フェムトセカンド #七味とーがラジオ / @melonsode

The Destination is unknown. The Journey is the Reward.
Author: 野澤真一 / NOZAWA Shinichi , version 2.0220330 / Podcast: 七味とーがラジオ / twitter: @melonsode

LUMIX TZ7

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紆余曲折を経て、親父にプレゼントするのはデジカメになったわけだが、
どの機種にするかに関してもまた紆余曲折があって、
それをこちらに書いておく。

どんなデジカメがいいかいろいろと調べて、
最初は、親父が今使っているやつがSONYのだから、
操作感が変わらなくていいようにSONYのにしようかと思ったけれど、
あまりいいのがなかった。

たまたま、その少し前に奥さんのデジカメを新調するのに付き合ったので、
いくらか今のデジカメシーンには詳しくなっていて、
さらにいろいろCASIOのEXILIMやPanasonicのLUMIX、RICOHやPENTAXなどを
見て回って、にわかにカメラに関する知識が増えた。

レンズのサイズが小さいほど、広い範囲がとれるということとか、
ダイナミックレンジといって、もっとも暗いところと薄いところの差が
まだまだ銀塩写真にはかなわないことなどを知る。

さらにたまたま、応用哲学会の時に佐々木さんにデジカメを見せてもらったのが
決定的な判断材料となり、
PanasonicのLUMIX TZ7という機種に決めた。


デジカメに限らず何でもそうだけど、
カタログに書いてあるスペックだけではその機種の善し悪しはわからなくて、
実際に使ってみないとわからない。

手ぶれはどうか、ズームはどうか、操作は直感的に素早くできるか、
スイッチを入れたときの起動は早いか、
設定を変更するときのボタン操作は簡単か、
シャッターを切った後に次の写真をとるまでの時間は短いか
など、売り場でいろいろと実機を使い倒した。

その結果、このTZ7という機種は使えば使うほど、
他のと比較すればするほど、驚異的に性能がいいということがわかってきた。

まず、光学12倍ズームがすごい。
まるで双眼鏡で見てる見たいにズームできる。
そして、全然ぶれない。
普通はズームすればするほどぶれやすくなるのに、
12倍でズームしてもほとんどぶれない。

それから、レンズが25mmなので、広い範囲を撮影できる。
25mmという値は同程度のカメラではもっとも良い値である。

それから、操作性がとてもよい。
操作は直感的にわかりやすく、ボタンを押せばすぐにそれに応えてくれて、
待ち時間のようなものもないし、
こういう設定をしたいなと思ったら、
思い煩わなくてもだいたいしたいようにできる。

そのようなわけで、TZ7に決まった。

それで、いざ買いに行くと、メーカーで欠品していて、在庫切れだと
3軒ぐらいのお店で言われて焦った。
もうお祝いの日の前日で時間がなかった。
奥さんと妹を動員して秋葉原の電気屋さんに電話をかけてもらって、
オノデンに在庫があり!という情報が入る。
それでその場でTZ7を押さえてもらってなんとか胸を撫で下ろした。

お祝いの日の当日にオノデンに立ち寄って、
代金を支払い、ラッピングしてもらって商品を受け取る。

その時の女の店員さんが、「さすが秋葉原の電気街の店員!」と
思わせる接客ぶりで、
秋葉原という地の凄みを体感した。

いままでの経験からいうと、
電気屋さんの店員さんは、
商品のことを聞いてもカタログに書いてある以上のことを応えてはくれない。
だから、素人に毛が生えた程度で、
自分でカタログを読む代わりに聞くための対象としてしか、
評価できないことが多い。
だけどこの店員さんに、確認のためにいくつか質問をすると、
予想される以上の返答が、揺るぎない説得力と共に返ってきて、
「おおー」と思った。
返答がとても”いい感じ”なのである。
やはり秋葉原の電気屋さんの店員さんは、
そんじょそこらの大型電気量販店のバイト店員とはスキルが違うのである。

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