The Destination is unknown. The Journey is the Reward.

Author: 野澤真一 / NOZAWA Shinichi , version 2.0190217 / Podcast: 七味とーがラジオ / twitter: @melonsode

2009年4月アーカイブ

二項分布のイメージ

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今月は収入が普段の倍になりそうな勢いでバイトをしている。

その割に、空いた時間には研究のことを考えたりしている。
今は二項分布やポアソン分布、負の二項分布、ポリア-エッゲンベルガー分布など、
確率分布のことを考えている。

「確率・統計」という授業を学部のころやったけれど、
あのころは結局、数式をつらつらと追っていただけで、
「畢竟、二項分布というものはこういうものだ」というのを
ちっとも考えていなかった。

だから、自分の実験結果にそれを当てはめるときに、
すぐにはどうすればいいのかわからなかったりする。

本などを読みつつ電車の吊革につかまりながら考えていて、
そこそこイメージが立ち上がってきたのだけど、
喉から声が出そうで出ないかんじ。
うーむ。

細切れの時間にそうやって考えて、
バイトの作業に戻ったり、晩ご飯の支度をしたりすると、
考えが途切れるのだけど、
また空いた時間が来たときに、
わりとその前に考えていたことがまた頭に浮かんできたりして、
同じことを途切れはしても持続して考えられるのは、
自分にしてはちょっと珍しい。
やっと考えることの焦点が定まってきたのかもしれない。

今日はまた6時間ぐらいバイトをして、
それでポスターが一枚できた。
まだもう一枚作らなければならない。

そういえば、今の状況は高校2年の頃に似てるかもしれない。
そのころは学問というものに、絶望というか大いに挫折してて、
たしかクラスで下から7番目ぐらいの成績だった気がする。
ともかく、学校の勉強について行けてなくて、
等比級数が計算できなかったし、
n次関数以外の関数(三角関数だとか指数関数だとか)を微分も積分も
できなくて、数学のT先生に呆れられた懐かしき記憶。
ルート2が無理数であることの証明(背理法使うやつ)に納得できなかったり。

そんなで、卵がさきか鶏がさきかはわかんないけれど、
ともかく学問というものに対してふかーく絶望をしていて、
メディアに出ているいわゆるインテリな人たちは
すべて詐欺師だと思っていた。

まあそんなで、一方で絵描きの恋人ができたり、
illustratorの扱い方を覚えて、
夏休みを全部費やして学園祭のパンフレットを作ったりして、
それとかブランキーのCDのジャケットがかっこよくて、
グラフィックデザインとかやってみたいなとか、思ってた。
そんで進藤三雄やPV作っている丹修一にひどくあこがれていたりして、
美大に行こうかとか考えている時期だった。
(絵を描かずに受験できる美大の学科を探してみたり)
長い休みの間はMTVばっか見てたのもあの頃かもしれない。

まあでも、それもつかの間か。

応用哲学会:茂木健一郎

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先日の応用哲学会で茂木さんが発表したときの動画です。
途中から撮影をはじめたので頭のほう切れてます。
YouTubeだと10分以上の動画は置けないので、二つに分割してあります。

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応用哲学会

応用哲学会
第一回年次研究大会

2009年4月26日(日)
京都大学文学研究科校舎 第三講義室
公開シンポジウム 「これが応用哲学だ!」

パネリスト  伊勢田哲治(京都大学)
       茂木健一郎(ソニーコンピュータサイエンス研究所)
       森岡正博(大阪府立大学)
司会     戸田山和久(名古屋大学)

このシンポジウムの模様は公式に応用哲学会のホームページで
公開する予定だと司会の戸田山さんがおっしゃっていたので、
そのうち茂木さん以外のすべての発表者と質疑応答の時間の動画が
見られるようになると思います。

何も照らさず、誰にも見られず

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京都は結局日帰りを決行した。

応用哲学に関して全然知らなかったので
今回のワークショップは勉強になった。

怒りと絶望を紙一重のところで転化させて、
哲学に対する期待を語る茂木さんの講演は
聞き応えのあるものだった。

打ち上げの席でどっぷりと塩谷さんと話し込んで、
気付いたら新幹線の終電が出る30分前で、
必死になってタクシーに飛び乗って帰った。

今日は本郷で用事があり、
いまはそれが終わって上野にいる。

何か食べたい気がして、
ふらりとあるお店に入って席に座ったが、
店員さんが注文はおろか水さえももって来てくれないので、
いろいろとめんどくさくなって
おもむろに立ち上がってお店を出てしまった。

