The Destination is unknown. The Journey is the Reward.

Author: 野澤真一 / NOZAWA Shinichi , version 2.0190217 / Podcast: 七味とーがラジオ / twitter: @melonsode

アート: 2008年アーカイブ

Belgian Beer

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慌ただしく数日が過ぎていった。

木曜はバイトで、その前の時間と金曜日は後輩と一緒にプログラム。
金曜の夜に実家に行って、ハハ用の新しいPCの立ち上げ作業をして、
土曜日の昼はボーイスカウトの会議。
その日の夕方からゼミが渋谷であって、
ゼミの後、ニュー信州というたまたま見つけた居酒屋でだいぶ飲んだ。
http://www.netlaputa.ne.jp/~help/119/119.html

今日は銀座にお買い物に行った後に、
六本木の国立新美術館とサントリー美術館をはしごして、
ピカソを見た。
http://www.nact.jp/exhibition_special/2008/PICASSO/index.html
http://www.asahi.com/picasso/

* * *

ハハにウェブブラウザのホーム画面は何がいいか?と聞いたら
「グーグル!」という答えが返ってきたので驚いた。
てっきりヤフーの方がいいと言うと思っていた。

なんでグーグルの方がいいの?、と聞いたらさらに驚いた。
「グーグルの検索結果の方がおもしろいのがいっぱいでてくるから」
だって。

マイマザーの口からこんな言葉を聞くことができるなんて!
右クリックとダブルクリックが
うまくできなかったこともあったというのに。
グーグルとヤフーの違いがわかるなんて、
なかなかのものですよ、マイマザー。

これまでハハにあてがったPCはどうせあまり使わないからと、
誰かのお下がりとか中古のPCだとか、
できるだけお金をかけずとりあえず動くやつだったのだけど、
やはりそれだと寿命が短くて結局別なのを買わないといけなくなるので、
(安物買いの銭失い)
今回はもし自分が使うことになっても文句を言わない程度のスペックにした。
それで正解だったであろう。

* * *

土曜のゼミは普段のゼミとは趣向を変えて、
今考えていることをA4一枚の紙にまとめて持ち時間10分で話す、
というもの。
去年は新年度早々に、神田の竹むらでやった。
今回は渋谷の喫茶店Cafe Miyamaの貸会議室。
http://www.ginza-renoir.co.jp/miyama/

このゼミの開催告知が二日前だったのと、土曜日なのとで
出席率はすこし低かったのは残念だったけれど、
密度の濃い時間だった。

腰を痛めていてしかも風邪をひいて
這々の体の関根さんが、やってくれた。
どんな話をするのかと思えば、
命題には分析的命題と総合的命題という分け方と、
アプリオリな命題とポステリオリな命題という分け方があって、
ほぼ同じような分け方なんだけど、
僕はいま総合的かつアプリオリな問題があるかということに関心があって・・・
となにやらすごいことをいいだす。

イギリス経験主義の伝統はクオリアというものを
消し去ってしまったのですけれども、
その経験主義の立場からすると、
分析/総合の境界とアプリオリ/ポステリオリの境界は一致しているわけです。
一方でカントに代表されるドイツ観念論の伝統からすると、
その境界は一致してはいないわけです。
それで境界は一致するのかしないのかというのが、
境界の問題として知られているわけですけども・・・

という話を関根さんがした。
なんだか連続体仮説みたいだなと思ったが、
その境界が一致するのかどうかということは、
皆目わからなかった。

それでもそんなとてつもないことを考えていたのか、と
度肝を抜かれた。
さすがは現代思想に原稿を執筆した御仁である。
http://kenmogi.cocolog-nifty.com/qualia/2008/08/post_ca34.html

その後の飲み会の席でもグレンジャーコーザリティーの方向性と
オンゾウの消費と所得の関係がどうの、
という話に始まって、
リベットの実験にしたって、あれはなんだよ、
大学入試前後の高校生の学力の推移と、
大学入試試験ていうイベントの発生のグラフとしてだって見えるじゃないかと、
ヘルニアで腰が痛くてへろへろそうなのにも関わらず、
威勢良く自説を披露していた。

最近弱気になっているようだが、
この人はきっと大丈夫だろうと思った。
日本の大事な論客の一人になるに違いない。

* * *

ピカソ展は昔から気になっていたピカソの青の時代の作品を目当てに。
国立新美術館とサントリー美術館の二つの美術館にまたがって
展示がされていて、目当ての作品はサントリー美術館のほうにあった。

