの人にはどうしろというのだろうか?ひとりハグハグとご飯をかき込みながら思った。

wikiで茂木研のWeb Pageが構築されつつある。まだ公式発表前だけど、ここならあまり見てる人も少ないしいいでせう。ココです。wiki楽しい。新しいファイルを作って、そこにHTMLのコードを書いて、FTPでアップロードしてという手順をすっ飛ばして、ポチッと新規作成してwiki記法でさかさかと書けばページが出来てしまう。簡単だ。楽だ。最近バイト先でMovable Typeをいじってるのもあって、CMS(Content Management System)を導入しようかと思い始めている。つまんないこだわりなのは分かっているけれど、自分のWeb Siteは自分の書いたHTMLソースやPerlスクリプトだけでやっていきたいという思いがあって、いままでフリーのBlogなんか敬遠し続けてきたけれど、やっぱそういうツールを使った方が時間の節約になるし、SEOの観点から見てもメリットは大きいだろう。というわけでフェムトセカンドはそう遠くない未来に、Blog形式に移行するかもしれません。

Stay Gold

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■2008/3/7 金曜日
Stay Gold

ある友達のプロフィールには好きな言葉は「Stay Gold」と書いてある。「Stay Gold(金であれ)」というのは「純粋であれ」とか「何にも染まるな」という意味だと思う。

金というのは、高校の時に習うイオン化傾向の序列でももっともイオン化しづらい位置にある。
K, Ca, Na, Mg, Al, Zn, Fe, Ni, Sn, Pb, H, Cu, Hg, Ag, Pt, Au
(貸そうかな、まああてにするなひどすぎる借金)
イオン化しやすいものは酸化しやすいもので、鉄も銅もいずれ錆びてぼろぼろになる。だけど、金はめったなことでは錆びない。金はよほど強烈な環境下に置かれない限り酸化金なんかにはならず、金でありつづける。

つまらん化学の講義はさておき、要は、そのままでありつづけるということだと思う。生きている時間が長くなるにつれて、何かに染まってしまうことはどうしたってある。つまらない処世術を身につけてしまったり、考え方がひねくれて方向が178度くらいずれてしまったり。

それでもその友達は、見事に「Stay Gold」を体現しているように見える。波風の立たない人生というよりは波瀾万丈に近い人生であるにも関わらず。ときどき、反応があまりにNaiveすぎてうんざりすることもあるけれど、でも決してバカではなくて、むしろ頭はオレより断然良い。その友達は無敵みたいに笑う。

雨に降られた濡れた服で電車に揺られながら、それに比べてオレは・・・とか思った。メンタリティがすっかり中学生の頃と変わらなくなっている。中学生の頃は、全世界は敵だとか思ってた。オレはこの世界に徹頭徹尾必要とされてないってわかったんだ!とか言って自分に酔ってた。なんでそんなひんまがっちゃったんだろう。

全世界を敵に回して無敵みたいに笑っても、それは楽しくないと思う。特に敵を撃破できる見込みが皆無の場合。全世界とか敵とか、なんでそんな大袈裟なことを考えたりするのか自分でもわからん。もっと無邪気にクオリアが!Binding Problemが!Spontaneityが!とか言っていられたらいいのに。

アナーキー イン 菊名

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■2008/3/6 木曜日
アナーキー イン 菊名

中学生のころは、世界は自分とは無関係に動いていって、自分なんかの手は届かないと思っていた。高2の終りに、ある先生にであって、「世界はオレのものだ」と主張してもいいんだと知った。自分とは関係ない問題、もうすでに誰かの問題になっている問題、それでも気になる問題があったときに、「それはオレの問題だ」と叫ぶことだと思う。それが無関係に進行する世界に関わる手段なのだと思う。

