フェムトセカンド #七味とーがラジオ / @melonsode

The Destination is unknown. The Journey is the Reward.
Author: 野澤真一 / NOZAWA Shinichi , version 2.0220330 / Podcast: 七味とーがラジオ / twitter: @melonsode

強い帰納法

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年の瀬に風邪を引いて、
昨日・今日と二日間床に伏せっておりました。
今は回復してきて、小康状態。
あと一晩あれば完全回復するでしょう。

自分で自分に作るご飯にも飽きたので、
夜ご飯は外に食べにでた。
でも、大晦日で夜の9時をまわっているとあれば、
お店は片っ端からしまっている。

こんなときに開いているお店はマクドナルドか牛丼屋で、
あとは居酒屋がちらほら。
中延から荏原町を経由して旗の代まで歩いたところで
そば屋に通りがかった。

本当はとんこつラーメンが食べたい気分で、
とんこつラーメンが食べられる店を探していたのだけど、
2駅分あるいても見つからなかったので、
そばを食べることにした。

と、大晦日にそばということは年越し蕎麦か、と
そんなことを考えながらそばを食べ、
そば湯を飲んだ。

風邪で伏せっている間は、
ずっと昔のことを考えていた。
半年前のことも5年前のことも、
記憶の中だとあまり区別がつかない。

思い出しながら思ったのは、
過去のどの経験も今の自分になるのに必要だったということ。

強い帰納法。

普通の帰納法は一回前の条件の成立を必要するのに対して、
強い帰納法は一回前以前の全ての条件の成立を必要とする。

人生とは強い帰納法である。

それでは皆様、よいお年をお迎え下さい。
(もう日付変わった)

コメント(3)

Masa Gotoさん

コメントありがとうございます。
僕の言葉が何かしらの琴線にふれたのだとしたらうれしいです。
今年もどうぞよろしく。

初めてコメントさせてもらいます、東京在住31歳男子です。

いつも拝見しながら、難しいことは分からないながらも
記事をきっかけにして自分なりの何かを考えるようにしています。

今回の記事の

>過去のどの経験も今の自分になるのに必要だったということ。

というところ。
先日新聞の投書欄に、戦争経験者の方の投稿がありました。
終戦の日、もう軍法会議にかけられることはないんだという
自由を得て、今まで暴力をふるっていた小隊長を数人で呼び出し、
次々に平手打ちをしてそれまでの恨みを晴らしたそうです。
小隊長はおびえ土下座で謝罪。
侮蔑の目で見送り、胸がすっとしたと思う仲間たち。
「今考えると切ない思い出だ、60年以上たっても忘れることはない」
と締めくくられる投稿でした。

戦争を知らない世代である私にはこの投書が生々しく
印象に残りました。接している相手がどんな経験を
してきたのかということは分かりません。
会う人みんな、こっちからヌルい接し方なんて出来ないな、
なんていうことを思いました。

内容のない話ですみません、ちょっとお伝えしたかったので
コメントさせてもらいました。
身体とご家族をお大事に、頑張ってください。
Twitterも楽しみにしています。

Please do take care, and smile.
Endeavour, and aspire to difficult things.
Difficult but valuable things.

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