ピカソの青の時代を代表する作品の一つである「肖像画」。

いつだったか、昔、この絵をテレビか何かで初めて見てから
ずっと魅せられていた。

鬱屈とした雰囲気がたちこめる。
表情も立ち姿も、目つきも姿勢も、色も。
それはたぶん共感と呼ぶのがいいのだと思う。

これはオレだと思った。
帰りにこの絵の絵はがきを買ってきて、
絵の上の余白に「↓オレ」と書き込んで飾ることにした。

数年前の東京都美術館のピカソ展でピカソのことは知っている気になっていたけど、
今回の展示でピカソの最晩年の作品をみて、
まだ自分の知らないピカソがあった!という発見があった。
知っているというのは浅い意味で、
単にある画風の絵を見たことがあるというだけのこと。

最晩年の作品はキュビズムの進化形にも見えるが、
でも本質的なところで違う画風になっている気がした。
キュビズムやピカソの作品の多くはごつごつとした印象を受けるけれど、
最晩年の作品は曲線が"垂れて"いた。
よりポップな方向にいっていて、
自由闊達、融通無碍な印象を受けた。
表現として"枯れた"感じ。
枯れたというのは詫び寂びの意味で。

サントリー美術館の最後の展示作品は
最晩年の自画像だった。
(いや、タイトルは若い画家というものだったが)
それが本当に、いい絵だと思った。
ポップであり、枯れていて、鮮烈だった。

この絵の中の人は自分ではない。
自分はこうはなれていない。と思った。

本当に乱暴で自己流の解釈だけど、
ピカソは「青の時代」で答案用紙を完璧に埋めてしまったのだと思う。
その頃に描いた絵は完成している。

だから、それ以降のピカソは答案用紙を提出するまでの余った時間で
徹底的に遊んでいたのだと思う。
遊びといってもそれはお気楽なものではなくて、
全身全霊を賭けていたと思う。

キュビズムはやはり過渡的な画風だと思う。
ピカソは十分長生きをしたとは思うが、
もう少し先の絵を見てみたかったな、と思った。

* * *

美術館からの帰り道で、
一服のつもりで寄ったお店で
ベルギービールを飲んだ。

ら、ホワイトビールがびっくりするほどおいしかった。

またいきたい。

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Kozu island

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海で遊んで山に登る。
そんな神津島なのでありました。

ふたつ、神社にも行った。
阿波命(あわのみこと)神社と物忌奈命(ものいみみこと)神社。
神津島は神の字がつく島。
沖縄の御獄(うたき)に似た神聖さが感じられた。

積み上げられた石。
茂る松の木。
まだ大人の腰の高さにも達していない松の幼木。
空と山と海の気配と。

そこにあるものは、神社という文脈とは無関係のものでも、
なぜか目を見張る美を備えているものがあった。
現代アートを鑑賞しているような気分になった。
密やかな佇まいなのに、
それとはアンバランスな強さが内側からはじけそうな
内藤礼さんの作品のようだと思った。

今回は、シュノーケリングのフルセットを持ってきた。
重くてかさばるけれど、持ってきて正解だった。
海の中は別世界だ。
赤崎海岸でキビナゴみたいな魚が、
空間をびっしりと埋め尽くしてカーテンのような光景だった。
長浜海岸はお魚の楽園のような場所で、
次から次にいろんな魚がでてきて、
銛(もり)で漁をすれば自給自足できそうだった。
エイやフグもいた。
泳いで岸壁に移動して、上陸。
ロッククライミングもどきをして、
帰りは陸を歩いた。
なんちゃってトライアスロン。
前浜はクラゲに刺されて早々に退散。

二日目の晩に入ったお寿司屋で「たかべ」というお魚の
お寿司を食べた。
今まで食べたことがないような舌触りと味で、
驚異的なうまさだった。
舌触りは中トロに似ていて、
味と香りは品のいい白身魚のそれに似ていた。

帰りの高速船は空席がとれなかったので、
大島で別の船に乗り換えて熱海に帰る。
高速船ではすっかり、合宿はもう終わりモードに
入っていたけれど、
不意打ちのように伊豆半島の夕焼けが現れた。
それはすばらしい光景だった。

熱海で合宿最後の晩餐。
みんな屈託なく食べて飲み笑う。
二泊三日で、生まれ変わったのだ。

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Still life

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金曜日:
上野でピザ。

土曜日:
ベラスケス見たさに「静物画の秘密展」を国立新美術館に見に行く。
http://wien2008.jp/
夜は今話題の「Sex and the City」の3話〜5話ぐらいまでみた。

