フェムトセカンド #七味とーがラジオ / @melonsode

The Destination is unknown. The Journey is the Reward.
Author: 野澤真一 / NOZAWA Shinichi , version 2.0220330 / Podcast: 七味とーがラジオ / twitter: @melonsode

2009年6月アーカイブ

茂木健一郎 駒場講義 2009 2コマ目

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です。

http://www.youtube.com/view_play_list?p=DC65CAF1C8138F09

9個の動画が連続して再生されます。

1コマ目の10個目の動画に不具合があって再生されないみたいなので、
近日中に修正します。

ステキプランはコンプリート

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今月が締め切りの作業が終わらない。

* * *

今日は、留学で海外に行ってしまう友達に会うために、
しばらくぶりの友人達と再会。

オレは夕方には家に帰りたかったので、
昼に集まってもらった。
12時半に赤門前に集合して、
タクシーで淡路町に向かった。

昼からお酒が飲めるところ、というと
そば屋以外に選択の余地がないように思われ、
連雀町のまつやにみんなを連れて行った。

:: 昼からこんな酒飲んでいいのかしらという背徳感をかすかに感じつつ
:: Uさんは後ろ髪をひかれながらも授業に行くために途中で抜ける
:: 男三人でむさ苦しく飲む
:: やっぱ授業はさぼることにしたわ、とUさん帰ってくる
:: やんややんや

photo1.jpg

まつやの後は竹むらで口直し。
オレは、揚げまんじゅう。

さらにその後、「せーいろーいちまいー」という短歌を読み上げるような
声を聞いてみたいということで、藪に入った。

そんなわけで、「13時から17時までだらだら飲む」という
ステキプランはコンプリート。

* * *

ひたすら惑う日々。

家事三昧

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今日は家事三昧の一日であった。

朝起きて洗濯機を3回まわした。
うちの洗濯機はへぼなので、洗濯物を入れすぎると
延々とすすぎをし続けて一向に脱水してくれなくて、
なかなか洗濯が終わらないので、小分けして入れる。

洗濯機がまわっている間に掃除機掛けをした。
通常は週末の休日にまとめてやるのだけど、
今日は何故かそういう気分だった。

で、夜に帰ってきてからは料理。
今日は嫁が遅くなるので食事は1人分。
最初、豚の生姜焼きを作ろうとしていて、
白米がなかったので帰ってきて大急ぎで米を研いで
炊飯のスイッチを入れたのだけど、
冷蔵庫をガサゴソやっていたら生タイプのラーメンがでてきて、
賞味期限が迫る!だったので、
豚の生姜焼きラーメンに変更した。
2合炊いたご飯はすべて冷凍庫へ。

ラーメンは味噌ラーメンで、
豚の生姜焼きは醤油味だから、
図らずも味噌しょうゆラーメンとなった。
食べるひとが自分以外だったら恥ずかしくて出せない一品だったけど、
それはそれでうまかった、気がする。

食べ終わって、食器洗い。
ついでにシンクもきれいにする。
ドイツ製(らしい)スポンジでシンクを磨く。
煩悩だって消えるさ。

bonnousponge.JPG
(聖☆おにいさん 3巻より)

明日は燃えるゴミの日なので、
燃えるゴミをまとめる。

干してあった洗濯物を取り込む。
たためればよかったんだけど、
他にやることもあったので取り込んだだけ。
帰ってきた嫁がたたんでくれた。

料理にしろ掃除にしろ洗濯にしろ、
プロトコルが確立してきたので、
楽になってきたのだと思う。

茂木健一郎 駒場講義 2009 1コマ目

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昨日の駒場での茂木さんの講義の1コマ目。
クオリアに関する議論のレビューとマッハの原理、自由意志に関する議論。

講義時間はおよそ90分。10個の動画からなる。
以下のYouTubeでは10個の動画が連続して再生されます。

池上高志さんのオムニバス講義「システム科学 特別講義II」の中のひとつ。

「自由な感覚」のクオリア

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自由意志関連のイベントがあったそうで、
行ってみたかったなあと思う。

