いろいろな大人の事情で、
研究室に持ち主を待っているMacBook Airがある。
今のところ、持ち主に立候補しているのは二人で、
そのうちの一人がオレ。
まだ持ち主は決まっていないけど、
少しだけさわってみた。
持ち主が誰になるにしろ、
ATOKとMicrosoft Officeのインストールと、
無線LANの設定なんかはやっておいても無駄にはならない。
MacBook AirにはCD-ROMドライブがついていないので、
インストールは外付けのドライブをつなぐか
リモートディスクというのを使う。
外付けのドライブはなかったのでリモートディスクを
使ってみることにする。
MacBook AirからオレのPowerBookのディスクにアクセスしようとしても
できなかった。
挿入されているディスクは見えているのに、
ディスクの中身が表示されない。
Mac同士だったらさっくりいくだろうと期待していたので、
ちょっとがっかりしてその作業は諦めてしまった。
それから無線LANの設定をしたり、マウスジェスチャーの設定を
したりしているうちにAirが反応しなくなった。
もしかしてフリーズ?!と思ったらほんとにそうで、
やむなく強制再起動。
その後も何度かフリーズした。
PowerBookではアプリケーションが落ちることはあっても、
OSレベルでフリーズすることはなかったので、
結構ショック。
調べるとMacBook AirのCPUは1.6GHzで、
intel製とPowerPC製で違いはあるものの
PowerBookの1.5GHzとほとんどかわらない。
PowerBookのOSは10.4で、
AirはOS 10.5なので、
その差でAirは動作に不安定さがでるのかもしれない。
また、HDDの容量はAirは80Gで、
PowerBookも80Gなので、
PowerBookの全データを移行することは可能だけれど、
PowerBookの空き容量はあと2Gなので、
溢れるのは時間の問題だったりする。
音楽データが16Gあって写真データが10Gあるので、
それを外に出すとかすればいいか。
Airは
・LANポートがない
・CDドライブがない
・スピーカーがモノラル
・CPUが1.6GでHDDが80G
・USBは1つ
というのがやっぱり困った点だ。
現状ではAirをメインマシンとして使うのは
難しいかなと思う。
メインのマシンがどこかにあって、
その中の必要なデータと同期させつつモバイル用に使う、
というのがベストな使い方だと思う。
問題は「必要なデータの同期」をどうやって労力を
かけずに行うかだ。
もし、ネットワークのインフラがもっと改善されれば
Airはメインマシンになりえると思う。
内蔵のHDDにアクセスするのと同じ程度の手軽さで
ネットワーク上のデータにアクセスできるようになれば
HDDの小ささやCDドライブがないことなんかは問題にならない。
Airが使えないのではなくて時代が追いついていないのだと思う。
Airの無線LANは802.11nに対応しているけど、
無線LANアクセスポイントがそれに対応していなければ
意味がなかったりする。
↑これみてたらやっぱり使いたくなってきたー
Airの良い点は
・なんと言っても軽い
・マウスジェスチャーが豊富
・バックライトキーボード
追記20080827:
リモートディスクは使えるようになった。
いろいろやったので、何がよかったのかはわからないが、
最終的にはファイアウォールを切ったら使えた。
複数の無線LANステーションを経由したLAN接続も
よくなかったのかもしれない。