日曜日:
駒場に進化学会に行った。
雨だった。

月曜日:
CSLに行ったけれど、誰もいなかった。
誰とも会わなかった一日。

新潟の万代島美術館とか
http://www.lalanet.gr.jp/banbi/
バッファロー66を見た話とか、
書いときたいことがたまってます。

あ、「男の子のための軍隊学習のススメ」を読了。

静物画って「Still life」って言うんだ。

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ALICE: Rahmens

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いつだったか、大学のキャンパスに
「ラーメン構造を用いたなんとかなんとかの設計」と題した
博士論文かなんかの案内の紙が張られていたことがあった。
「ラーメン」という単語が出てきたので笑ってしまったが
いったいなんのことだかわからなかった。
あれは「ラーメン」というのは
小麦をこねて細く伸ばしたものを暖かい汁につけて食べる
あの中国発祥の料理ではなくて、
ドイツ語の「Rahmen」のことだったということに気付いた
今日この頃。
ドイツ語で「Rahmen」というのは「額縁」のこと。
純ラーメン構造、みたいに、
建築の世界ではよく使われる言葉らしい。
筋交い(すじかい)を使わずに直角な棒の接合によって
壁(平面)を作るような構造をラーメン構造というらしい。

***

さて、こちらは麺類でも建築用語でもない「ラーメンズ」。
お笑い、というかアーティストといった方がよいかも。

http://www.rahmens.net/

今年の2月頃に「ラーメンズ」にはまって、
当時は一日3時間はみなければ気が済まないほど
中毒になったが、
ここのところは落ち着いていた。
が、最近またムショーにラーメンズがみたくなって、
しかもこれまでに見たことがないやつが見たい!という
衝動に駆られてついにラーメンズのDVDを買ってしまった。


今回買ったのは「ALICE」。
2005年の第15回講演。


「モーフィング」
これはDVDではじめてみた。
モーフィングのようにそれぞれが独立して関係のない場面が
切り替わる。
その形が連続的に変わっていく感じを、
演劇でやろうとする発想がすごいし、
実際、成功している。


「後藤を待ちながら」
DVDではじめてみた。
長谷川さんが哀れで、岡田が怖い。


「風と桶に関するいくつかの考察」
うまい。
「風が吹くと桶屋が儲かる」というのは
よくわからない理屈で原因と結果が結びついているのを
表現した諺だけど、
風が桶屋になる「理屈」をいくつも披露している。


「バニー部」
硬派な応援団的な雰囲気のバニー部。
片桐仁がひたすらすわっているだけで、まったく動かない。
小林賢太郎がひたすら一人相撲をとる。
ラーメンズが発明したコントの新しい形式。

これもすっごい笑った。
強面硬派な人格と、女っぽい甘えた声を出す人格と、
猫の声真似とか小道具を使った一発芸とか、
小林賢太郎の芸の多様さが伺える。

冒頭のレディオ体操第一を
よく考えたなーと感心するし、
真似しようとしてもあの動きはなかなかできない。


「甲殻類のワルツ」
これもDVDではじめてみた。
フォッフォッフォ。


「イモムシ」
これは小林賢太郎氏がイモムシの人形を操って、
片桐仁氏と対話するというもの。
イモムシと片桐仁はフィギュアスケートのペア同士、
というような設定。
ただし、実際にはフィギュアスケートではなくて、
フィギュアスケート的な何か。

小林賢太郎が90年代のトレンディドラマのヒロイン的な
しゃべり方をするんだけど、
それを喋っているのはイモムシっていうシュールさ。

「ブルーバンブー」でもっとも受けた。

「不思議の国のニポン」
これはほんと傑作。
片言の日本語で日本の都道府県を説明していく。

「北海道!」
「住民の半分がー、くま!」
「もう半分が、かに!」
「公式キャチフレーズ」
「試される、大地(田中邦衛ぽく)」

栃木→群馬→埼玉、の流れとか秀逸だなーと思う。
全部、猿、馬、サイと動物つながりで来ている。
単品でもそれぞれのネタは面白いけど、
やはりそういうつながりがあるから、
非線形な作用が生まれて爆発的な面白さになる。
熊本→長崎の「ぽん」繋がりとか。
秋田のナマハゲの話が岡山の桃太郎の話でつながるところなんか、
「くぅーーーーーー」と
憎らしいほどあっぱれな伏線の張り方。