以下がイベントのWebページ。
Yours to Decide  Fate, Free Will, Neither or Both? | World Science Festival

ハガードが参加している。

このイベントのことは、この記事で知った。
The Swingy Brain: 自由意志を自由に感じる

この記事の中で、次のように書かれている。

コンセンサスとして、自由意志があるかないかという議論よりは、自由意志という感覚・フィーリングがあるのは良いとして、その先をどう生物学的な視点から考えていくか、という方向性はしっかり伝わってきて、良いブレーンストーミングになった。

やっぱり「自由である」という感覚の方に重点を置く方向に
向かっていっているというのがわかってよかった。

意識が存在することの生物学的・機能的な意義と、
「自由である」という感覚の生物学的・機能的な意義は
どのような関係にあるだろうか?

意識の問題と自由意志の問題は同型だと思っていたけれども、
「自由な感覚」をクオリアの一つだと考えると、
そうでもないような気がしてくる。

意識という平面上にある種のクオリアとして「自由な感覚」が乗っていると
自分は考えているけれど、
クオリアを感じる場としての意識の存在意義と、
無数にあるクオリアのうち「自由な感覚」のクオリアの存在意義は、
そう考えると異なるように思う。

オンバーク、あるいはマッハ!!!!!!!!

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香港に行っていて聞けなかったシネマハスラーを聞いた。

チョコレートファイター
宇多丸氏大絶賛で断然みたくなる。
同じ監督の前の作品の「マッハ!!!!!!!!」が最高に面白かったので、
このチョコレートファイターも期待大。

ところが、上映館を調べると、
東京では2つしかやっていなくて、
そのどちらも上映時間は9時代の1回のみ。

ひどい、何この扱い。
すぐにでも見に行きたい勢いだったので、
視聴欲をもてあまし、
仕方なく「マッハ!!!!!!!!」を見直して我慢することに。

TSUTAYAでレンタル。
前に見たのは学部3年生のころか。

相変わらずinsular cortexが激しく活動する映像であった。
(痛そーな描写満載)
ストリートファイターを地でいってる。

同時に、人間の身体の可能性にはっとさせられる。
トニー・ジャーの鍛えられた身体という条件付きだけれど、
人の体はあれぐらいタフで、
重力からも自由でいられる。

あんな風に舞うように体が動けば、
人生のどんな災厄も華麗にすり抜けられそうな気がする。
そんなメタファーを想起する。
それでもすり抜けられなければ、
地割れを起こしそうな蹴りを叩きつけてねじ伏せて。

* * *

そういえば、しばらく前に「グラン・トリノ」も見たんだけど、
あれも素晴らしい映画だった。

邂逅と再生と成長と死の映画。

素晴らしすぎて、どんな批評も蛇足だと思った。

世界の早さについていけない

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まわりでtwitterやtumblrを使い始める人が増えてきている。
少し前までは、twitterは一部のギークな人たちのものだと思っていたし、
tumblrはそんなことを思う間もなく爆発的な普及っぷりが目覚ましい。

自分でもtwitterを使い始めたけど、
確かにこれは便利で、iPhone経由で主に使っている。
ブログを書く時間が確保できないとか、
ゼミのときのメモ代わりとか、
何かつぶやきたいときとかに、
twitterの入力、即投稿のスピーディさはとてもありがたい。
”つぶやき”がPC上で簡単に閲覧し、扱えるテキストデータになるのは
画期的で、それにかかる労力はつぶやく労力よりすこし大きいぐらい。

つい最近このブログの管理システム Movable Typeを
4.1から4.25にバージョンアップして、
それによってtwitterやflickrの情報を自動的・定期的に更新できるような
機能が追加された。

香港に行く少し前あたりから、
タイトルの下、一番新しいブログ記事の上に表示されるようになった
グレーの部分がそれで、
今現在の設定では、twitterの情報1日分と、
最近一週間にflickrに追加された写真へのリンクが表示されるようになっている。

