The Destination is unknown. The Journey is the Reward.

Author: 野澤真一 / NOZAWA Shinichi , version 2.0190217 / Podcast: 七味とーがラジオ / twitter: @melonsode

論文: 2009年アーカイブ

GWは終了しました。

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ゴールデンウィークは終わったのか。そうか。

先週の土曜日(5/2)に奥さんの実家からお義母さんと弟さんが来て、都内をあちこち回って、てんやわんやだったけれど楽しい一泊二日であった。 今朝、コストコで買ってきたマフィンをやっと食べ終わった。

ゴールデンウィーク最後の二日(5/5,6)はバイトで、 二週間ぐらいの懸案事項のポスター制作が完了した。 まだ少し微調整が残っているけれど、やっとプログラマに復帰できる。

この連休中に映画を2本みました。 Red Cliff Part 1とBurn after reading。 どちらも楽しめた。

昨日はゼミ。 読もうと思ってpendingだった論文が以下3つで、

ラボのメンバーにとって新奇性の高い話題は3番目だろうと判断し、それを紹介。乱数生成課題を半側空間無視の患者さんに対して行ったという論文。いま思うと、他の論文にしてたら分量的に読みが間に合わなかったのではないかと思う。

今回は、自分の発表にしては珍しく、笑いがとれた。

首を振りながらRNGをやるの?(笑)

とか、

被験者の平均年齢が63歳って(笑)

とか、

で、null resultなんだ?(笑)

など。

石川の紹介した論文のLast authorのHaggardのページをみると、精力的にいろいろな研究をしているのがわかる。

この論文が面白そうだ。

Feelings of control: contingency determines experience of action.

過去の履歴を見返すとゼミの担当になったのは2/25, 12/8, 9/1, 5/26で、その少なさにびっくりした。 これからは月1でゼミの担当をするぐらいの気概をもつことにしよう。

もはやD2なのである。もう言い訳のできない学年だ。

レッドクリフ part 1

Burn after reading

CIA man

Burn after readingのエンディングでかかる。

Up and Down

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すずかけへ。

茂木研のお隣さんの研究室、中村研が主催の研究会があった。

この研究会は年に一回この時期に開催されるもので、
今年の講演者は理研の深井さんだった。

UP state, DOWN stateの話を中心に、
神経回路網のモデルと脳の可塑性や発生を絡めた研究の話を聞けた。

例年、参加者は中村研のメンバー+オレ、という
なんともつつましい感じなのだけど、
今年は他研究室からの参加者が大勢来て
中村先生をして「こんなに来るとは思っていませんでした」と
言わしめる盛況ぶりだった。
青西先生と宮下先生も見えていた。
中村先生があんなに目を輝かせて議論する姿は初めてみた。

UP/DOWN stateとSlow-wave sleepのつながりのあたりは
面白いと思った。
そういえばそのようなことがブザキにも書いてあった。

そしてそれは、記憶の話にもつながっていくし、
海馬とも関連があるので、
たぶんこれからは記憶周辺の話が進展するだろうと思った。

睡眠はレム睡眠とノンレム睡眠に大別される。
そしてノンレム睡眠は1から4のステージにさらに分けられ、
1が浅い眠りで4が深い眠りになる。
深い眠りの方のステージ3、4では脳波を測定すると
波長の長い"ゆっくりとした波(slow wave)"が観測される。
このslow waveがみられるステージ3,4が
記憶の固定化(consolidation)において重要だというのがわかっている。

この時期の睡眠が妨害されると記憶の課題の成績が下がるし、
逆にこの睡眠のあとなら向上する。
面白いのは昼寝はステージ3、4が多いらしく、
だから昼寝でも記憶向上の効果は十分にあるということ。

逆にレム睡眠は記憶とほとんど関係ないらしい。
ある種の抗鬱剤にはレム睡眠をなくしてしまう効果があるものがあるらしく、
その薬を処方され服用する鬱病の患者はレム睡眠がなくなるが、
それでも一向に記憶障害は生じないのだという。

このあたりの話はブザキのCycle 7と8に詳しい。

Slow waveはUPとDOWNの遷移からくるのではないかと  勝手に思っている。
そうなると、記憶に関してはUPのときの機能がこれこれで、
DOWNのときはこうで、という風ではなくて、
UPとDOWNの間を入れ替わること自体が重要になるのではないか。

睡眠と記憶のあたりの話題に興味が湧いてきた。

ratio of ring to index

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薬指の長い人は経済的に成功する、ケンブリッジ大が研究発表 - technobahn

もとの論文はこれ。

PNAS:Second-to-fourth digit ratio predicts success among high-frequency financial traders

アブストラクトのみアクセス可能。

technobahnの紹介記事は、かなり誇張して書いている。
誇張というか、都合良く誤解して書いているようにも見える。

もとの論文には経済的に成功する、とは書いていない。
機敏な判断を下すのがうまい、という感じ。

それから、薬指が長いというのは厳密ではない。
男性のほとんどは薬指の方が長い。
たくさんの男性の人差し指と薬指の長さを測って、
その中で"相対的に"薬指が長い、という意味。

この人差し指と薬指の比と認知機能との関係は
"忌むべき骨相学"と非難される向きもあるようだが、
それなりに正当性も示されているらしい。

Digit ratio - Wikipedia

2D:4D is sexually dimorphic: in men, the second digit tends to be shorter than the fourth, and in females the second tends to be the same size or slightly longer than the fourth.

人差し指と薬指の比のことを2D:4Dと呼ぶらしい。

wikipedia曰く、
男性だと人差し指は薬指より短い傾向があり、
女性だと両者は同じか、わずかに薬指の方がながい傾向があるそうだ。
このように、形質が男女で異なることを「sexually dimorphic」というらしい。
この指の長さの差は、胎児期のホルモンバランスが影響を与えていることは
かなり確からしい。

PNASの論文だと、
手をコピー機にかけて、指の付け根のシワから指の先までの長さを測り、
比を計算したとのこと。
すべて右手。

自分の手を見る限り、人差し指と中指の長さはほとんど変わらない。
論文でも、2D:4Dが0.9から1.02までしか提示されていないから、
かなり微妙な差なのだろう。

この論文の著者たちが主張したかったことは、

The success and longevity of traders exposed to high levels of prenatal androgens further suggests that financial markets may select for biological traits rather than rational expectations.

といことで、
経済学だと、市場は合理的な解を実現していると考えられているけど、
合理的な期待値よりは生物学的な特徴に左右されているかもしれないよ、
ということ。

下の記事はかなりまともにこの論文を解説している。
市場は合理的か:「株トレーダーは男性ホルモンで動く」研究 | WIRED VISION

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