その後でハードロックカフェに入った。
店の前で中を見ていたら店員さんと目が合ってしまったから。

ハードロックカフェで酒もタバコもやらないのは
何か間違っている気がすると思いつつ、
禁煙席でコーヒーを飲む。

メニューを開いたけれど、食べたいものがなかった。
何か食べたい気がしていたはずなのに、
具体的に食べたいものはないのであった。

こういうことは疲れていると時々ある。
そういえば体がだるい。
こう言うときはチーズバーガーは豚のえさで
コーヒーは泥水みたいにしか感じないものである。

先週からバイトが忙しくて、
それでちょっと消耗しているところがあったからかも。
プログラマーなのに、なぜかポスターのデザインをしている。
illustratorでチコチコとやっていると、昔を思い出す。
デザインは広大な創造性の場で、やはり面白い。

向かいの壁と後ろの壁の両方に鏡があって、
無限に自分の顔が鏡の中にフラクタルに連なっている。

鏡でできた箱にフォトンを閉じこめたら、
そのフォトンは局在しているのか遍在しているのか。
何も照らさず、誰にも見られることのない光。

ここのところ世間との関わり方が気になっている。
まともに付き合うには値しない。
でもいずれ絡め取られてしまって、不甲斐ない。
ハードロックカフェがハードでもロックでもないのと似て。

きょーきょーといこーかどしよーか

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雨が降っている。

そうだ、京都行こう!

というわけではないけれど、
今日の夜に京都に行こうと思っている。

それとも明日の朝でることにしようか。

迷い中。

http://wwwsoc.nii.ac.jp/jacap/index.html

当然、学割証は取得済み。

膨大な空白

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ブザキの輪講が終了し、
なんだか妙にすっきりした気分でいる。

水曜日に輪講が終わったあとは、3人で青葉台に打ち上げにくりだした。
M1のころ、石川と二人で一度だけ行った場末感が漂う居酒屋で、
じゃんじゃん酒と肴を注文した。

その店で誰よりも長く飲んだり食ったりをした後に、
ラーメン行くぞ!とラーメン屋へはしごした。
三人とも腹がパンパンだよといいつつきちんと1人1殺ならぬ
1人1杯を平らげた。
適当に入ったラーメン屋だったけど、おいしかった。

その日はビールしか飲んでないのに、酩酊激しかった。

原書をまるごと一冊読むという行為と、
それを為し終えた後の”精進落とし”。
よい通過儀礼であった。

毎週ブザキに費やしていた時間が空くのだから、
膨大な空白が広がっている。

野良ヤギ

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渋谷の雑踏で知り合いに出くわすみたいな距離感で、
奈良には鹿がいっぱいいる。

波照間島には、谷中銀座で野良ねこを見かけるぐらいの頻度と距離感で
ヤギがいっぱいいる。

自転車で島を走っていてふっと左の茂みをみると、
にょきっとヤギの頭がのぞいていてビビったりする。

下の動画は島を一周していたときに遭遇したヤギの一家。
進んでいた道の傍らにヤギの一家がいて、
近づくと「メー」と鳴き、こちらを凝視してくる。
無理矢理進めばたぶん怖がって逃げちゃうだろうなー。
もしかしたら、パニックになって襲ってくるかも?
というわけで、その道を直進するのは諦めて、
別の道を迂回した。

野良ヤギといっても、実際にはたぶん野良ではないのだと思う。
複数のヤギがいる場合、そのうちの一匹は首に縄を繋がれていたりする。

飼われているヤギもいる。
以下は青空食堂で飼われているヤギくん(さん?)。

CIMG4325.JPG

果てのうるま

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おととい、波照間から帰ってきました。

CIMG4229.JPG

波照間島のマンホール。

* * *

昨日はゼミで、茂木さんと田谷さんが論文紹介。
一方はEEGの論文だったのだけど、
ブザキを読んでいるせいかすんなり読めた。

そのブザキが読み終わった。
最後は意識に関する話で終わる。
その数ページのためにこの本はあった。

その数ページを説得力のあるものにするために、
それよりまえの三百数十ページがあった。

今日はこれからブザキ輪講の最終回である。

那覇乗り継ぎ

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いま那覇です。
よく晴れています。

IMG_0298.JPG

飛行機を乗り継いで、石垣島に行きます。
そうして目指す先は、
日本の人が住んでる場所最南端、波照間島。

昨日、ひさしぶりにブランキーを聞いて、
それで思った。
自分にとって大切なものはきちんと大切にして、
そうしてそういうものを恃みにして生きていけばいいんだ。

照ちゃんの笑顔が素敵すぎる。

浮かれてもいいよ

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二日連続ですずかけ。
ブザキゼミ2回。
Cycle 12をオレの担当で終了した。