最初に見たときはどこを見ても笑えて、
呼吸が苦しくて笑い死ぬかと思うほど笑った。
是非、この「不思議の国のニポン」は見て欲しい。

公演のタイトルがALICEで、
「不思議の国の」というタイトルをつけるということは、
この作品に相当の自信があると言うことだろう。

小林賢太郎氏の脚本の発想力もさることながら、
その話芸の巧みさもうならせられる。
なぜあそこまで、外国語っぽい発音とか、
DJが皿を回す「ドキュドキュ」という音とか、
全然人格の違う声とか、出せるのか。

***
ほとんどをYouTubeで試聴可能。

「モーフィング」

「後藤を待ちながら」
ない。

「風と桶に関するいくつかの考察」


「バニー部」

「甲殻類のワルツ」


「イモムシ」
ない。


「不思議の国のニポン」

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Turner prize review @ MAM

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作成:2008-07-01 01:56:04

日曜日、雨の中ターナー賞の回顧展に行った。
森美術館。

「英国美術の現在史:ターナー賞の歩み展」
http://www.mori.art.museum/contents/history/index.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/ターナー賞
http://en.wikipedia.org/wiki/Turner_Prize

***

デミアン・ハースト(Damien Hirst)の「母と子、分断されて(Mother and Child, Divided )」1993。
http://www.tate.org.uk/britain/turnerprize/history/hirst.htm

写真では何度か見ていたけれど、
実物は圧倒的な説得力があった。

タイトルは冗談も入っているのだろうか。

牛の母と子が分断されている。縦に。

母と子が離ればなれになるという意味ではなくて、
物理的にそれぞれの体が分割されている。
生き物の体を真っ二つにして、
その切断面が剥き出しにガラス越しに見える。
生物の内側と外側。

それはとてもグロテスクな光景のはずなのに、
目をそむけずにいられる。
そこを見てみたいという好奇心が働くし、
不思議とグロテスクさは鼻につかなかった。

白い木枠に透明なガラスを張って作ったきれいな箱があって、
その中が透き通った水色の液体で満たされている。
牛はその中に置かれている。
半分ずつ。
水色の透明さと枠の白さがなんとも静謐な感触を与えていて、
グロテスクさを消臭している。

圧倒的な説得力、と書いたけれど、
何を説得されたのかはよくわからない。
でも、作品を見た瞬間に、
「もう黙ってみるしかないな」と
思わせられたのは確かで。

***


ヴォルフガング・ティルマンス( Wolfgang Tilmans )の
作品も展示されていて、
やはり、ティルマンスのセンスは
とても自分好みだということを再確認した。

この人の色のセンスはずばぬけている思う。
ヴィヴィッドな色彩感覚は蜷川実花の写真に少し似ているかもしれない。
でもけばけばしさはなくて、洗練されている。

被写体の選び方にも独特なものがある。
被写体は、日常的なものもあるし、
性的にタブーなものを撮影したドぎついものもあるし、
I don't want to get over you(君を忘れたくない)のような
叙情的なものもある。

ティルマンスは
ティルマンスの感性にひっかかったものを撮っているだけで、
きっと悪気はないのだろうと思わせる。

http://www.hammer.ucla.edu/exhibitions/104/work_602.htm

ティルマンスにおいてもうひとつ独特なことは、
彼が写真一点一点を完結した作品として考えているのではなく、
複数の写真が、あるサイズ・ある相対的位置関係で配置されたもの全体を
ひとつの作品として考えているという点だ。
ティルマンスに聞いたわけではないけれど、
たぶんそういうことを考えていると思う。

彼は、入念に写真のサイズや写真の位置、
写真と写真の位置関係を考えている。
最初の写真をみてから最後の写真を見るまでの体験を
ひとつの作品としている。


***

アニッシュ・カプーア( Anish Kapoor )の作品もあった。

金沢21世紀美術館でカプーアの作品を見たときは度肝を抜かれたものだった。
http://www.scaithebathhouse.com/ja/artists/projects/kapoor01/

畏怖を抱かせるような絶対的な無があったからだ。
(厚さ3ナノメートルでディラックの海という虚数空間を内包するレリエルみたいだと思った(笑))

