The Destination is unknown. The Journey is the Reward.

Author: 野澤真一 / NOZAWA Shinichi , version 2.0110115

魔法使いプリキュア、最終話!

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本日は、魔法使いプリキュアの最終話でした。

最終話らしい最終話は、先週の回で、
今回は次のプリキュアとの橋渡し回か、と思ってたけど、
次のプリキュアの登場はごく短くて、
最終話の続き回でした。

ああ・・・・・・・・・・・
1シリーズ(1年)・・・・・・・・
プリキュアを見通したんだなあ・・・・・・・・
と感慨深いです。

プリキュア、子育てする前から、存在はほんのりと知ってました。
でもほとんど何も知らなかったです。
小さな女の子向けのアニメで、女の子らしい赤やピンクじゃなくて、
白と黒、というところがなかなか渋いなと思っていたけど、
それ以上のことは知りませんでした。
ずっと1組のプリキュアを描いているんだろうと思いってました。

それから時は流れて、子供が生まれて、動物園に遊びに行ったら
野外ステージでプリキュアのショーがやってました。
自分が思っていたプリキュアとは違ったので「?」となったのですが、
それがプリキュアとのファーストコンタクトでした。
いまになって調べてみるとあれはスイートプリキュアの
キュアメロディでした。

その時は、プリキュアショーをみて、そのプリキュアの着ぐるみの人と
子供と一緒に写真を撮ったりしたんですが、
当時はもともとテレビをあまり見なかったのでプリキュアをテレビで
見たりはしませんでした。
子供も男の子でしたし。

それからまた少し時は流れて、子供が幼稚園で戦隊ものや仮面ライダーの
知識を仕入れて家に持ち帰ってきやがりました。
それから、日曜の朝の戦隊モノや仮面ライダーを見るという文化的生活が
始まりました。

放送時間的に、戦隊モノ、仮面ライダーの次にはプリキュアが続きます。
幼児向け番組の黄金のリレーです。
惰性でテレビをつけっぱなしにしていると、
仮面ライダーのあとにプリキュアがはじまるのでその流れで
見てしまう、目に入ってしまうという流れです。

そうやって子供が乳児から幼児に成長したことで、
幼児向け番組を見る機会が増え、これまで知らなかった幼児向け番組の
世界をはじめて「発見」しました。

幼児向け番組の世界。それは、親にとっては本当に悪夢のような世界です。
何しろ、その番組を見た幼児は漏れなくその番組で見た武器とかアイテムを
欲しがります。
これが、また、実に巧妙にテレビ番組とおもちゃが制作されていて、
親も子も、幼児向け玩具を買わずにはいられません。

そのおもちゃ会社とテレビ局の策略的で緻密な販売戦略はなんて恐ろしいんだと
恐れおののきつつも、同じ商売人として「これは研究しなくては」という
考えが生まれ、幼児向け番組研究を開始しました。

というのは半分冗談ですが、幼児向け番組のえげつなさを面白がってたのは
事実です。
本体となるおもちゃ(例えば仮面ライダーのベルト)をまず買わせて、
それからその本体にアクセサリー的/オプション的につける
おもちゃを多種類販売し、一個でも多く買わせようとします。

クリスマスや、お盆の帰省の時期など、商戦シーズンには、
きちんと計画的に新キャラや新武器/新必殺技などを投入してきて、
新たなアイテムを買わせようとしてきますし、
1年でシリーズが終わるので、1年たったらまた新しいおもちゃを買わされる
無限地獄です。

おもちゃ屋さんで買うようなそれなりに値の張るおもちゃだけではなく、
あまりお金を出してくれない人からも出してくれる範囲でいいので
きっちり搾取してきます。
例えば、食玩です。仮面ライダーグミとかプリキュアグミとか、
なんとかチョコとか。
食玩がおまけのはずですが、明らかにお菓子がおまけです。
おもちゃを食品としてスーパーやコンビニで流通させるために、
「これは食べ物です!お菓子です!」と主張するためだけに
お菓子がついています。

そうして大人からしたらまったく使い道のないシールとかカードとかが
子供の(ごく一時的な)宝物になりますし、
食玩につけることがでいる範囲内で、戦隊ものの武器とか
変身アイテムの廉価版/ミニ版が手に入ります。
(さらにそのカードがゲームセンターのゲームで使うツールになって
 そこでもお金を巻き上げようとしてきます)