今回の章はオシレータのカップリングの話で、
如何に海馬と新皮質の間で異なる周波数のカップリングが
起こっているかということを力説していた。

ブザキを読んでいると「海馬すげぇ」ってなる。
もう海馬の研究するしかないでしょう!みたいな。

最後の方にワーキングメモリとθ波にのっかったγ波の関係の
話がちょろっとのってて、
うそだろ!?っていう感じで面白かった。

残すはCycle 13、最後の章のみ!

* * *

今日のできごと。

お風呂に入っていたら、かちゃっと扉が開いた。
嫁がにやけたツラで立っていた。

「あん?」(オレ)
「・・・楽しみだね」(嫁)

「・・・沖縄が?」
「うん、楽しみだね、ふふふ・・・」

それだけ言うとパタンと扉が閉まった。
嫁は歯磨きをしに洗面台まで来たようだった。

実は土曜日からふたりで沖縄に旅行に行く。
嫁にとっては初めての沖縄。
沖縄に行けるのが余程楽しみらしい。

Serial experiments lain

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YouTubeで「Serial experiments lain」を発見し、
13話あるうちの10話までを一気に見てしまった。

この作品の主題歌のDuvetがすきでよく聞いていたのだけど、
作品自体はオープニング映像以外みたことがなかった。

こういうのがネットで見られる時代なのだ。
公式にYouTubeで配信されるアニメもでてきたし。
(ハルヒの第二期はテレビと同時にYouTubeでも配信される。)

で、レインの感想なのだけど、
唯心論をガチで扱った作品になっている、と思った。
といっても哲学的な問いを何度も繰り返して、
これといって答えがでているわけではないのだけど、
どんな作品だってそうするのが関の山なわけだし。

映像作品としては極めて秀逸で、
いまからみても斬新な表現が多かった。

作中の描写には90年代の雰囲気が色濃くでている。
90年代ってなんだったのか、と考えてしまった。
オレが生まれたのが82年で、
80年代の記憶やその時代の感触はとても儚くしかもっていない。

90年代に入ったあたりが、ものごころが付くか付かないかぐらいで、
その時代の感触・雰囲気はそれなりに残っている。
昭和の時代の家族像が崩壊し、
サイコでカルトなものが流布した時代だったように思う。
あとはバブル崩壊もその頃の雰囲気に決定的に影響していた。

この作品でそのような雰囲気を再確認した。
というか、その時代に見ていたら気付かなかっただろうけど、
この作品は無意識のうちにその様子を浮き彫りにしていて、
それをみて、90年代の雰囲気を自覚的に認識できた。

あと4話残っているのだけど、どのような結末になるのか気になる。
90年代に描くことのできる未来とは、どんなだったのか?

冷たさが心地よさに変わるころ

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クライシス二発。
ま、いいだけどさ。
オレはオレなのであるよ。

* * *

めっきり春。ハル。はる。

もうお米を研ぐときにその水の冷たさに、
思わず「くぅ〜」と唸ったりしない。

そこにちょろっとお湯を足して冷たさを中和
なんて邪道なこともしない。

これからは、手を水につけたときの冷たさが心地よい季節になる。

季節の変遷を果物で感じたりする。

引っ越してきたのは10月で、
その頃は梨をシャクシャク食べていて、
それからリンゴが出てきて
そして柑橘系の果物になった。

今年はいろんな種類の柑橘類を食べた。

みかん、いよかん、ぽんかん、たんかん、でこぽん。
たんかんというのは今年はじめて食べたのだけど、
鹿児島で採れるものらしい。
バイト先でもらった。

蜜柑の次はいちご。
八百屋さんでカゴに山盛りの"朝摘みいちご"を売ってて、
"朝摘み"というフレーズに惹かれて即買い。
それを三度か四度か繰り返した。

小粒で、甘かったり甘くなかったりするいちごだった。
それもまたよし。

もったいないから細く長く食べたいのに、
いちごは傷むのが早いジレンマ。

いちごの次は何だろうと楽しみな今日この頃。

なんとなく、クライシス

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iPhoneを手に入れてから、
極端にMacを開く時間が減った。
iPhoneで手軽さに比べると、Macを開くという動作が、
どうしても相対的に面倒なものになってしまう。

