すげえ,これ面白すぎる….http://t.co/Y225tboExQ カルプレイス氏,日本語ペラペラじゃないか.しかもこれ!全部PHP+MySQL実装だったのか!http://t.co/5F50kdlISO これホント?うへえ….
— Yuta Kashino (@yutakashino) March 3, 2014
このツイートで時の人、カルプレスさんと(みずほ銀行と思われる)銀行の人とのやりとりが暴露?されている音声ファイルURLがまわってきた。
このPicoSongというサービスにr.mp3という名前の音声ファイルがアップされている。
37分27秒の会話記録。全部じゃないけど、前半と後半だけ文字起こし。中盤は聞いたけど時間が足りないので、気が向いたらまたいずれ。あるいは誰かやってください。
登場人物は3人
- カ:カルプレス氏と思われる人
- 女:Mt.Gox側のスタッフと思われる人
- 銀:(みずほ)銀行の人と思われる人
0:00
- カ:mizuho meeting, January 30, 2014, it's twelve 8 minutes (12:08),
- (ノイズ)
0:50
- 銀:急にお時間いただいてすみません
- (ノイズ)
1:00
- カ:・・・・あとは、用事もあったので、〜〜の関係のミーティングもあって
- 銀:あ、そうですか。今日は本部のものがおりませんので、ざっくばらんということなんですけど、ちょっといくつか教えてもらったりしたいこともあって
- カ:はい
- 銀:Bitcoinの価格が世の中的には、注目を集めてるじゃないですか。
- カ:はい
- 銀:うちの口座を使って取引いただいてる額がね、送金でも減ってきていると思うんですけど、商売の方は、全体では減ってきているんでしょうか?
2:00
- カ:いや、全体では増えてきています
- 銀:増えてきていますよね。うちの口座使わずに済んでる分も結構あるわけですか。
- カ:はい
- 銀:それは、パートナーにやってもらってるのかしら
- カ:そうですね、EUとか、だいたい全世界はEUにあるパートナーにやってもらってます
- 銀:あ、EUに
- カ:で、アメリカだけは、アメリカのパートナーといま話しをしているところですね
- 銀:アメリカは話し中で
- カ:アメリカは[キシュ?]とかいろいろ違うので、先週、いや今週だっけ、ニューヨークにもパネルがあって、法律は何すればいいかとか、こちらはちょっと意見を出させてもらったんだけど、そこをまだアメリカの方で話し中ですね
- 銀:みずほ銀行の方の口座に入ってくる人はだいたいアメリカの人が多いんですか?
- カ:えっとー、我々の中のお客さんでアメリカ人の割合はまだ30%ぐらいですね。でも、結構アメリカからも来るんですけど、
3:00
- カ:でも、世界中から結構来てますね
- 銀:ヨーロッパのパートナーでもヨーロッパはだいたい取り扱ってくれる?
- カ:ヨーロッパは世界中OKですね。アメリカだけはちょっと特徴があるから、直接いまはまだ触れてない
- 銀:中国はどうなってるんですか?
- カ:えっと、中国はまた別のパートナーと最近も組んでて、そのパートナー結構政府とつながりもあるので、そこはまあいろいろ話させてもらってます
- 銀:ちょっとした記事みると、中国でなんか人気があるとか取扱量が増えてるみたいになってるようですけど、それは社長のところ本体でやらなくて、パートナーに結構やってもらってる形になってるんですか
- カ:そうですね、他の会社もあるんですね。我々の方はあがった頃はまだ中国にいなかったので、だいたいその違う会社が全部やっていたんですね、はい。
4:00
- 銀:全然、社長とは関係のない別の人達が向こうでうまくご健闘されちゃったわけですね、中国のほうで
- カ:うん、はい
- 銀:そういう意味では、多い時はうちで一日100件200件の振込がありましたけど、その分はヨーロッパのパートナーがかなり吸収してくれている感じ何ですか
- カ:そうですね
- 銀:いろいろ僕らも難しいことお願いして、件数もだいぶ減ってきているんで、それにしてもずいぶんな勢いで減ったんで、うまくパートナーの方にシフトできてらっしゃるんだろうなと思ったんだけど、確認にきたんですけど、それはヨーロッパなんですね
- カ:そうですね、ヨーロッパにいるパートナーに頼んだんですね
- 銀:なるほど。で、もう全体では御社は伸びているということですね
5:00
- カ:はい、全体的には。値段も結構上がったし。
- 銀:そうですね。でも、ちょうどアポイント入れた前後で、変な記事でたじゃないですか。新聞記事。アメリカのBitcoinの取引所、Silkroadという闇サイトの人で、お金をマネロンしたっていう、アメリカの〜〜〜の社長まで逮捕されている
