引っ越しの作業に追われている。
こないだ故障してJAFを呼んだ軽トラはまだ調布市緑が丘の三菱に
入院中なので、
ふたたび実家に帰って今度はミニバンに乗って菊名に来た。
このミニバンは実家に帰るといつものっているやつで、
故障の心配はない。
だけど、やっぱり怖いので座席を開けてエンジンは見た。
ファンベルトは大丈夫。
それで菊名に行く前に、越谷警察署へ。
免許の更新をした。
優良運転者になった。いわゆるゴールド免許とかいうあれ。
30分の講習をうけた。
ビデオがよくできていた。
交通事故コエーと素直に思った。
交通法規というのは厄介だが、
警察のひとたちは本当に真剣に交通事故をなくそうとしているのかもしれない。
そう信じてもいいと思った。
* * *
今日は冷蔵庫を運んだ。
重くて難儀した。
背骨をへし折るような感じで抱きかかえてみたり、
底面をもって腰のあたりまで持ち上げてみたりしたけど、
最適な持ち方は発見できず。
部屋から車の前まで運ぶのも大変だったが、
車に乗せるのも一苦労だった。
ギリギリ乗る大きさなのだが、
ドアの部分は狭くなっているので傾けないと入らない。
なかなかうまく傾いてくれない。
ゼエハアゼエハア
* * *
昨日は雨だったけど、今日は快晴で、
車を走らせるのは気持ちよかった。
青い空の下を風とすれ違い続けた。
綱島街道を右に曲がり、
ガソリンを入れた。
鶴見川を渡り、川沿いを走った。
尻手駅の高架下をくぐり、第二京浜(国道1号)を快走。
やはり青い空がお供で。
* * *
新居に荷物をなんとか降ろし終わった後、
バイトへ。
渋谷まで再びドライブ。
国道一号を北上し、途中で山手通りに乗り換える。
目黒、恵比寿と過ぎて、
国道246に乗り換える。
圧倒的な台数の車が走っているけれども、
速度は速い。
246号は渋谷の道玄坂に出る。
そこからが大変だった。
超過密交通と一方通行の嵐の中、
コインパーキングを探す。
あるにはあるのだが、どれもこれも高い。
30分、200円て!
1時間400円か!時給の20%じゃないかっ!
ここも高い、ここも高い・・・と、コインパーキングを見つけては
後にしてを繰り返して、
やっと渋谷のリアルってやつを知ることになる。
この街では30分200円が最安だ。
25分200円とか10分250円とかでてくる。
結局、30分200円のところに留めました。
4時間のバイトのあとの料金は1800円だった。
南無三。
* * *
積み込みをして、運転をいて、積み卸しをして、
運転をして、バイトをしてで、
結構疲れていたんだけど、がんばって実家まで帰る。
明治通り(国道246)を北上。
原宿、代々木、新宿、馬場、池袋と通過して、122号に変わる。
ここら辺の道は勝手を知った道なのである。
夜なので交通量が昼間の3分の1ぐらいで、スイスイと進む。
夜の東京を走ると、如何に東京の道路が広いかがわかる。
昼間は車が大量にあるので道路は窮屈そうに見えるけれども、
実際、車の台数が減ると、わかる。
片側2車線、3車線なんてあたりまえだし、
立体交差もばんばんある。
道路を作っている人たちはがんばっているのだ。
あれだけ台数が多くて複雑な道だけれど、
様々な標識がきちんとアフォーダンスを感じさせる。
いや、ほんと、道路というのは大変な複雑さをもっている。
* * *
家に帰ると、妹が晩ご飯を作ってくれた。
なんて、なんていい妹なんだ。
泣ける。
マイシスターはいい子ですよ!
彼氏募集中ですよ!
今ならもれなくオレのことをお義兄さんと呼べますよ!
(↑義兄のうえに"にい"のルビ)
兄は25歳でニートに限りなく近い学生をやっているけど、
妹は立派な社会人でおわします。
ぶわっ。
泣ける。
「どうせおいらはやくざな兄貴
わかっちゃいるんだ妹よ
いつかおまえの喜ぶような
偉い兄貴になりたくて
奮闘努力の甲斐もなく
今日も涙の
今日も涙の
日が落ちる
日が落ちる」
寅さんのテーマを思い出してしまった。
梨がうまい。
シャクシャクシャクシャクシャクシャクシャクシャクシャクシャク
秋である。