それと似た作品が展示されていた。
あったのは、Void No.3だったかな。

金沢の「世界の起源」よりはスケールの小さな作品で
'穴'との距離が近いとことでみることができた。
思わず作品の'裏側'をみてしまう。
そこだけ3次元的連続性が断絶しているかのような錯覚が起こり、
得体の知れない気持ちで心がざわつく。
よく見ようとするけどよく見えない。

真っ黒で太い線維がごわごわしている布が
深い中華鍋みたいな形をしていて、
それが中に吊ってある。

インスタント・ブラックホール。

***

その他、クリス・オフィリ(Chris Ofili)の
「ノーウーマン ノークライ(No woman, No cry)」とか
グライソン・ベリーの女装インスタレーションとか壺とか、
レイチェル・ホワイトリード (Rachel Whiteread)の中身だけの家とか、
Gillian Wearingの逆回し母娘喧嘩とか60分間そのままでいてくださいとか。
良い作品がいっぱいあった。

http://www.ukjapan2008.jp/editors/index-turner.html

今年の秋からターナー賞に注目だ。

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BAUHAUS experience, dessau

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芸大のバウハウス・デッサウ展に行った。

http://www.bauhaus-dessau.jp/

バウハウスという組織が、
現代の建築やアートシーンにどのような痕跡を残しているか
知るのに勉強になった。

建築は知の総力戦である。
コンクリートがどのぐらいの強度を保てるか、
設計した建築が実現可能か、
現実に即した構造計算ができなくてはいけない。
その設計で、その素材で建築が完成したとき、
果たして、それは美しい調和を保っているか、
美的なセンスを問われるのも、もちろんである。
また、建築はそこで生活するものである以上、
人にとってどう感じられるか、
使い心地はよいか、ということも考慮に入れる必要があり、
認知科学的なセンスも持ち合わせていなくてはならない。

土木・物理・数学・心理学・美学・哲学。
あらゆることを知っていないければいい建築はできない。

バウハウスという集団は
そのことを真摯に受け止めて、
そのような人材を大真面目に育成しようとしていたのだということが
この展示を通してまざまざと伝わってくる。

現代に生きる建築やデザインの原型を、
思いがけなく発見することになる。

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The Review Exhibition of Tatsuhiko Shibusawa

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6/2 澁澤龍彦展に行った。

shibusawamainimage.jpg

澁澤龍彦という人の著作は一冊も読んだことがないけれど、
このポスターの写真にとても惹かれた。
タダ券も手に入ったし!(某書房経由)

SとかMとか日常で普通で使うけど、
こういう言葉が一般的になったのはきっと
この人のせいなんだと思う。

これまで読んだことはなかったけど、
書店で平積みされていたどぎついタイトルや装丁の文庫は
この人の本だったのかー、と
いままで何度も目にしてきたけど、この作者のものだと
気付いていなかったことに気付いた。

そうかー。
なんか露骨にエロスで手に取るのが憚られていたのだけど、
今度は手にとってみようかなと思う。

http://www.kanabun.or.jp/te0159.html
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0968.html


***

夜、菊名の○座(まるざ)で焼き鳥を食べた。
白レバーが感動的にうめえ!

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連休明け

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朝ご飯を食べて、食器を片付けて、洗濯物を干して、
さあ行くか、と荷物を持ったときに気付いた。

ーーーーーーーーーーーーーーーー 1時間まちがえてたー。

今日はゼミだったのだけど、
普通だったら移動の時間を考えて一時間早く家をでるところを、
ゼミが始まる時間に家をでるつもりで行動してしまった。
通りで久々に優雅な朝だと思った。

が、しかして、茂木さんを含めたメンバーがチェゴヤでお昼ごはんを
食べるのに間に合ったのであった。

なんかすっごい久しぶりにCSL来たー、と思って
スケジューラーを見返したら2ヶ月ぐらい来てなかった。
そんで茂木さんや茂木研のメンバーを見るのもひと月ぶりとかだった。

茂木さんは相変わらず元気だ。
「連休明けの怒濤の研究攻勢を開始しましょう!」
と前日のMLには流れていたし、
チェゴヤでめしを食っているときも
「○○は××で△△なんだよ!」と
今にも中指を高く突き立てそうな気炎を吐いていたし、
先週米国に行ってKim Peekを訪問した際の
Trip reportもvividに語ってくれた。

「Kim Peekって人はさ、とにかく頭が猛スピードで
回っていてさ、それで多動症なんだよ。
うーんって考え込んだかと思うと歩き出して、
そうかと思うと「君は素晴らしいひとだね」と
いって抱擁をしてきたりするんだ」
と茂木さんは身振り手振りで説明してくれた。