- カ:ああ、そうですね。ありますね。はい。
- 銀:あれは、社長とは全然関係のない人ですよね。
- カ:あの、まあ一応、オレのお客さんということもあるんですけど、我々のほうで、SiIkroad的な違法なMarket Placeとかは、オレの方でだめになってるんですね。なので、いまのところは、アメリカの人と協力して、そういうところも捜査をやっているところですね
6:00
- 銀:だからやはり、御社もそういうのが混じってませんかという捜査の協力みたいのがあるんですか
- カ:まこっちらから、いちおうオレのお客さんでもあるので、お客さんの動きを調べて、でアメリカの政府と一緒に調べているんですね
- 銀:なるほどね。まあそうですよね。
- カ:ま、いちおう我々のほうで、一切そういうSilkroadとかそういったところに関わったことはないので、向こうの問題も、向こうの会社のAML Policy(anti-money laundering)とかは結構弱かったりとか、それとか向こうの社長の人が、SilkroadのユーザーにどうやってAMLにひっかかったりとかしないための説明とかしてたんですけど、それはこちらでもやることではないし、こちらで逆にひっかかるようにしてるんですね、そういうユーザーは。
7:00
- カ:あとは、向こうの会社を使ったことを我々はもっとチェックしていますし、全部でだいたい1万2000人ぐらいなので・・・
- 銀:それは・・・
- カ:向こうの会社を使っていて、我々も使ってる、あの、両方を使っている会社です。両方の会社を使っているお客さんは、あのー、我々のほうでもっと調べているところです。
- 銀:それ1万2000?アメリカですか、それは?
- カ:そうですね。我々のAML Policy上だと、リスクレベルがあるんですけど、向こうの会社を使ってたお客さんが、みんな一気にハイリスクになったというわけですね
- 銀:なら、今回貸与(逮捕?)された方は、社長のところのお客でもあったわけですか
- カ:そうですね
- 銀:若い会社みたいですもんね
- カ:あー、だいたいBitcoinに関係している会社はみんな若いけど
- 銀:ははは、まあそうです、そらそうだ
8:00
- カ:でもまあ一応、向こうがやってることをこちらで、なんていうんだろう、反対しているということですね
- 女:特にその、事業に賛成していたわけではないんで
- 銀:ああ、はい。
- 女:こちらはこちらでAMLポリシーをもってしてましたので
- 銀:これは教えてもらえるのかな、社長のところの世界中のお客さんの数ってどのぐらいなんですか
- カ:えっと、最近100万人を超えて、いま110万人ぐらいですね。
- 銀:そうですか。で、まあコアな客は限られるんだと思うんですけど、登録上は100万人いるんですね。
- カ:そうですね。で、結構古いユーザーもいて、あとは一回登録してAMLデータとか出さない人もいるんだけど、100万人の中でだいたい半分ぐらいはAMLで確認した
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- カ:てことは、ユーザーから身分証明をもらって〜〜でちゃんとしたものを確認して、えー、確認したということですね。
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- カ:そっちの本部の方と、お話したときに、あまり・・・・
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- カ:なんて言えばいいんだろう(笑)・・・・すいません、ちょっと言葉が出てこない
- 銀:協力的じゃない?
- カ:強制的な話を受け取ると、あまり信頼関係とかもなくなるし
- 銀:日本語でいうと、「へそ曲げる」という感じですか?
- 女:あの、ちょっと私が聞いてたことで、あってるかわからないんですけど、ちがったらちょっといってくださいね。
- カ:はい
- 女:おそらくその、うまく話し合いができればという立場で、話もしてきて、で、ちょっと本部来ていただいた時にも、やっぱりもう一方的に閉じて下さいと言われてしまって、できるかぎりのことはします、例えば何も隠していることは無いですし、AMLのポリシーもありますし、もちろんお見せしますし、何がそう言われる理由なんだろうというところで、言われることは協力して、という体制でやってきたつもりだと思うんです
23:00
- 女:けれでも、それが本部との話し合いで、一方的に信用のない会社さんですねとか、一方的に閉じて下さいということを言われましたよね、この間。で、そういう経緯もあって、話し合いができないのかな?と思っているところなのかなと思うんですけども。
- 銀:そ、そういう感じでですかね?
