やっぱなんかこのデザインは落ち着かないです。
ところで、さっきすずかけ台に行って、
事務から届けられた書類をとってきたんですが、
その中に「博士課程への進学を許可する」という
通知が入ってました。
というわけで、博士課程進学試験は合格ということです。
めでたしめでたし。
試験はあまりできた感じがせず、
「落ちてたらどうしよう」と戦々恐々としていたのは
事実なのだが、
その一方で
「落ちてたらそっちのほうが楽しい人生になるんではないか」
というようなことも考えていた。
惰性で進学しているような気がしていて、
博士号をとった後のビジョンが見えていない。
アカデミズムの世界で生きていきたいか?と
問われると「うーん」と悩んでしまう。
研究という営みはアカデミズムの世界にいないと
難しいけれど、考えるという行為は
どこにいたって何をやっていたってできるように思う。
あの沖仲士のように。
沖仲仕というと中上健次の枯木灘を思い出す。
あれを読むと土方をやって汗水垂らして生きていくのも
悪くはないかなという気になってしまう。
オレは土方仕事に向いたタフな体はしてないけれども。