午前、「意識研究の諸相」というシンポジウムにでる。
クオリアについて勘違いをされてる論者の方がいたので、
「クオリアというのはラテン語に起源を持つ言葉で、
哲学の文脈では古くから議論されていたのであって、
別に茂木健一郎やデイビット・チャーマーズが言い出した
新しい概念ではありません。」
ということを質問の時間に言った。
大人げなかったかなあ。
午後は、「恥」に関するワークショップを聞きに行った。
けれど、期待していたものではなかったので、
途中退出。
そうしてもう見るべきものがなくなってしまったので、
観光にでることにした。
モエレ沼に行った。
地下鉄で環状通東駅に行き、
そこで61番か69番か79番のバスを待った。
時間がないので滞在時間1時間の強行軍。
ひたすら歩く。
モエレ沼公園の広さは北大並。
いつかテレビで見た、ウェールズの丘を歩いているような気持ちだった。
緩やかだが力強い起伏と共に広大な芝生が広がる。
歩いていると、ダイナミックに風景が変化する。
だからズンズンと進んでいきたくなる。
この公園を作った人の思想が思われる。
モエレ沼の写真。
合い言葉は「のざわしんいち」(ひらがな)
http://30d.jp/melonsode/4(期間限定)
* * *
遠くにガラスのピラミッドが見えてきた。
コンクリートの駐車場をくぐると広大な芝生。
道沿いに植わっている木々。
芝生の丘を駆け上がる。
ガラスのピラミッドを裏から見ると別の形をしている。
遠くに大きな水たまりが見える。
水たまりの浅瀬で水を踏む。
ピンクと黒と黒の石の彫刻。
歩いてきた道を振り返るともうこんなに歩いたのかと驚く。
山を登る一本の道が延びている。
堪えきれなくて登る。
高度が上がっていくほどに遠くがよく見えるようになる。
頂上から見える景色は圧巻。
そして、また新しいオブジェが見えてくる。
三脚のようなオブジェ。
白い石のオブジェ。
カラーバットとカラーボールで野球をしている親子。
公園の反対側に到達。
モエレ沼公園西口のバス停からバスに乗った。
* * *
夕食はジンギスカンだった。
昨日の乱数生成課題ワークショップの時に
知り合った先生がわざわざ誘ってくださったのだ。
名刺を渡してよかった。
こういう出会いがあることが、学会参加の醍醐味であろう。
* * *
名刺はしばらく前に作った。
イラストレーターでデザインして、
それをネットの名刺屋さんに送信すると
すぐに印刷された名刺を送ってくれる。
去年は学会や研究会にたくさんいって、
そこで何人もの人に名刺をもらった。
それなのに、こっちは名刺をもっていないので、
一方的にもらうだけだった。
それで、これは申し訳ないなあと思って名刺を作ることにしたのだった。
* * *
今日は体からラム肉のにおいがする。
Hikaru. Tさん、こんにちは。
書き込みありがとうございます。
意識研究の諸相はともかく、
来年はASSCがベルリンなようですよ!
これは行きたいですね!
それから来年の生理研研究会のテーマは「意識」で
Kochと土谷さんがとりあえずゲストで確定しています。
これは行くしかないですね!
そのときはトイレですれ違ったら一声かけてくださいね。
こんにちは。いつもブログ拝見してます。昨日の「意識研究の諸相」から本日の社会性に関するワークショップに僕も出席しておりまして、野澤さんがいらっしゃる事にちょっと感動しておりました。実はお手洗いでもすれ違ったように思うのですが、ここで声を掛けるのもどうかと思い、辞めました。
意識の方のシンポジウムは全てではないですが、若干期待が外れた感があったのですが、本日の社会性のワークショップはとても面白く拝聴し、勉強させていただきました。文化や法心理学、心をどこまで還元するか、といった極めて重要かつ、難しい問題にまで議論が及んだことがまた新鮮でした。
それでは、またお邪魔することがあると思いますが宜しくお願いします。