- カ:うん、まあ、だいたいはそうですね。そういう強制的な、一方的な話になったから、こちらも弁護士さんとも相談して、話を聞いたらそういうこともできるし・・・ちょっと
24:00
- 銀:本部のものにいうと、協力いただくという意味では、うちからの立場は、ゴールは、解約してほしいんだと、期間を言って、御社のいろんな社内体制・努力もあると思うんで、期間は多少ずれていくのはいいんですけど、ゴールだけはちゃんと閉じて欲しいっていうのは、これはたぶん、引けないこちらの意向なんですよね。取引は無くしたいのは説明が難しいんですけども、コンパライスポリシー?のところで、いろんな要件でそういう判断にいまあるので、閉めてほしいと。社長のほうで、強引というか一方的に捉えられたかもしれませんけれども、閉めてほしいというのだけはどうしてもあってですねえ。その上で、どういう形で閉めていくかということに関しては、銀行としてはご協力・ご相談させていただくということはあるんですけれども、そこだけはどうしても本部のものは譲れなかったからそういう風に言って、気分を害されることになったんじゃないかと思うんですけども
25:00
- カ:はい
- 女:気分を害するというか、これ以上、できることはという姿勢をシャットダウンされてしまったというのもあって、どうしたらいいのかこちらではわからず、弁護士の先生に相談したりしたんですけど
- 銀:社長、これ、時間をおいても、口座を解約するという選択肢は、社長のところはもうないんですか?
- カ:それは言い切れないですね。いまのところはなんとも言えないけど
- 銀:なるほど
- カ:ただ、まあ、その、これからのこともちょっとみて・・・
- 女:なんとも言えないところですね、現状では
- カ:そですね
26:00
- カ:まあ絶対ないとも言い切れないし、絶対あるとも言い切れないですね。いまのところは様子見というか
- 銀:銀行がFE契約?を解約だーといってきていることで、なんとなくみずほ銀行が攻めてきたなという、一歩踏み出してきてしまってるのですね。口座を締めていただきたい第一段として、こういうことをしてくださいという立ち位置なので、時間を置いて、銀行としてももう少し踏み込んだアクションをとらないといけないこともでてくると思うので、その辺は社長もご認識あると思うんですけど、その時真っ向から争うのかなと僕思ってるんですけどね。一般のユーザーにも迷惑をかけてしまうので、そこはその、本来なら円満に終わりたいというのが現場担当者の、僕が現場責任者になるので
27:00
- カ:たぶん、最初、一番こちらで、何かをする場合に知りたいことは、まずは実際の理由かな。たぶんいろいろあったんだけど、どうして全部解約して欲しいという結果になった、なんでそうなったのか教えてほしいとこっちからお願いしたんですけど、いまのところ確かまだそういう説明がなかった
- 銀:これはオフィシャルに記録とかされてほしくないですけど、原理的にはですね、いろんな積み重ねなんですね。決定的な何かがあれば、もう、書類送って解約してくれーとやるんですけど、そうじゃない。いろんな積み重ねだと思うんですよ。
28:00
- 銀:いろんな他の銀行も含めて受け付けないとか他の外国の銀行さんがでてきたりとかしてくる中で、なんとなく積み重ねてきていることの結果として、このままでは銀行としていけないんじゃないのというのがやっぱり
- カ:こちらの方で、承知の上ですし、ま、それをいろいろ解決するためにいろいろもすすんでいるんですね。特にシティバンクとかは、さっきもいろいろ話して、シティバンクの話によって、みずほが悪いと言っているんですよ。
- 銀:ほっほっほっほっほ
- カ:まだちょっと途中で、まだ健全に情報をもらってなかったんですけど
29:00
- カ:シティバンク側がみずほにメッセージ送ったんですけど、返事が全然違って、シティバンクがおかしいと思って拒否して、そういう動きを全部止めたようにしてたんですけど、ただまだそれも、我々の方でそれに止まるとよくないので、それももっと話を続いて、あの、進んだんですね
- 銀:ま、シティだけじゃないので
- カ:いや、あの、ほとんどシティですね。ただ、他の銀行がシティを経由するとまた同じ問題が起こったりとか。まぁ、ほとんど、シティを通らないんだったら問題ないということですね
- 銀:あ、そうですか
- カ:いまもちょっと違う所を使って、海外送金をやってるんですけど、シティのその問題を話し合いで解決しようとしてて、結構昔のこともあるんだから、シティが今出すと、どうしてそのときそういう返事しなかったとか、
30:00
- カ:で、こっちもなんとも返事できないんですけど、ただ僕のところを通れば特に問題ないし、シティとの解決はちょっと時間がかかりそうですけど、ないとはいいきれないですね。まあまだまだ話し合いが続かないとわからないけど。後は、海外送金の問題はあくまで海外送金の問題で、日本国内は、我々としては特に問題ないし、金融庁とも何回も相談して、Bitcoinに出したりとか、そういうことも確認しているんですけど、金融庁に言われたことに従っている。
- 銀:金融庁というか、関東財務局ですか?