そうやって新しいサービスに触れる一方で、
このブログだとか、Googleリーダだとかに触れる頻度は減りつつある。
いまはブログを書く際のポリシーが変わりつつあって、
以前なら書けたことが今は書けなくなってしまう場合が多い。

Googleリーダは大量のブログを手軽に読めるのが良かったけれど、
でも、ブログというのはニュートラルな情報ではあり得なくて、
誰かの肉声であり、完全なものでも正しいものでも、
無条件にすきになれるものでもない。
それは毒にも薬にもソフトドリンクにもアルコールにもなる代物で、
ほとんどの記事は読まない方が精神衛生上よろしいということに
気付きつつある。

読むことでエネルギーを奪われたり、失ったりすることなく、
こちらが元気になったり行動を惹起されたりするようなブログは
本当にわずかしかない。
それに気付くことを通して、ポリシーは変わっていった。

tumblrはブログ記事をパブリッシュする時のインターフェースに
革命を与えたらしいが、
最近はMacを開いてキーボードをパチパチ打つという方法で、
記事を書くという方法そのものから遠ざかりつつある。
iPhoneを使ってtweetしたり、
写真を撮ってflickrに上げて自動的にブログに反映されたりする
方法に慣れてしまうと、
PCでキーボードを叩くというのは冗漫に思えてきてしまう。
まあでも、tumblrもうまい使い方を思いついたら
そのうち使うかもしれない。

最近注目しているのはGoogle WAVEで、
これは「五反田SNS」で実現しようとしていたことに
すごく近いのではないかと思う。
これは、Eメールの機能を包括し、
Eメールにとって代わる可能性を秘めていそうで期待している。

新しいサービスがまだまだ出てくる。
まだまだWebの世界は進化の途上で、
いつか一太刀浴びせてみたいと思う。
いまはついていくのにあっぷあっぷしてるけれど。

いくつもの壁にぶつかりながら

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僕の友人の青木くんはNPO法人「かものはしプロジェクト」をやっていて、
その'かものはし'の共同代表の村田 早耶香さんの本が出たみたいです。

いくつもの壁にぶつかりながら
村田 早耶香

ということを小飼さんのブログの書評記事で知る。

そこにこう書いてあって、

PHPエディターズ・グループ田畑様より献本御礼。

世界は狭いなあと感じた。

何はともあれ読んでみたい!と思って注文しました。

うかつ、6月

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香港は湿度が400%ぐらいで、
それに比べれば日本のこのジメジメも負けるけれど、
それでもやはり侮れない。

うちの実家からもらってきて、
ビニール袋に入れたままのたけのこが、
一週間ぐらい室温で放置されていた。
そろそろこれをなんとかしないと、と袋を開けたら、
おぞましい光景を目にしてしまった。

どす黒い黒カビと、綿みたいな白いカビがびっしりで、
さらに小さくて白くてうねうね動く何かが・・・。
うじが!うじが湧いてます!

この時期にこんな生ものをこんな室温で1週間以上も放置したら
どうなるかわかりきっているじゃないか!
嗚呼、馬鹿馬鹿馬鹿・・・・。
痛恨の一撃であった。

うじくん達には申し訳ないが、
厳重にビニール袋とガムテープで密閉させていただいた。
燃えるゴミの金曜日が待ち遠しい。

香港&TSC

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香港旅行の写真です。例によって30days album。

:::アルバムのタイトル:香港&TSC
:::アルバムのURL:http://30d.jp/melonsode/8
:::合い言葉:ただいま
:::アルバムの公開終了日:2009 / 07 / 15

どんな旅だったかは、写真から想像してください。

外国に行く度に、村上龍がどこかのエッセイで
「コミュニケーションは自明ではない」と言っていたのを思い出す。

日本にいると、意図が伝わらないという事態に遭遇することがまずないし、
一言も喋らずとも意思疎通ができてしまうことも少なくなくて、
他者に意図が伝わるのは奇跡みたいなことだということを忘れてしまう。

