暖かくなって計画停電中だが、実際には停電は免れる日が増えてきた。
週に１度程度の停電になるのであれば、なんとかしのげるかなと思う。
だが、夏の電力需要はまかないきれないという見方が濃厚なようだ。
東京電力のサイトをみて少し自分で電力量を計算してみた。
東京電力の最大発電量 | Google Spreadsheet
東京電力のホームページの発電所一覧を参考にして、
単純に各発電所の最大出力を足していった。
それから、ネット上のニュース等の情報をもとに、
地震の影響で停止していたり復旧できないところなどの数字をいじって、
夏に使用可能になるであるだろう電力量を計算した。
地震直前期の最大出力：5700万kW
地震直後の最大出力：3100万kW
今日(4/1)の時点での最大出力：3750万kW
夏の予想最大出力：4615万kW (この値はかなり適当な計算による)
どの発電所がどの程度ダメージをうけているのか
いまいち把握しきれていないのでかなり不正確であるが、
4000万kWから4500万kWは東京電力だけで確保できそうだと思う。
少なくともオーダーはあってるだろう。
で、今年の夏の電力消費量予測は5500万kWだそうで、
やはり1000万kW程度は足りなくなりそうだ。
しかし、今回の計画停電期間中の電力推移をみると、
ピーク時にの電力消費は前年よりも1000万kW弱程に抑えられている。
東京電力のサイトより拝借
これが夏場だとまた話は変わってくるのだろうが
この節電による需要の減少と、
東京電力以外からの電力供給を使えば、
なんとか停電は回避できるのではないか？と思ってしまう。
今回のようにマイルドな計画停電で済むのではないだろうか。
下記のブログ記事は、電力普及の過程が詳細に述べられていて
参考になりました。
東京電力管内の火力発電所の現況と、今後の復旧見通しについて 國谷尊之の徒然日記/ウェブリブログ
それから電気新聞というメディアが電力に関しては
専門的で定量的な報道をしていてよいなと思った。
電気新聞