その結果、日記の更新頻度も落ち気味であり。

もうひとつの理由として、
ただいま絶賛アイデンティティー・クライシス中だったりするので、
aphasicな状態であったりもする。

自分に施したメッキがぼろぼろと剥がれていく。
というか剥がされていく。
自分で施したものだから、
それが剥がれたり、その裏側の地金が見えてしまうこと自体は、
別にどうということはないのだけど、
剥がされていってしまうことに対して抗う術もなくいることに、
無力感が募ってしまう。

もちろん、メッキなんかこさえなくたって、
地金を立派なものに鍛えることは重要なのだけれども、
メッキを剥がそうとするやつがいたら即座に指を切り落とすぐらいの
強さも必要だと思う。

スモールワールドネットワーク入門

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スモールワールドネットワーク(SWN)のことについて調べようと思い、
グラフ理論を題する本を物色してみた。

グラフ理論の教科書は数が少なかった。
ある人に聞いた話だと、
「一時期流行ったけれど最近はめっきり下火になった」
とのことだったから、そういうことなのかもしれない。

それでその数少ないグラフ理論の教科書のなかで、
SWNが載っているものは皆無だった。
そもそもワッツとストロガッツのスモールワールドに関する論文が
でたのが1998年。

グラフ理論の教科書のうちで
出版年がそれより後というのはみあたらなかったから、
それは当然といえば当然か。

スモールワールドの話が出る前は、
グラフ理論という分野は四色問題が(一応の)解決をみて、
その進展が止まってしまったのかもしれないなと思った。

グラフ理論の教科書にはエルデシュの
ランダムネットワークの話もでてこない。
おそらくそれまでのグラフ理論となじまなかったからだろう。

で、「グラフ理論」「図学」などのキーワードで本を探すのやめて、
それまで見ていた棚のあたりにある本をつらつらと眺めていたら
「スモールワールド」というそのものずばりなタイトルの本があった。
灯台もと暗し。

しかしてそれは、当のワッツが書いたものだった。

一般向けに噛み砕いた本ではなく、
数学的な論考がきちんと書いてあって、
SWNに関して日本語で読めて、数学的に厳密なことが書いてあり、
ある程度まとまっている読み物は、
これをおいて他にないように思われる。

ワッツ
スモールワールド

最近、バラバシが一般向けに書いた、スモールワールドやスケールフリー
に関した本を読み終えた。
これがとてもよい本だった。訳もよし。

スモールワールドネットワーク、スケールフリー性、など、
そのあたりの話題についてクリアに、具体的に書いてあり、
この分野のざっくりとした俯瞰図と急速な発展の様を
見事に描き出している。
スモールワールドについて知りたい人はまずはこれを読むのがお奨めです。

バラバシ
新ネットワーク思考


ちなみに、ワッツの指導教官ストロガッツはSYNCという本を書いている。

ストロガッツ
SYNC

この本はまだ一部を読んだだけだけど、これも面白い。
同期現象についていろいろ面白いことが書いてある。
この”同期”に関しては今読んでいるブザキのRhythms of the brainにも関わる話で、
このあたりを一般向けレベルでもいいから読んでおけば、
もっとブザキの本もスイスイと読み進められたのにと思う。
(たぶん)

hidden figure(正確にはmoony face)を知覚できたときに
脳全体でガンマ周波数帯の位相同期が起こる話も書いてあったり。

大盛り卵かけご飯

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買いたい物があったので、横浜まで遠出した。
なのに、買いたかった物がふたつとも買えなかったってどういうことなんだ。

片方は定休日、片方はすでに商品の取り扱いをしていなかった。
うーん無駄脚だった。

ランチで食べた刺身定食がリーズナブルだったのが救いか。
その定食屋”なか一”ではテーブルの上の小さなカゴに卵が盛ってあって、
追加注文など無しに、自由にその卵を食べていい。
定食のご飯がどんぶりにこんもりだったので、
卵をふたつも失敬して、卵かけご飯にしていただいてしまった。

