ものすごい台風がきた日にずぶ濡れになりながら屋外作業をした日から
ずっと体調が万全の日が来ない。
熱や怠さは治っても、咳が止まらなくて、
ここに来てまた咳が強くなってきた。
ごほごほしてる。
休みたいのはやまやまだが、いまのところその隙間が見つからない。
親父の生き様を間近で見ていたからだと思う。
休むことは悪で、片時も仕事のことを忘れない。
激烈な生き様だったと思う。
あれを、みているから、人生はこれぐらいしていないと甲斐がない、
ぐらいに思えてしまう。
そういう風に育ってしまったからね。
今年もそろそろ冬がやってきたようで、
この冬が終わる頃には2年経つことになる。
これをはじめたころに思い描いていたものがどんなものか、
実はもう覚えていないけど、思い描いていたものは
ほとんど実現していないと思う。
でもそれはどうでもいい。
今日、これを書こうと思ったのは、
「軌道が変わってきてたな」という声が
虫の知らせか何かみたいにほんのりと聞こえたから。
たぶん自分の声。
現状の医療ガスディーラーとしての先行きが決してよくないから
この先に行ってもたぶんジリ貧だというのは直感的に思っていた。
だから何か変わらないといけないなというのはずっと至上命題だった。
で、なんとなく変わったなという気がしたいま。
医療ガスディーラーではありつづけるけど、
違う芽がでてきていて、
それももやしの端っこのような吹けば飛ぶような芽から
双葉の子葉になったような気がする。
あの音は、双葉が開いたときに引き裂いた空間の音かもしれない。