フェムトセカンド #七味とーがラジオ / @melonsode

The Destination is unknown. The Journey is the Reward.
Author: 野澤真一 / NOZAWA Shinichi , version 2.0220330 / Podcast: 七味とーがラジオ / twitter: @melonsode

器用貧乏

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CSLのちバイト。
雨なので傘差して歩いて移動した。
一日に一度はあの坂道を自転車で駆け下りないとなんか物足りない。


だんだんバイトに費やしている時間が惜しくなってきた。

それでも、バイトで得たものは大きい。
Perlならば息を吐くようにコードがかける。
つい最近はPerlでオブジェクティブにもコードを書けるようになって、
コードを書く効率が上がった。
し、他の言語を使うときもかなり類推が効く。

* * *

もうずいぶん昔のことだけど、やはりC言語とPerlに挑んだ事があって、
Hello, Worldを表示できたところで頓挫した。
プログラミング言語は自然言語と違って全てロジカルに覚えられるけれども
自然言語と同じで使わないと覚えられない。
よっぽどの変人は別として、そうだと思う。

昔、頓挫したのは、作りたいプログラムが特になくて、
漠然とプログラムを作れるようになりたいと思っていただけだったからだ。

バイト先では具体的に作るべきものが与えられる。
それが良かったんだと思う。
当時は必死のパッチで調べて悩みのたうち回って大変だったけれども、
作るべきものがあってそれがよいとっかかりとなって、
独力で学習を進めることができた。

* * *

プログラム自体が楽しい。
プログラムは具体的なモノは作らないけれど、
それはやはりモノ作りであると思う。

同じ機能を実現するプログラムでも
アルゴリズムのロバストさやコードの短さ・可読性、
無駄を省くことによる動作の軽快さなど、
いろいろな側面で美意識を反映させる隙間がある。

最初は動作のおおざっぱな骨子を作って、
それから例外処理を追加して止まらないプログラムにする。
長くなってきたら適切に機能を切り分けてサブファンクションを作る。

そして一つ一つの関数のアルゴリズムを考えることは
高度に知的なパズルを解くような興奮と気持ちよさがある。

研究よりそっちを本業にしたくなるような気分だ。
誰か技官として雇ってくれませんか?
データと解析する方針を伝えてもらえれば喜んで作りまっせ。

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