さらにさらに、「幼稚園」とか「おともだち」とかの幼児向け月刊誌の
付録に紙でできた戦隊モノ武器とか変身ベルトが付いてきます。
この紙の付録が組み立てるのが大変で、
子供が喜んで作ろうとするけど、幼児には到底作ることができない
繊細さ/複雑さで、親が苦労して作る代物です。

そんなわけで上の子の成長とともに、
いかにおもちゃ会社が狡猾に抜け目なく親や祖父母から金を巻き上げるか
ということをまざまざと経験してきました。

仮面ライダーシリーズは、
・仮面ライダー ウィザード
・仮面ライダー 鎧武
・仮面ライダー ドライブ
と3シリーズみました。

戦隊モノシリーズは、
・キョウリュウジャー
・トッキュウジャー
・ニンニンジャー
を見ました。

ただ、仮面ライダーも戦隊モノも、今回の「魔法使いプリキュア」ほどに
熱心に見てません。
仮面ライダーウィザードとキョウリュウジャーは途中からの視聴ですし、
仮面ライダードライブとニンニンジャーは途中でフェードアウトしました。
子供の興味が別のものに向かってしまったためです。

というわけで戦隊モノと仮面ライダーシリーズはいつのまにか卒業したわけなんですが、
下の子がいまして、女の子です。
下の子が幼児向け番組のターゲット年齢に達したことで
今度は「プリキュア」という幼児向け番組シリーズが
いかにして幼児をたぶらかし、
子持ち世帯からお金を搾取しているかということを
観察することにしました。

今作の魔法使いプリキュアを視聴する前までに、目にしてきたプリキュアは
・スイートプリキュア
・スマイルプリキュア
・ドキドキ!プリキュア
・ハピネスチャージプリキュア
・プリンセスプリキュア
でした。

ハピネスチャージ以前は、たまたまテレビがついていたときに、
たまたまプリキュアがやっていて、たまたま見てしまった回が
数話あるぐらいでほとんど見てないです。
実質的にはハピネスチャージプリキュアからです。
しかし、そのハピネスチャージも戦隊モノ・仮面ライダーの惰性でみてたので、
あまりきっちりは見ておらず、また、話が終盤にすすむごとに、
「これってどうなの・・・・・?」感が出てきて
あまり熱心に見てませんでした。

その次のプリンセスプリキュアは第1話からある程度しっかり見てたの
ですが、上の子が戦隊モノ・仮面ライダーものから興味を失いつつあったので
その時間帯にテレビをつけなくなり、下の子も、プリキュア見たい!とは
言わなかったので特段何もせずにいたらいつの間にか見なくなっておりました。

ただ、プリンセスのほうは、途中までしか見てないですが、割とよかったな
という印象でした。

そして、今回の魔法使いプリキュアです。

いろいろと条件が重なったことで1年間同じシリーズを見続けるということが
できました。

まず一つ目の要因として、朝晩の幼稚園の送迎でそれぞれ20〜30分、子供を車に乗せて
移動する時間があること。
これは引っ越したからで、引っ越す前は、送迎にかかる時間は10分程度だったし、
基本的に送りだけで迎えは妻の役割だったので
その間に何をするかはあまり問題なかったのですが、
毎日20〜30分x2回となると何か有意義にその時間を使いたくなります。
移動中はこれまではカーナビのテレビでEテレを見せていたのですが、
Eテレはそれはそれでいいのですが、時には子供がつまらないというときもあり、
また、自分もそこまで楽しめないため、
別のコンテンツがあればいいなと思っていました。

それから、これがもっとも大きい要因なのですが、高性能のブルーレイHDDレコーダーを
買ったため、ガンガンテレビを録画して、DVDに焼くという作業が
手軽にできるようになったためです。
プリキュアは、毎週日曜日の朝8時30分に放送されるわけですが、
毎週同じ時間にテレビを見るというのは自分の性格からまず無理です。
なので録画して見ることが必須になるのですが、
高性能レコーダー導入前の録画機能だと、操作性が悪く、何かと録画が面倒だし、
再生するのも面倒でした。
それに何より、家でテレビを見る時間もほとんどなかったので、
録画したところで見る時間がありませんでした。
しかし、高性能のBD-HDDレコーダーの導入で、DVDに焼くことができ、
通勤/送り迎えの運転中という絶妙な隙間時間に、
視聴時間を確保することができました。

