フェムトセカンド #七味とーがラジオ / @melonsode

The Destination is unknown. The Journey is the Reward.
Author: 野澤真一 / NOZAWA Shinichi , version 2.0220330 / Podcast: 七味とーがラジオ / twitter: @melonsode

2011年に読んだ本を晒してみる

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まったくお恥ずかしい限りなんですが、2011年に読んだ(読了した)本です。
特に感想はなし。

2011-book-list.png

野澤真一の本棚 カテゴリー:2011

一年で18冊しか読めなかったとは、悲しい限り。
読みかけの本と積んである本がこれと同じぐらいの冊数かそれ以上ある。

学部2年生の頃に、読書の重要性を認識し、それ以来、年間100冊を目指して
読書に励んでいるが、いまだに達成できていない。
年間読書数の最高は読書を始めた年の翌年の49冊で、
それ以降は10冊〜30冊あたりで推移している。

年間100冊という数字に根拠はなくて、
小飼弾さんなら一か月で軽く読破する量だろうけど、
単に100という数字がきりがよくて、適度に”大きい”数字だからという以外にはない。

また、読む本の種類によって、
すぐ読める本(ビジネス書とか)とそうでない本(専門書とか)
が分かれるから、その比率で読む本の冊数は変わるだろうし、
また、本というメディア以外にも活字は読んでいて、
Webで読んだり、雑誌で読んだり、メールマガジンで読んだりもしているわけで、
そういう活字で読んだものを本の冊数に直すと何冊なのかという問題もあるのだけど、
そんなめんどくさいことやってられないので、
とりあえず本というメディアの形態のもので何冊ということにしている。
だからほんとに年間100冊とか意味ない。
それでもいまのところ飽きずにがんばっている。

毎年、「今年はわりと読んだほうじゃないか?」と思うのだけど、
きちんと集計してみると大したことないという結果を繰り返している。
なんで「わりと読んだほう」だと思ってしまうかというと、
時間ができたらとりあえず読書にあててるからだと思う。
「暇な時間があったらそれをすべて読書に注ぎ込んだから、
今年はたくさん読んだはずだ!」と、
感覚的にはなるのだが、結局”暇な時間”が毎年それほどでもなく、
読むスピードもそこまで変化していないので、
毎年誤差の範囲内的な冊数に落ち着いているわけである。

いつも、本を選ぶときはできるだけ自分に「新たな気付き」を与えてくれそうな
ものを選んで読むのだけど、今年読んだ中で自分にとって異質だった本は
東浩紀の「動物化するポストモダン」、
佐野眞一の「東電OL殺人事件」、
ニッサンにカルロス・ゴーンが就任したときのドキュメンタリの「起死回生」
南伸坊の「仙人の壺」
であった。

本なら、どんなジャンルでも貪欲に読むという姿勢でいるつもりだったが、
小説の場合は貪欲になれないということに最近気づいた。
気がついた、というか、やっと認めた。
この人の小説だったら読みたいなと思える作家は、
実は片手の指で足りてしまうかもしれない。
だから、小説はたくさん読むことを諦めた。

今年は上に晒した本の他に、村上龍の「愛と幻想のファシズム」を読み直してみた。
本を読み直すことはいままでの人生でほぼしたことがないので、
自分としては珍しい体験だった。

「愛と幻想のファシズム」は、確か読んだの中学2年か3年だと思うのだけど、
その読書体験はいろいろな意味で強烈だった。
いまでもその読書体験は漠然としたクオリアとして目をとじると蘇る。

なんとなく、いろいろな意味で原点回帰してみたくなって、それを読み返した。
あの作中で起こるようなクーデターが、この国には必要なんじゃないかという思いが
日に日に募ってたり。

今年もできる限り本を読みたいと思う。
たしか茂木さんが「読んだ本の厚み分だけ高いところから世界を見ることができる」
というようなことをいっていて、自分もそう信じている。

ref. 「本が人生を変える」

2003年から2011年までの集計をしたら平均が24.11...冊だったので、
2012年の今年は、25冊を目指したいと思います。(月2冊か)
できればその中に、英語の本も含めたい。
いま、Kindleで買った本で途中まで読んで止まっている本が4,5冊あるので、
そのどれか1冊でも。

*追記:一冊、読んだけど本棚に反映されていないやつがあったので、2011年の読了数は19冊(本棚に追加済み)

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