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Author: 野澤真一 / NOZAWA Shinichi , version 2.0190217 / Podcast: 七味とーがラジオ / twitter: @melonsode

歯周病菌がアルツハイマー病を引き起こしてるかもしれない?!

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七味とーがラジオ 12回目

歯周病菌がアルツハイマー病を引き起こしてるかもしれないということを示している論文を読みました。(歯周病菌と書きましたが、歯周炎菌と書くほうが正確なようです)

SCIENCE ADVANCESという論文誌に掲載されたオープンアクセスの論文なので誰でも読むことができます。

前提知識

  • 歯周病は糖尿病や心筋梗塞、低体重、早産・低体重出産と関わりがあり、口だけでなく他の部位にも影響を及ぼしている
  • アルツハイマー病では、アミロイドβというタンパク質の脳内の蓄積や、脳内にあるタウ蛋白の過剰なリン酸化が起こっており、それが関わっていると考えられている

論文の見出し

  • 亡くなったアルツハイマー病患者の脳から歯周病菌由来の「ジンジパイン」という有害な毒素が検出される。(見出し1〜3)
  • 歯周病菌(ジンジバリス菌)のDNAも大脳皮質から検出される(見出し4)
  • マイルドなアルツハイマー病傾向にある人の脳脊髄液を調べたら10人中7人からジンジバリス菌のDNAが検出されたし、唾液からは全員が検出された(見出し5)
  • ジンジバインはタウ蛋白を切断する(見出し6)
  • ジンジパインを抑制する薬を開発して神経を守れた(見出し7)
  • マウスの口にジンジバリス菌を感染させるとアミロイドβ-1-42が脳内で増えた(見出し8)
  • アミロイドβ-1-42はジンジバリス菌に対する抗菌作用があるようだ(見出し9)
  • ジンジパインを抑制する薬の経口投与で、マウス脳内の海馬の神経細胞を守れた(見出し10)
  • 薬を改良して効果を再確認した(見出し11)

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