オバマが選挙に勝った。
これはすごいことだ。
世界は変わったのだと思う。
アメリカでは、黒人が大統領になるのは、
原理的には可能だが、
現実的には不可能。
そういう話を新聞の記事だか、
テレビのコメンテーターだかで、
8年前の大統領選挙の時に聞いた。
その頃は、オレは世界に対してナイーブで、
そういう露骨な人種の壁があるのだということに、
大きな衝撃を受けた。
いまはあの頃のナイーブさは拭い去って、
「現実はそのようなこともあるのだ」と
受け入れている。
そんな今の自分であるから、
オバマが大統領になったということは
再び大きな衝撃だった。
8年間で、世界は変わったのだ。
それもいい方向に。
断言する。
それは良い方向に変わったのだ。
メディアでは、
「オバマが当選したのはよし。
でも、アメリカは未曾有の大問題が山積みだよ?」
という人がいる。
でもそれは大したことではない。
多くの人が「未来は良くなる」という希望を抱いていると思う。
いまこの時代に、「希望が持てる」ことほど、
貴重なことはない。
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オバマさんのおっきな写真が見れます。
The next President of the United States - The Big Picture - Boston.com
オバマさんの勝利スピーチ:
Barack Obama's Victory Speech - Election Results 2008 - The New York Times
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勝利スピーチがかっこよすぎる。
この人が、無事に任期を全うできますように。
暗殺とかされず。
それにしても、アメリカの大統領選挙って、
ほんとう、お祭りだな。
日本語では政治のことを政(まつりごと)というけれど、
政治は、その国の人すべてが関わるんだから、
お祭りみたいにみんなでわいわいやるのは、
間違っていないのかもしれない。