The Destination is unknown. The Journey is the Reward.

Author: 野澤真一 / NOZAWA Shinichi , version 2.0110115

政府は手間をかけずに作れる料理を「おとう飯(はん)」と名付け

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カンタン料理「おとう飯」でイクメン増やせ | NHKニュース

政府は育児や家事に積極的に関わる男性「イクメン」を増やそうと、手間をかけずに作れる料理を「おとう飯(はん)」と名付けて、男性が料理の知識や技能を身につけるためのキャンペーンを始めることになりました。 6歳未満の子どもがいる男性が1日当たり家事や育児に関わる時間は、日本では平成23年の時点で67分なのに対し、スウェーデンが201分、ドイツは180分、アメリカは173分で、欧米各国と比べて大幅に少ないのが現状です。

(以下略)

このニュースを見て思ったのは、
「単に時短レシピ公開するだけじゃ料理するようになるのは難しい」
ということ。

時短レシピは巷にあふれているわけで、それをわざわざ
政府が公開して、料理をしない人を料理に向かわせようとしても、
効果薄いのでは。
とは、思ったものの、内閣府が公開している時短レシピとやらを
見てみようと思って、ネットで検索。

「“おとう飯”始めよう」キャンペーン | 内閣府男女共同参画局

レシピ、1個しか載ってねえ!
「鳥もも肉の旨煮」レシピ

もっといろいろあるのかと期待したオレがばかだった。
というか、「“おとう飯”始めよう」キャンペーンの内容は
レシピを公開するというものではないらしい。

キャンペーンでは、「男性の暮らし方・意識の変革に関する専門調査会」の中で課題とされた「家事や育児等に対する知識等の不足と男女間のギャップ」に対して、料理に関する知識やスキルのギャップを埋めるきっかけとなるイベントを実施する予定としており、その後、「おとう飯(はん)」のコンセプトやロゴが活用されることで男性が料理に参画する機運が醸成されることを狙いとしています。

「料理に関する知識やスキルのギャップを埋めるきっかけとなるイベントを実施」するのが
キャンペーンの内容だそうだ。
誤解してすみません。

おとう飯キャンペーンは、自分のツイッターのタイムラインでは、
批判的な意見の人が多かった。
でも、自分としては、妻(配偶者)がやってくれている家事負担を減らすために、
料理をする・日々の食事を作るというのは、
相手の家事負担を軽減する上で有効だと思う。

ときどき、自分の作りたいものを料理するのと、
途切れなく続く日常のなかで毎日毎日料理をするのは、
ぜんぜん違う。

いまままで料理経験ゼロの状態から、
いきなり「毎日毎日料理をする」ようになるのは
ほとんど不可能なほどの隔たりがある。

「毎日料理をする」ようになるためには、
ちょっとずつ自分の炊事力を高めていく必要がある。
具体的にはこんな感じ。

・毎日皿洗いする、食器の整理をする
 (食器の他に炊事道具の場所を覚えていく)
・スーパーの買い出しを手伝うあるいは自分がやる
 (食材をみることで作りたい料理のインスピレーションが湧く、
  いま冷蔵庫にはどんな食材が入っているのか
  リアルタイムで把握する)
・調味料の補充を手伝う
 (自分の家にはどんな調味料があるのか把握する)
・食卓をきれいにする
 (食卓にいろいろ物が載っていると、
  ご飯ができてテーブルに並べる際に障害になる)
・米を研いでセットする、時々食パンを買う(朝食用)

まずは、炊事じゃない部分をやっていく。
食材や調味料や食器や調理器具がどこにどれぐらいあるか
把握することから始める。
料理では、次々に必要な調味料や調理器具を取出して
使ってしまってという手順が発生するので、
その都度、探していたり人に聞いていたのでは埒があかない。
なので、そういう物の場所が瞬時に思い当たる状態にしていく。

食材と調味料の把握も大事で、
どんな調味料があるかわからないと、
レシピをみてもそれが作れるのか、何か買い足さないといけないのか、
別の何かで代用したりできるのか判断できない。
食材も把握しておかないと、優先して使用する食材は何か(賞味期限)、
足りない食材は何か(買い出し時)、の判断ができない。

実際に、料理をするのはそういう作業を通じて、
ある程度自分の家の"台所事情"を把握してからになると思う。
把握できてない状態で料理しようとすると、
料理の手順のひとつひとつがすごくストレスフルになる。

食材の買い出しをしてみると、
食材をみることで「こういうものを作ってみたい」
「この野菜をうまいこと料理して食べてみたい」という
インスピレーションが湧くので、
そうなったらその食材を軸に、
一通りの作業をしてみる。
他に必要な食材を買い足す、レシピを調べる、
必要な調味料があるかどうか調べる、
必要な調理器具があるか調べる。
その食材の料理を作る。

食材の調達から料理して食べるまでの一連の流れを
何度か経験すると、だんだんと日常的に料理をするための
感覚がつかめてくると思う。

何かを作ると、何かしらの副産物がでてくる。
食材があまったり、調味料が増えたり。
今度はそういうものを処理するために、ちょうどいいレシピを
模索する。
その繰り返して、食材の調達と消費のサイクルができてくると、
「毎日料理をする」状態ができてくる。

なんな風に徐々に徐々に、料理に介入していけば、
いいんでないかなと思う。

自分が「毎日料理するなんて絶対無理!」と思っていた状態から
いまの「だいたい毎日夕飯を作っている」状態になるまでに経た
ここ半年のプロセスはだいたいそのようなものでした。

子供がいたってイクメンにはならなくていいと思う。
大事なのはカジメンだと思う。

子供がいようがいまいが、結婚していようがいまいが、
人間が生きていくうえで、家事仕事は必ず発生している。

もし、ある人が家事をしていないとしたら、
それはその人の家事を誰かが肩代わりしているということだ。

家事を肩代わりしている人は誰なのか。
家事を肩代わりしている人は、
その家事を肩代わりすることで失った体力と時間は
何によって償われているのか?償われていないのか?

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