やっぱり風邪が発症して、
金曜日はゼミが終わってから即帰宅、即寝。
土曜日もずっと寝ていたけれど、
用事があったので夕刻に横浜へ。
修士の頃の同じ専攻の同級生が、忘年会を兼ねて
僕の結婚祝いをやってくれた。
当初は忘年会の予定だったけれど、
同級生のほとんどが社会人であることもあり、
日程の都合上年明けにずれこんだ。
だから、幹事はあくまで「忘年会」と言い張る(笑)
できることなら家で寝ていたかったけれど、
この場合オレが主賓であり、
そのためにわざわざ時間を割いてくれた人もいると思うので、
馳せ参じた。
みなさまありがとうございました!
幹事役であり、悪友のTが
「おい、結婚は人生の墓場だぞ!」
なぞと冗談めかして言う。
いわんとすることはわかるけれども、
それは一面的な捉え方でしかないのだよ、と思いつつ、
笑い飛ばしておいた。
二次会には約半分の人が残ってくれて、
お店を変えてからゆっくりとお酒を飲んだ。
悪友のTは相変わらず元気でよくしゃべる。
下卑た物言いと毒舌が絶好調であった。
こいつは半年早く修士を卒業したので、
博士を取るのもオレなんかよりだいぶ早いのだろうと思う。
しかも平行して経営系の修士号も取得しようとしていて、
順当にいけばデュアルディグリーをとることになる。
酒飲んでしゃべっていると、
ただのお調子者のアホにしかみえないのに、
(しかも顔は"見栄晴"似のイケメン)
たぶんなかなかのやり手なのである。
来年の春には博士の学位をとる見込みらしく、
いま就活をしているらしい。
学部の学生や修士の学生がやる就活と同じようなことを
博士の学生もすることがあるのか!というのが
ひとつの驚きであった。
博士課程の学生になると、
さすがに母体数が少なく、
基本的には研究者になるための学位なので、
一般的なキャリアパスというものがない。
また、分野ごとに、さらには研究室ごとに、
卒業後のキャリアパスは千差万別であるので、
Tの話が参考になるかといったらあまりなりそうにないのだけど、
もう少し危機感を持って考えなきゃいけないのかもしれない。
奥さんもできたわけだし。
ヒモやニートと区別のつかない現状は近い将来
何とかしないといけないわけだ。