花見、でした。4月2日。
チーフ・ハナミ・オフィサー(Chief Hanami Officer, 略してCHO)に
任命されたので、下見、準備、設営、接客(?)、撤営、撤収を仕切りました。
気持ちは「一日限定の露天商」で、
お店を開いてお客さんを歓待するつもりで行動した。
まあそこそこ成功したのではないかと思う。
オレをCHOに任命した茂木さんのブログには
「野澤真一はえらかった」というフレーズが5回ぐらい出てきて、
つかまつった任務を果たせたのだなと安堵した。
クオリア日記080403:野澤真一くんはえらかった
二年前の茂木研の花見の時に幹事の補佐役をやった経験と、
茂木研クリスマススペシャル&忘年会の経験と、
基本的に野外で活動し、リーダーとして集会の企画・計画・実施を行う
ボーイスカウト活動が役に立ったと思う。
今回の花見で難しい点は主にふたつで
1.茂木研のメンバー以外の人をおもてなしすること
2.夜になって暗くて寒くなったときの対策
資材の運搬するために車を使用したのと、
しらふじゃないと幹事の仕事は勤まらないと判断したので、
酒は飲まなかった。
次の日に車をとりに行くとか、運転代行を頼むとか、
そもそも車を使わずに資材を運ぶとか、
何らかの手段を講じれば酒を飲むことは可能であったとは思うが、
与えられた制約のなかでは、そうするのがベストだと判断した。
いろんな人が「CHOお疲れ様!」「よくがんばったね」と言ってくれて、
「いやいや、いたらないことばかりでして〜」と謙遜しつつも
心の中では全力でガッツポーズをとっていた。
だけど、理想的な幹事の振る舞い方というのは、
あらゆることが過不足なく与えられ、不便さを微塵も感じず、
すべてがごく当たり前に感じられる環境を作り出し、
なおかつ「幹事さんががんばっているからこんなに快適なんだ」と
思わせないことだと思う。
放置されているコップとか誰かの食べ残しとか、
そういうものをほっとくとあとあと面倒なことになるので、
ついついせわしなく掃除して回ってしまったのだけど、
そういう行動は「野澤くんはよく働いているなあ」という感想を
見ている人に与えてしまうので、
もうちょっと目立たずに行動できなかったものか、
というのが一つの反省である。