でも、今の気分はどっちでもなくて、「世界なんぞどうでもいい」という感じだ。それは諦めと落胆と無力感と疲弊だ。一言で言えば挫折か。

もうアカデミズムをやるのはいいかな、という気分に侵されている。働いて金を稼いでいたほうが楽しいんじゃないかと思う。自分の能力を発揮できることがしたい。八百屋が大工をやっているような、力が及ばないことをしているような気がする。

忙しくなってきたあああっああぁあぁぁぁあ

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■2008/3/6 木曜日
忙しくなってきたあああっああぁあぁぁぁあ

あー、やっとやる気出てきた。「世界はオレのもんだ!」そう言い切ってみるテスト。

面白そうなイベントありマス。長沼先生と池上先生の対談!
『長沼毅トーク・ライブ――脱・「知的」生命探査のススメ!』
第2回「人工生命――新しい生命を作る挑戦」
池上高志(複雑系・システム論/東京大学大学院准教授)X長沼毅
地球外生命体を探し続ける長沼毅氏が、新たなひらめきを求めて異分野の第一人者と語り合う。エイリアン展関連イベントの対談シリーズ第二弾。
開催日時
2008年 5月6日(火・祝) 14:30~16:00 (14:00開場)

開催場所 7階 みらいCANホール
3月14日に安藤忠雄さんと松岡正剛さんと茂木健一郎さんのシンポジウムがあるらしい。が、詳細は不明。

My room トゥデイ

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■2008/3/5 水曜日
My room トゥデイ

本日のマイルーム。(クリックすると大きくなります)かなり悲惨な状況なり。脱いだ服と洗濯して干した後に取り込んで無造作に放置していた服の区別ができない!(空間的に)臭いをかいで区別するしかないか?!

昨日は久々に自炊。鳥と椎茸と豆腐とほうれん草を切ってカツオだしで煮る。ほうれん草のおひたしに白ごまとカツオ節の出し殻をたっぷりかけて食べた。朝ご飯は卵かけご飯と昨日の残り物!

金曜のゼミで紹介する論文がない!新たな論文を読む気も起こらない!探す気も起こらない!どーすんだー。池上研との合同ゼミで発表するんだけど話すことない。無茶ぶりにもほどがありますYO!

はー、色んな意味で、いや、すべての意味でぶっちぎりたいであります。

せいふぁーうたき

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■2008/3/5 水曜日
せいふぁーうたき

せいふぁーうたき。あるいは、せーふぁうたき。あるいは斎場御嶽。("嶽"という字の読み方がわからない。)

せーふぁうたきは神聖な場所だった。空気の質感が違った。生態系が違った。一歩一歩をゆっくりと歩いた。前に進むのが惜しかった。どの場所もゆかしく、立ち止まっていたかった。空気の優しさが甘かった

ビデオではこの感じはまったくもって伝わりません。故に見てもせんなし。

思考停止中

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■2008/3/3 月曜日
思考停止中

沖縄からは帰って来ています。帰ったら撮った写真やら動画やらをアップしよう、詳しいレポートを書こう、そう帰って来る前は思っていたのに、いざそうしようとPCに向かうと、途端に面倒くさくなってしまう。

どうもオレは変わってしまったらしい。それはたぶん修論のバタバタと前後して。急激に嗜好あるいは性向とでも表現するものが変わった。前だったらとらなかった行動をとるようになり、前だったらとるはずの行動をとらなくなった。いろんなことがわずらわしくて、興味がわかない。

例えばこうして日記を書くことに、楽しみを見い出せなくなっているし、書くことがなくて途方に暮れる。以前だったら日記に何を書くかは自動的に沸いてきて、収集がつかないほどだった。何かちょっとしたことがあるだけで、あるいはそれすらなくてただ歩いているだけとかでも、その状態を描写する文章を考えだしてしまう自分がいた。自分の意思とは無関係に思考が立ち上がるので頭の中がうるさいほどだった。それがいまはそのようなプロセスがちっとも反応しなくなっている。

いつの間にやら三月。まだ一月の終わりぐらいに感じる。時間ばっかり過ぎてく。

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