一つの時代が終わろうとしている。
あと数年早かったら、もう少し違った景色が見えたのだろうな。
雨の日が続く。
これは春と冬のせめぎ合いのとばっちりで、
かならず春が勝つから、
目くじらはたてない。
不平不満をぶつくさ言うのではなく、
確信を持って新しいことをしよう。
雨で靴がぐっしょり濡れてしまったので、
買い物には別の靴を履いて行った。
しばらくずっと、革靴しか履いていなかったので、
スニーカーの感触は新鮮だった。
スニーカーってこんなに柔らかかったっけ。
靴下越しにスニーカーの生地が吸い付くような錯覚がする。
地面を蹴る感触がダイレクトに足の裏から伝わってくる。
同時に、いつもより強く土を蹴る力が地面に伝わる。
もっとずっと速く、遠くに、行ける。