オレが
「それ、普段の茂木さんの動きと変わらないですよ」
というとみんな笑った。
「うるさい、ばかやろ」と茂木さんも笑った。
今日はそんな感じでなごみ系なゼミだった。

***

最近どうしてるの?と何人かに聞かれたけど、
うーーん、と考えてしまった。
別に怠惰に過ごしているつもりはないけれども、
「これ!」と表現できるほど何かにかかずらっているわけではなくて、
あれもこれもと細切れにやりながら、
時間がどばどばーと流れていってしまっているのである。

東大の研究会や輪講にいったり、
バイト行ったり、
すずかけで青木さんを冷やかしたり、
ボーイスカウトで越谷へ行ったり、
ダイボ行ったり、
朝ご飯つくったり、
夜ごはん作ったり、
本を読んだり、
日記書いたり、
美術展行ったり、
映画を見たり、
毎日、すくなくとも一つは「今日はこれをやった」、
と言えるようなことをして過ごしてきたハズ。

***

ゴールデンウィークは、適度に羽を伸ばすことが出来た。

後半4連休の二日目には
上野の国立博物館に薬師寺展を見に行き、
四日目にはお台場の未来館にエイリアン展長沼先生と池上先生のトークイベントに行ってきた。

薬師寺展は、薬師寺展そのものよりも
ついでで入った国立博物館東洋館の方が、おもしろかった。
ガンダーラとかインドとかカザフスタンとかの中央アジアとか西アジアの
仏像がたくさんあって、こっちでよく見られる仏像とは造形がことなり、
新鮮で面白かった。

エイリアン展は人が多すぎて、展示は流す程度にしか見なかった。
長沼先生と池上先生のトークでは池上さんがヴォネガットをひいたあたりが
面白かった。


三日目の夜に「ダイ・ハード」をDVDで見た。
ちょっと前に「ダイ・ハード 4.0」を見てから、
もう一度、「ダイ・ハード」を見たい!と思っていた。

ジョン・マクレーン!かっこよすぎる!

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水戸ピクニック

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実家から車に乗って水戸芸術館に行った。
行きは一般道で4時間かかり、
帰りは水戸-谷田部だけ常磐自動車道に乗って2時間半だった。

暖かの春が日差しなので、
ピクニックに行きたいなーとずっと思っていて、
それと水戸芸術館で宮島達男さんの展示をやっているのを知り、
水戸とピクニックはなんとなく相性が良さそうだったので
実行してみた。

080323Mitogei.jpg

まずは水戸芸術館で宮島達男さんの展示を見る。
Death of Timeははじめて見た気がするが、
実は広島市現代美術館ですでにみたのかもしれない。
遠目に見ると赤い光がランダムに明滅する。
(実際には1−9の繰り返しで、0はなく空白)
その空白は、何を意味するのか?

Drawingがいくつかあって、それが結構気に入った。
余白に鉛筆で「叫べ叫べ叫べ!」と走り書きが書いてある。

「カウントする」という要素が入るだけで、
人生が劇的にドラマティックなものになる。
単純だけど、強烈な力だと思う。

展示の後は敷地内にある塔に登る。
磯崎新さんの建築だそうだ。
Making videoが上映されていて、食い入るようにみてしまった。
1990年代の建築だと言うことに驚いた。
90年代っぽさをあまり感じない。

080323innerOfTower.jpg

それから偕楽園に移動。
梅が満開。
ピクニックといえば、お外でごはん、ということで、
買ってきたお惣菜を広げて、
それからわざわざ持ってきたカセットコンロややかんで
お茶らしきものを入れる。
寒くてあまりピクニック気分には浸れなかったが、
それでも満足しました。

080323kairakuen.jpg

帰りの高速道路で50回くらい眠りに落ちそうになって
かなり冷や冷やした。
実家でお茶を飲みつつ懇談し、帰宅。

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せいふぁーうたき

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■2008/3/5 水曜日
せいふぁーうたき

せいふぁーうたき。あるいは、せーふぁうたき。あるいは斎場御嶽。("嶽"という字の読み方がわからない。)

せーふぁうたきは神聖な場所だった。空気の質感が違った。生態系が違った。一歩一歩をゆっくりと歩いた。前に進むのが惜しかった。どの場所もゆかしく、立ち止まっていたかった。空気の優しさが甘かった

ビデオではこの感じはまったくもって伝わりません。故に見てもせんなし。

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