それから最後に、自分もわりとプリキュアの視聴に前向きだったこともあります。
「いかにおもちゃ会社が女児向けアニメを通じて我々からお金を搾取しているか
 その研究のために」というのが表向きの大義名分ですが、
単に「素敵なキャラクターが活躍するアニメが見たかった」という理由が
本当の理由なのではないかというのが、もっぱらの噂です。

そんなわけで、話はもとに戻って、

1年間、魔法使いプリキュアを見通したぞーーーーーー

ということであります。
(1年間、ひとつのシリーズのアニメを見続けたのって、かつてないかも。)

個人的には、見れてよかったな、と思います。
プリキュア研究のために、映画もイベントもがっつりいきました。

春映画(映画 プリキュアオールスターズ みんなで歌う♪奇跡の魔法!)
プリキュアワールド(魔法つかいプリキュア!ミラクルマジカルワールド)
映画 魔法つかいプリキュア! 奇跡の変身!キュアモフルン!

春のプリキュア映画は、ミュージカルになってましたが、あれはよかったです。

プリキュアワールドでは、プリキュアショーがあって、工事現場においてあるコーンみたいな大きさの巨大なレンズをつけたカメラをもった大きいお友達たちが、大変熱心にレンズを向けているのを見て、ひきました。

秋のプリキュア映画は、内容は正直いまいちでしたが、2016年ベスト映画、ということにしてあります。

1年間でプリキュアに関してはだいぶ詳しくなったと思います。
プリキュアについて誰かと語り合いたかったのですが、
とても残念なことにプリキュアを熱心に見ているお父さん友達がいないので
誰とも語り合えず、寂しかったです。

「あのキュアマジカルの髪型なんなの?一体どうなってるの?」
「リンクルピンクトルマリンって、Fateシリーズ衛宮士郎の"ローアイアス"に
 くりそつだよね?!」
「しかも、衛宮士郎を演じてる杉山紀彰がオルーバ役ででてるしぃ!」

とかね。

リアルに魔法使いプリキュアについて語り合える大人が皆無なのは
残念でしたが、さすがにネットの世界は広いのでプリキュアについて
論評している人はたくさんいます。

その中で、非常に感銘を受けたブログ記事が

娘が、プリキュアに追いついた日。 - プリキュアの数字ブログ  2016-04-01

です。
一時期バズったのでご存知の方も少しはいらっしゃるのではないでしょうか。

この記事を読んだのは、本格的にプリキュアを視聴し始めた時期で、
自分の中で葛藤がある時期でもありました。

大の大人が、真剣にプリキュアを見てていいんだろうか・・・・・・

やっぱ、普通の人は、「プリキュア見てます」と言われたら引きますよね。
自分でもプリキュアを真剣に見てる自分に若干後ろめたさや、
ためらいがありました。
でも、このブログ記事を読んだおかげでプリキュアを見ている自分を
肯定することができました。
この場をお借りしてお礼申し上げます。

上記「プリキュアの数字ブログ」さんで、プリキュアの評論ブログとして
紹介されていたのが「ていおブログ」さんで、
プリキュアの内容には踏み込まず数字という視点のみから考察する
「プリキュアの数字ブログ」さんと、
毎話プリキュアについて評論する「ていおブログ」さんの2つを
RSSリーダーに登録して、更新されるごとに楽しみに読んでおりました。

お二方のブログを購読するようになって、プリキュアの楽しみ方が増え、
非常に世界が広がりました。

今回の「魔法つかいプリキュア」ですが、改めて見てよかったなと思います。
「魔法つかいプリキュア」の他のシリーズとの比較ですが、
最低の評価ではないですが、ベストというわけでもないようです。
「ていおブログ」さんでも、
「何をしたかったのかわからない。物語の芯になる部分がなかった」という
ことが繰り返し主張されていますが、
自分もその点に同意です。
ただ、じゃあどういうものを芯に据えたらよかったのかという点では
自分もわからないし、芯になる部分がないとアニメは成立しないのか?という
気もします。

