フェムトセカンド #七味とーがラジオ / @melonsode

The Destination is unknown. The Journey is the Reward.
Author: 野澤真一 / NOZAWA Shinichi , version 2.0220330 / Podcast: 七味とーがラジオ / twitter: @melonsode

自分語りを許して

| | コメント(2)

しばらく締め切りや危機感に圧迫される日々であったが、
今日でとりあえず一段落した。

これで気を抜き過ぎて、この後に控えている山場まで
その腑抜け気分を引きずらないようにしなきゃいけないし、
さらにはその山場が終わっても人生が終わるわけではないということも、
きちんと理解していよう。

最近はストレスや疲れが溜まってくると
自分の心の様子や体の状態がどういう変化を起こすのかという
その入出力関係を自覚できるようになってきて、
うまく処せるようになってきた。

ストレスや疲れが溜まってくると暗澹たる気持ちになり、
ネガティブシンキング全開!となり、
さらに暴飲暴食に走ってしまうときもある。

どうもオレはずっと鈍感だったみたいで、
「ストレスや疲れをうまく自覚できていなかった」
ということに気付いた。

ストレスや疲れが原因でネガティブな思考回路になったり、
節操なく食べものやお酒を飲んでしまったりするのだけど、
その「ストレス・疲れ→ネガティブ思考・暴飲暴食」の因果性を
理解できていなくて、
ネガティブ思考や暴飲暴食は自分の本性だ!とずっと思っていた。

僕のことを知る人は、
それが割と親しい人であっても、
「野澤くんは、陽気でよく笑いよく喋る人」という印象を
持っていることがほとんどだけど、
自分としてはそれは半分しか当たってなくて、
「どうしようもなく暗くて救いようのない人」という側面も併せて
自分だと思っている。

そういう暗いトコロも割と愛すべき自分の一部分なんだけど、
ひょっとしたら「暗い側面も自分の本性の一部」というのは、
間違いなのかもしれない、と
駅のホームで電車を待ちながらチラリと思ったりすりようになった。

よく考えたら、鬱な自分が現れてきたのって、
中学の頃からなのだよなあと、ふと思い出した。
それ以前はもっと自信と勇気があって、
自分を肯定できていた。

そういえば、「自分をやっている」感覚が、
小学校とか中学のはじめの頃の自分に近い。
これは変化ではなく恢復だと思っている。

でも、何が良く作用したんだろう?
茂木研にいることで癒されたような気がする。
あ、でも急速に昔の自分に恢復しているこの感じと呼応するのは、
あれだ、結婚だ。
あー、そうかー。
確かに結婚前の数年間よりも
格段に健康的な生活してるよ。
家でご飯食べてるし、よく寝てるし。

なんだー、そうなのかー。嫁、ありがとう。嫁、ラブ。

なんか、のろけになっちゃったけど、
話を戻すと、
「なんか今、鬱々真っ盛りで自分を否定する考え以外浮かばないんですけどー!」
という状態になってしまうと、その性質上、
ネガティブシンキングのポジティブフィードバックループになってしまうのだけど、
そこで、
「ああ、それ、ストレスストレス。
 わーいって遊んで飯喰ってよく寝れば治るから。まじで。」
って処方箋を自前で出せるようになって、実際それが効く。

自己否定の感情って、
まさに自己を否定するものなので、
うまくいかないのが自分以外の外部的な要因であっても、
無理矢理自分のせいにしてしまうという厄介な性質があって、
本当の原因や因果関係を見る目を曇らせてしまう。
うまくいかないときは、真摯に原因を探らなければいけない。
自分に原因をなすりつけてお茶を濁しても何にもならない。

まあ、そういうわけです。

「うわー、鬱な気分〜」と思っても、
それが自分の本性なんだと酔うのではなくて、
今は一時的にイレギュラーな状態にいるだけで
原因を取り除けばもとに復帰するのだと、
そう思って行動することで、
僕は最近救われている。

* * *

OpenGLでのプログラムがやっと軌道に乗り、
やっと実験をやれそうな気配になってきた。

この夏にいろいろやったるでーと、
青い空を仰ぎ見る。

コメント(2)

ご指導ありがとうございます。

お腹いっぱいで油断しておりました。

シン君・・・指し箸はイケないよ。
私は、昔 君のお父さんに教えてもらいました。

プロフィール

月別アーカイブ

全アーカイブ

フェムトセカンド1.0


メールを送る(故障中)