フェムトセカンド #七味とーがラジオ / @melonsode

The Destination is unknown. The Journey is the Reward.
Author: 野澤真一 / NOZAWA Shinichi , version 2.0220330 / Podcast: 七味とーがラジオ / twitter: @melonsode

うつろい

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まだ暑いけれど、確実に日は短くなっているし、
夏を謳歌していた植物や昆虫もその寿命を全うしようとしている。

お盆が明けてからこっちは、
心情的に思いっきりペースダウンしている。
緊張感と危機感で心身共にぎりぎりの状態をやめて、
流れに身を任せるようなイメージで。
ボールが来たら打つ、みたいな。

仕事上で直面する出来事ではほとんど新しいことというのはなくなって、
大抵のことに対して、こういう場合はこうすればいいというプロトコルが
確立してきたので、常に身構えてなくても対応できる。

それに、自分以外の社員たちも同じで、
社長が変わって業務分担が変ったのだけど
その変化に慣れたのだろうと思う。

業務が問題なく回るようになるまでに
一年かかると見込んでいたから、よいペースだと思う。
今は、自分がどこまで手をひいても大丈夫かということを
確かめる実験の時期だったりもする。

もともとのプランでは最初の一年で会社の業務を父がいなくても
やっていけるような状態にもっていき、
次の一年で自分と自分の家族がフルタイムで会社の仕事に携わらなくても
安定して運営される状態にするというものだった。

もうすでに、自分がフルタイムで働かなくても
会社が運営される状態にするための方策を考えられる様な
余裕が生まれてきつつある。
あまり実感はわかないのだけど、
前進しているのだと思う。

自分や他人がどんな仕事をしているのかというのを、
とにかくあかるみに出していかないといけない。
そうしないと、自分や誰かが突然いなくなったら
業務はどうなってしまうのだろうか?と考えた時に
ただ漠然と不安になることしかできない。

やっている仕事を明確化すれば、
それをどうやって代替するかという具体的な問いをたてることができ、
漠然とした不安を消していくことができる。
そうして、業務を明確してそれを遂行するための手段を考えていくことで、
会社の属人性を低くしてゆくことができる。

そうやって、違うフェーズに入って行っているのだと思う。
でも全然実感がなくて、
本当にフェーズを移行しちゃっていいのかっていう不安もある。
ボス倒してダンジョンから出られるようになったけど、
洞窟の宝箱全部あけたっけ?みたいな。

ともかく、はやく涼しくなるといいなって、思う。

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