* * *

茂木さんの「欲望する脳」を読了。


これは倫理の問題を論じた本なのであった。

茂木さんは「プロセス・アイ」でも倫理を重大な問題として扱っていて、
ある主要な登場人物は倫理学で博士号を取得したという設定が
なされている。

ただ自分にとってはやはり”倫理”というのはアクチュアルな問題には
なりにくい。
それでも、「欲望とどう向き合うか」という問いに転換すると、
不意にそれが切実な問題として立ち現れてくるように思われる。

「七十而従心所欲不踰矩」

この言葉からは確かに、不思議な魔力を感じる。
ようになった。

孔子を読んでみようと思った。

オオオかやま

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大岡山へ。

どうでもいいけど、「おおおかやま」って「お」が三つ。

本館の前の桜が満開だった。

いっぱいの人が花見をしていた。
そのウチ半分ぐらいが子供とその保護者(主に母親)だった。
いいね、オープンなキャンパスで。

あんな風に、
心穏やかに桜を眺められるときが次に来るのは
いつだろうか。


dizzy

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めまぐるしい一週間だった。

本郷、上野、早稲田、越谷

飲み会が3回

告白あり、涙あり。

春だねえ!
新年度だねえ!

僕らはもう、以前の僕らじゃないぞ!

iD

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ホリエモンの今日の記事に激しく同意。

またローソンのレジで。 - 六本木で働いていた元社長のアメブロ

電子マネーを使おうとしたら、後払いのiDと、プリペイドのedyを間違えられた。「アイディー」って言っているんだけど、「エディ」に聞こえるんだろうね。

そうそう、ドコモのオサイフケータイ「iD」と「Edy」って
「アイディー」「エディー」だからぼそっと言うと聞き間違え発生率が高い。

iDを使い始めた当初はこういうものを使うとき独特の気恥ずかしさがあって、
遠慮がちに「あ、アイディーで」って言ってたので、
Edyと間違えられることが何度かあった。

最近は慣れてきて、堂々とでかい声で「アイディーでっ!」と言うし、
読み取り機がなかなか読み取り成功の「タントン♪」という音を発しなくても、
あたふたしたりしなくなった。

そうそう、この間実験してみてわかったのは、
携帯電話の電源を切っておいてもiDは使えるということ。
サイフにお金がない!携帯電話も電池切れてる!って時でも、
iDを使って何かしらのお買い物はできるというわけである。

ファミリーマートなんかだと購入時にTUTAYAのTカードを呈示すると、
金額に応じてTポイントが加算される。
さらに、その支払いをiDで行うと、
iDの支払いはクレジットカードなので、
やはりクレジットカードのポイントも利用額に応じて付く。
なのでTポイントもクレジットカードのポイントも両方もらえるので、
とても経済的なのだけど、それは"アリ"なのだろうか。
(といってもTカード出すのが面倒だから大概出さないけど)

iDとオートチャージ機能付きのPASMOとクレジットカードがあれば、
10回に2回ぐらいの割合ぐらいでしか、
現金を使う必要がなくって、
いちいち現金を補充しなくていいのでラクだ。

* * *

ここのところ、ダウナーな気分が続いている。
周りの人にはすごい人が多くて、
どうしてもその人たちと自分を引き比べて見てしまう。

それでもそういう気分に溺れることはなくなっていて、
そのような気分を”飼う”ような感じで扱えるようになっている。

もがいている自分の姿なんて見えるものではなく、
見えるのは、がむしゃらに走り抜けた跡に残る、
足跡や砂煙だけなのだから、
もっともっと手足をばたばたさせてやろうと思う。

* * *

明日はお花見です。
みなさま、上野で会いましょう。

Scotch-tape and X-ray

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歯医者さんから葉書が来て、年に一度は検診をということで、
家から目と鼻の先にある歯医者さんに行った。
生えかけの親知らずが気がかりだったのだ。

また前回と同じくおじいさんの先生が診てくれた。
検診ついでに歯を簡単に洗浄してもらって、
一年ぶりにレントゲンを撮った。

前回見た時とは違ったレントゲン装置になっていて、
新しくてやたらに小さい。

一昔前にレントゲンといえば、
レントゲン室に入って、ばたんと扉を閉じられて、
「はいでは呼吸を止めて」と室外からマイクで言われて、
「バシャ!」「はいけっこーでーす」と
なっていたわけだが、
いまは治療イスに座ったままで、
装置が頭の周りをぐるっと一周する。