正直、オレの英語はヒジョーにお粗末なのだが、
だからこそ、お店や街中やホテルのフロントでやりとりするのが、
楽しくて仕方がなかった。

コミュニケーションは、極上のギャンブルなり。

基本的にうまく伝わらないのだけど、
これでもかこれでもか、とゴリゴリとこちらの意図をねじ込むように
むちゃくちゃな英語をなすりつけて、
相手がそれの10%ぐらいを理解して目的を達したときに、
ものすごく嬉しくなる。

何もかも完全に思い通りになるゲームはつまらないし、
何をやっても結果には影響しないゲームもつまらない。
自分でなんとかできる部分はありつつ、
どうにもならない部分もあってはじめて
ぞくぞくする快感が生まれる。

いわゆるひとつのcontingency。

他者の存在によってはじめて物理的制約のない青天井の報酬源がうまれ、
ヒトの社会性の源たる認知能力は爆発的に発達した。
んだろうな。

もっと英語を喋っていたかった。
言葉の不自由さの海で、もがいていたかった。

David Chalmers, The Extended Mind Revisited, at Hong Kong, 2009

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今度はチャーマーズの動画です。
今回初めてチャーマーズを見たのだけど、かっこいいのである。
iPhoneだいすき。

5動画が連続して再生されます。約40分。

複数の動画を連続して再生するのは「再生リスト」を設定することでできます。
>F井さん

Ken Mogi, The Contingent Brain, 2009, Hong Kong

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我ながら呆れるほどの早さ。

茂木健一郎 クオリア日記: Hong Kong

arrived at Hong Kong

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I arraived at Hong Kong.

A free internet access is not available in the hotel, so I paid and am using the iternet by PC owned by the hotel.

Good night...

8/9

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なんかいろいろと、順序があべこべ。

いいのだろうか、と思いはするけど、
悩んで立ち止まっても事態は一ミリだって良くなりはしないので、
新たに計画を練り直して、
優先順位を決めてそれを片っ端からクリアしていくしかないのである。

10年後に、「これでよかった」と笑えばいい。

* * *

引っ越してから8ヶ月(!)ぐらい経つけど、
まだ段ボールに詰まってるのとかあって、
中途半端な収納事情がつづいていた。

理由は収納スペースがないからで、つまりは棚が不足していた。
で、一念発起して、土日に実家から棚を運んできた。
実家のかつてのオレの部屋で眠っていた棚ふたつ。

地べたに置かれていたものなどが、
一挙に棚に収まって、
ぐっと生活の水準があがった気がする。
弥生時代から平安時代ぐらいにはアップしたね。

* * *

そんでまあ、それ以外にもいろいろバタバタしているんだけど、
あさって香港に行くことにしました。

久しぶりの国際学会。
Toward Science of Consiousness in Asia consciousness Festival(11-14 June, 2009)

ベルリンのASSCはアブストを落とされて行けなくて、
その後のこのTSOCはChalmersやLauがトークするし、
さらに茂木さんもトークするし、
それに香港は近いので、行きたいなと思っていた。
発表しないので旅費の補助が出ないから、
金銭的にキビシくて躊躇していた。

でも、こないだあさりで飲んでいた時に、佐々木さんに、
「おい、行こうぜ!うまいもの食おうぜ!」と言われて、
結局行く気になってしまった。

* * *

香港から帰ったら、
やっと髪を切ろうと思います。


EMILYのキラキラピカピカ英会話その2

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この人はいったいなんなんだ!(笑)

YouTubeで偶然発見。

笑えるんだけど、どこか痛々しいこのものの憐れ感の正体はいったい何なんだろう。

「 ill 」というのがほめ言葉になるとは知らなかった。

Hotforwordsといいmagibonといい、YouTubeアイドル増えてきたな〜

Google Charts 習作

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ちなみに裸麦は117%ですが上限が100%のため見えなくなっています。