- カ:えとどこだっけ
- 女:そうですね、関東財務局ですね。
31:00
- 女:関東財務局ですけど、基本的に金融庁ともお話を・・・
- カ:そうですね。前は確か、そういう話し合いのメモとかも渡したこともあると思うので、こちらであんまりそういうところが、金融庁があって関東〜もあって、何が何をやっているかそこまで詳しくないけど、とりあえずそういうメモをみれば、だいたいどういう組織で何があるか、確かあの金融庁の第五なんとか・・・ちょっと聞いたことがあるんだけど、あまりこれはなんですかとか、あまりわからないんですね。まあ、そういうところと話して、全部クリアしてるはずなので、どうして日本も問題になってるのを知りたいですね。
32:00
- カ:あとは、また別なところで話を聞いたんですけど、我々の結構大きいお客さんが、みずほでアカウントを開こうとしたら拒否されたということがあるんですね。
- 銀:はいはい
- カ:結局違う銀行を使って、いまは他のところで順調でやっているんですけど、いまのところ、みずほさんの方でBitcoinイコール悪いものという考え方はあるんじゃないかなと思っているんだけど、それは我々が金融庁とも話したことで、ないはずなんです。
- 銀:それは日本の法人さんですか?
- カ:はい、日本の法人ですね。
- 銀:うちの支店じゃなくて、どっかのみずほの支店で断られたっていうことですよね?
- カ:ええ、で、それゆえに、ほんとはそのお客さんには結構いろんな会社があるんだけど、支店に言われたのは、もしやろうと思えば、お金も会社の口座も解約してやるっていう、あのー、それなんて言うんだっけ?
- 女:脅迫?
- カ:そう、脅迫を受けたんですね
- 女:脅しというか
33:00
- カ:そうですね
- 銀:その会社の、作ろうとしてる会社の別の会社ですか?
- カ:はい。
- 銀:あんまり想定できてないけど
- カ:そういう話を聞いて、ちょっとびっくりしたというのもあるんですけど、正直言うと
- 銀:我々にはですね、ビットコインそのものがどうのこうのというところまでは聞いたことがないんですけども
- カ:はい。そういうところは本部ぐらいじゃないかな。ただまあ、そういうところ、ちょっと調べたりとかもできることがあれば、調べたほうがいいかないと思いますね
- 銀:わかりました
34:00
- 銀:ちょっと話逸れていいですか
- カ:そうですね。はい。大体大丈夫と思いますね。
- 銀:社長、だいたい日本にいるんですか?
- カ:そうですね、ために仕事で海外に行くこともあるんですけど、長くても5日間とか
- 銀:いま、その社長のところの取引所みたいな競合の会社は、日本とかにもけっこう出来てきているんですか?
- カ:我々と同じことをやっている会社はまだ日本に2,3社くらいしかないですね。だいたいは海外にありますね。
- 銀:日本人のお客さんていうのは
- カ:最近は結構増えてますね
- 銀:どれくらい御社でやられているんですか
- カ:えっとー、どれくらいっていってもいま、ちょっと数字がないんだけど、
- 銀:万単位?
35:00
- カ:ただ、一日の振込の入金は5000万から1億、たまに2億にいったりとかするんですね、一日あたり。
- 銀:あ、そうですか
- 銀:(別の銀行員)それって金額ですか
- カ:はい。まあ結構いろいろあるんですけど。ちょっと違う銀行さんを使って、バーチャル口座を使って、同じような仕組みを
- 銀:それじゃ日本人の取り扱い量も結構増えてるんですか?
- カ:そうですね、で、日本人の取り扱いをもっと増やしていくつもりです
- 銀:わかりました
- カ:あとは、もしかして聞いたことがあるかもしれないけど、先週は全銀協会だっけ?の社長?会長?がビットコインに規制も必要じゃないかという、コメントがあったんですね。
36:00
- カ:我々としては、そういうルールとかが決まっても全然従うつもりなんですので。でもそれは、一応それだけビットコインが注目されているということもあるんですね。
- 銀:すいません、時間とらせて。今日はですね、銀行本部のものがくると、銀行全体の立場でいろんな発言がありますけど、そこは僕は銀行の立場ではありますけど、現場の責任ではあるので、ほんとはこう、円満に解決したいというのがあるので
- カ:ん?
- 銀:円満に
- 女:協力的に
- カ:あ、はい
- 銀:やりたいと思ってますので、ちょっと単独できました
- カ:はい、わかりました
(ノイズ)