おそらく一定の速度で回転しながら撮影したデータを
コンピュータで再構築するのだろう。
得られた写真は精細で、すみずみまで歯が映っている。

前回もやったので、そのX線撮影の技術革新自体には驚かないのだが、
今回はなにか前と違った音がした。
前は撮影している間、静かだったと思う。
だけど今回は、装置が
「べり、りり、り、りり、べり、べり、り、り・・・」
という音を立てながら頭の周囲を回る。

それほど大きい音ではなくて、
気にしなければ気にならないのだが、
その装置から出てくる音としてはあまり似つかわしくないので、
やはり気になる。
何か、ガムテープを剥がしているような、そんな感じの音。

レントゲン写真をみると、一年前とは歯の向きが大きく変わっていた。
前は歯茎の下で、歯がほぼ横向きに生えていた。
下の左右の親知らず両方とも。
ところが、今回の撮影図をみると、横向きだった歯が、
なり上向きに変わっていた。
前は仰角10度程度だったのが、75度ぐらいまで変わっていた。
生えかけ、とはいっても歯茎の下にはほぼ完全な形の歯があって、
もうそこからは変化しないような感じだったから、
いい方向に変わっていてうれしかった。

歯医者さんも
「かなり上向きになってきているね。
 炎症などないし、いまのところ問題がないなら、
 もうすこし様子を見てみるのがよろしかろう」
と言ってくれた。

それでほっとしたところで、
さっきのX線撮影装置のことを質問してみた。

「さっきのX線の機械ですけど、あれ、ずいぶん新しいですね?」

「ああ、あれね、最近、入れたんだ。業者がうるさくってね。」

「あはは、セールスマンが?」

「そう。まあ、ずっと付き合いのあるところだったから、断り切れなくてね。
 まあ今までのと比べものにならないぐらい安かったけれど。」

「そうなんですか。なんか、ベリ、ベリっていう音がしてましたけど・・・」

「ああ、あれはテープが剥がれている音でね。」

「え、テープ?テープって、まさかガムテープとかそういう・・・?」

「いやあ、わしも詳しくないんじゃが、
 そうすることでエックス線が発生させてるんだと。
 いままでは高電圧をかけて電子線を発生させて、
 それを金属にぶつけてエックス線を作っていたから
 装置は高価にならざるを得なかったが、
 テープを剥がせば作れるってんだから、
 簡単なもんさな。
 装置の値段の桁が一個違ったよ。ハッハッハ」

「えー?ほんとですかあ?テープでエックス線って。」

「業者のやつがそういってたんだ。
 それにほら、これが交換用のカートリッジだよ。」

といって、ぶっといセロハンテープみたいなものを見せてくれた。
サランラップの半分ぐらいの幅があって、
剥がすところに頑丈そうな金属の筒が付いている。
おそらくそれを持ち上げて剥がすのだろう。

「これを装置にとりつけるんだ」

そう言っていた。

セロハンテープでレントゲンて、なんだそれって思ったが、
帰ってきて調べてみて驚いた。
本当にそうみたいだった。

セロハンテープを勢いよく剥がすとX線が発生する、米研究者がネイチャーに論文発表 - Technobahn

セロハンテープ(Scotch tape)を剥がす際に生じる「摩擦ルミネセンス」効果は医療用のX線機器として利用するのに十分な電磁波を作り出す能力があることが22日、米カルフォルニア大学の研究者が科学雑誌「ネイチャー」に発表した論文により明らかとなった。

Wikipediaにも書いてあるし。
X線 - WIkipedia

トリボルミネッセンス - セロハンテープのロールを一定の速さではがすことによるもの。トリボ(摩擦)ルミネッセンスの一種であるが、X線の発生については2008年現在の摩擦学の理論では十分な説明ができないという[1]。1950年代には旧ソ連の科学者たちが、セロハンテープロールをある速さではがすとエネルギースペクトルのX線の領域でパルスが発生することを突き止めていた。2008年にUCLA(米カリフォルニア大学ロサンゼルス校)のチームが、真空中でセロハンテープを秒速3センチメートルの速さで剥がすことでX線撮影が可能な強度のX線が発生したことを観測し、ネイチャー誌に発表した[1][2]。

この現象を最初に発見したのが旧ソ連の研究者、というあたりが、
個人的には何故かツボで、笑ってしまった。

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