データは以下より。

農林水産省/日本の食料自給率

* * *

イメージタグの中は以下の通り。

http://chart.apis.google.com/chart?
chs=500x560
&cht=bhs
&chtt=日本の平成19年度品目別食料自給率(単位+%)|http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/zikyu_ritu/012.html+より
&chco=4d89f9
&chg=20
&chbh=8,6,6
&chd=t:94,100,14,8,117,9,0,81,94,77,9,7,5,25,81,41,99,49,56,56,43,52,69,10,100,96,66,53,62,65,71,33,13,2,77,83
&chxt=y,x
&chxl=0:|きのこ類| 動物油脂| 植物油脂|油脂類|砂糖類(沖縄県を含む)|海藻類| 魚介類| うち食用|魚介類|牛乳及び乳製品|鶏卵| 鯨| その他の肉| 鶏肉| 豚肉| 牛肉|肉類(鯨肉を除く)|肉類| りんご| みかん|果実|野菜| その他の豆類| 大豆|豆類|でんぷん| ばれいしょ| かんしょ|いも類|雑穀| 大・裸麦計|裸麦|大麦|小麦| うち主食用|米|,1:|0|100|

がひとつながりになってます。
* * *

解説:


http://chart.apis.google.com/chart
→img href="のあとにこれ書き、そのあとに以下を続ける。
URLのあとに?を挟んで、各項目を&(アンド、アンパッサンド)で繋ぐ。キーとバリューの間は=でつなぐ。


chs=500x560
→グラフのサイズ。小さいとはみ出たりする。(必須)

cht=bhs
→グラフの種類。bhsは棒グラフの意味。(必須)

chtt=日本の平成19年度品目別食料自給率(単位+%)|http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/zikyu_ritu/012.html+より
→グラフのタイトル。「 | 」を入れることで強制改行。また半角スペースは「 + 」

chco=4d89f9
→棒グラフの色。

chg=20
→グリッドの幅指定。

chbh=8,6,6
→棒グラフの幅、間隔、グループ間の間隔。単位はピクセル。


&chd=t:94,100,14,8,117,9,0,81,94,77,9,7,5,25,81,41,99,49,56,56,43,52,69,10,100,96,66,53,62,65,71,33,13,2,77,83
→データ本体。「t:」はテキスト形式の意味。(必須)

chxt=y,x
→グラフのどこに軸の情報をのせるか。y,xの順。

&chxl=0:|きのこ類| 動物油脂| 植物油脂|油脂類|砂糖類(沖縄県を含む)|海藻類| 魚介類| うち食用|魚介類|牛乳及び乳製品|鶏卵| 鯨| その他の肉| 鶏肉| 豚肉| 牛肉|肉類(鯨肉を除く)|肉類| りんご| みかん|果実|野菜| その他の豆類| 大豆|豆類|でんぷん| ばれいしょ| かんしょ|いも類|雑穀| 大・裸麦計|裸麦|大麦|小麦| うち主食用|米|,1:|0|100|
→グラフのラベル。「0:」はchxtできめたy,xの順の0番目の意味。

多読術:松岡正剛

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5月が終わった。6月がはじまる。

5月はイレギュラーな予定が次々に入ったせいで、
ぼんやりする暇のない一ヶ月だった。

やろうと思っていた認知実験が一向にできずに時が過ぎていく・・・。
段ボールが!
手頃な段ボールがないのだよ!

カレンダーを見返すと、
思ったよりも今月はいろいろやったのだなというのがわかって、
少しほっとした。
密度が高いヒビだったのだ。

今日は締め切りがひとつあって、
それが終わってほっとした。
それで久々に"だらしない"読書をした。

"だらしない"読書というのは、
差し迫った課題を達成するために必要な読書だったり、
差し迫った課題から現実逃避するための読書だったりとは違い、
心やスケジュールに余裕があって、
手近にあって、なんとなーく読みたいなーと思った本を
ゴロゴロしながら読み始めて、
他にやるべきことがないわけではないけれど、
なんとなーくしばらく読み続けてしまう読書。

