23日にクリスマスイブのイブを祝う会をして、
インスタントにクリスマス終了。
クリスマスの雰囲気というのは街にだだ漏れているものだと
思っていたが、どうもあれはテレビによって
錯覚させられているらしいことが、昨日分かった。
テレビをみないとすがすがしいほど何も感じない。
昔はクリスマスなんて、ケッ、ていう派だったんだけど、
今年はそういうアンチクリスマスな気分になることもなかった。
妹かハハにもらった"もこもこ"生えるクリスマスツリーが
2日ぐらいでぼわんと大きくなって、
その2日後ぐらいには脆くも崩壊していくのを見て
毎日うっすらとお祭り気分を楽しんだ。
石川君のくれたブーブ・クリコのロゼ(シャンパン)をあけて、
モスチキンを食べて、
高松さんにもらったくろうさぎとしろうさぎの絵本と
ふくろうの絵本を読んで過ごした。
石川君、高松さん、すてきなプレゼントをどうもありがとう。
今日は本郷へ。
湯島まで歩いて一片雲で四川風ピリ辛鳥そばを食べた。
相変わらずぜっぴん。
一緒に食べた先生にごちそうしてもらってしまった。
指導教官にしろ、この先生方にしろ、
風圧で吹き飛ぶぐらい勢いよくお辞儀をして
「あーざっーす」(ありがとうございますを体育会系風に)
と腹の底から叫びたいほど、
施しをしてくださる。
自分は暖かい人々のなかにいるのだとひしと感じる。
糊口を拭うのも独力ではままならない自分が、
果たしていつ誰かに施しをできるようになれるのだろうか。
でも、そうならねばならない。
思えば大学受験生だった頃によくしてもらっていた先生は
たぶん今の自分と同い年か若いぐらいだったと思うのに、
なんど飯をおごってもらったかわからないし、
勉強以外の様々のことを学ばせてもらった。
自分がその先生と同じ年になったというのは、
静かに心をかき乱し、突き動かす。
直接返すのではなく、次へまわせ。
二週間が一息で過ぎてしまった。
一息ついたら、また走り出す。