* * *

多読術
松岡正剛

セイゴオさんは、読書を情報を摂取するためのものとして
そっけないものとして考えてなくて、
読書をしているときに立ち上がる、世界に匹敵する内的世界の
主観的体験を大切にしている。
たぶんセイゴオさんにとっての読書とはそういう営為なのであろう。

ここのところ、読書という行為に対するスタンスが変わってきていて、
それにぼんやりと気付きつつもうまく言語化できない状態で、
かといって別段言語化する必然性もなかった。

だけど、この本を読んでそのスタンスの変化の意味がよく分かって、
まさに、毎日服を着るみたいに自分は本を読むようになりつつあるのだなー
ということが実感された。

われわれは子供の頃から、たくさんのものを着てきたし、また脱いできましたね。本だって、着たり脱いだりするものなのです。そこにはパンツもあれば背広もあるし、学生服やセーラー服もある。セーターには色がついていて、肘が破れることもある。本もそういうもので、着脱をくりかえしていく。とくに特別の行為ではないんです。

僕はずっとセイゴオさんを尊敬しつつも、
どこか違和感を感じていたのだけど、
その違和感の源がこれを読んでわかった気がした。

それと同時に、セイゴオさんに共感できる部分もいっぱいみつかって、
最後の最後では袂を分かつことにはなるだろうけども、
まだまだこの人の著作や発言などから学べることはそこはかとなくあり、
是非とも学ばせてもらおうという思いがした。

違和感はおそらく「アナロジー」に対する態度で、
だけれどもその点で強く共感したりもするのが不思議なところだ。

この本は読書という行為をとても自由にしてくれるいい本だ。
途中で編集工学の話題がでてくるくだりは苦しいが、
そこは無理矢理に突破すれば
全体的にはするすると言葉が入ってくる書物になっている。


以下のようなくだりがあって、

たとえば、量子力学の新しい局面を読むとか本居宣長の国学の周辺を読むというのは、けっこう集中力が必要です。中身も難しい。しかもぼくは学者や思想家になりたいわけではないから、そればかりやるわけではない。ですから量子力学や国学を読み続けるのは、やっぱりしんどい。そのため、ついついその読書力が落ちてくる。落ちてくるのですが、その回復を別の本でやるわけです。たとえば句集や歌集を読む。そうするとバッテリーに何かがチャージされてくるんですね。

多読術 163ページ

これがとてもしっくりきた。
これって不思議なんだけど、読書の疲れは、
実は別の読書をすることで回復するということがあるということ。

昔は、読書に疲れたときに別の読書をしたら
さらに疲れるだけだと思っていた。
だけど、最近の実感として、ある本を読んでいて疲れて、別の本を読み出すと、
少し読んでるうちにまたもとの本が読みたくなる
ということがあって、読書で読書の疲れがとれているのかなぁ?と思っていた。

かといって自分でも確信はなくて、
でも段々本を数冊同時並行で読むようになったりしていた。

それがその引用した下りで見事に表現されていて胸のすく思いだった。
と同時に、田辺聖子の小説が読みたくなった。


* * *

読んでいて思わず「カッコイー」と声に出してしまった箇所。

そこで、この狩野享吉があまりにすばらしいというので、時の皇太子の教育掛に推挙されたんです。ところが本人は、これを断った。「ぼくは危険人物だ」というんですね。そして、大学をさっさとやめると、好色本のコレクションと書画骨董の鑑定をやりはじめた。 それでいて、時の知識人たち、たとえば長谷川如是閑が「これからの日本における自由とはどういうものだと思うか」と尋ねると、「自由なんてものはキリスト教が作ったフィクションだ。日本人は日本のネッセサリーをもっともっと複雑にしていけばいいんだ」といってのけたりする。・・・

多読術 174ページ。

自由なんてものはキリスト教が作ったフィクションだ。日本人は日本のネッセサリーをもっともっと複雑にしていけばいいんだ

である。

かっこええ・・・。

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