魔法使いプリキュアを見る前から熱心に見ていたアニメがあるのですが、
それは何かというと「妖怪ウォッチ」です。
これも子供につられて見始めたんですが、妖怪ウォッチ、面白かったです。
(いまも放映中なので過去形なのはおかしいですが、
 ちょっと最近見てないので・・・・・・・・・・)

少し前までの妖怪ウォッチはかなり面白かったです。
大人の自分も大ハマりでした。

何が面白いかというと、ギャグです。ギャグが面白かったです。
何の脈絡もなくこんなこと言い出しても説得力ないですが、
当時、妖怪ウォッチをゲラゲラ笑いながら見てた時、
「これだ、今の世の中に足りないのはこれなんだ。こういうギャグなんだ」
ということを思いました。

で、今回の魔法使いプリキュアですが、モフデレラ回は非常によかったです。
あれはギャグもテンポもよくて、モフデレラ回の直前あたりで
「最近おもしろくないから見るのやめようかな・・・・・・」
と思ってたのが一旦巻き戻りました。
プリキュアは伝統的にシリアス路線なんだと思いますが、
今回の魔法使いプリキュアは、シリアス路線と非シリアス路線の間で
揺れていたような印象があります。

何の証拠もなく言いますが、今の時代に沿っているのは
非シリアス路線なので、そちらのほうでアクセルを踏んでいたら
今期のプリキュアはもっとずっと面白いものになっていたんでは
ないかなーと思いました。

まあなんだかんだいっても、最終話の1つ前と最終話で、
「このアニメをみてよかった」と思わせてくれたので、結果オーライです。

んで、来期のプリキュアをどうするかです。
プリキュア研究は、一旦ここで終了にしようかなと思いつつ、
やっぱりみようかなと思いつつ、揺れております。

ところで、プリキュアは1週間に1話で30分なので、
毎日の送り迎えの時間に見るには到底、尺が足りません。
ということで、プリキュア以外の女児向けアニメも見ております。

・プリパラ
・アイカツ
・ひみつのココタマ
・小さなプリンセス ソフィア

まじです。プリキュアを含めて毎週5本の女児向けアニメを見ております。

「小さなプリンセス ソフィア」は教育的によさそうな内容で共感が持てます。
「ひみつのココタマ」も親が子供に安心して見せられる番組としてとてもいい感じです。
エンディングのダンスも作画がしっかりしているので良いアニメとしての証左になってます。

「プリパラ」と「アイカツ」はどちらもアイドルを目指すというテーマの
アニメです。
正直、娘が「アイドルになりたい!」とか言いだしたら嫌なので、
やむなくみ始めました。
「プリパラ」も「アイカツ」も絵は綺麗です。

ただ、「プリパラ」は群を抜いて面白いです。
これは嬉しい誤算でした。
「プリパラ」はギャグが地雷原のようにどっかんどっかん炸裂しますが、
さらにその上に、物語のプロットが非常にしっかりしています。
なんていか、物語に伏線があってそれをしっかり回収したり、
始まりと終わりだけみると荒唐無稽に見えたり、
逆に予定調和にみえるつながりも
ひとつひとつのステップを納得のいく形で描くので、
物語の説得力がしっかりとあり、そこから生まれる感動がしっかりしたものになります。

「魔法使いプリキュア」と「プリパラ」には「赤ちゃんの育成」という
共通点があって、これは「赤ちゃんの育成」というのが、
女児向け玩具業界の鉄板コンテンツであろうことが推察されて、
おもちゃ会社からの要請で入ったのだと思いますが、
「プリパラ」の方では、結果的に非常にいい感じの物語になりました。

「プリパラ」は1年終了のアニメではなく、複数年継続している
アニメなのですが、その「赤ちゃん編」がおよそ1年の通奏低音に
なっており、つい最近、その結末が見えようとしています。
それを見ていると、赤ちゃんを登場させてその成長を見守ったことが
結果的に物語を非常に「強い」ものにして説得力のある話になりました。
この起承転結には自分は舌を巻きました。

その他にも、プリパラはA地点からB地点へ物語を進める際に
そのプロセスを理論的(数学的な意味ではないが)に、
説得的に的確に描いてくれるので、AからBに行った様子をみて
非常に納得がいくし、それが心に響く。
そういう積み重ねが毎話あって、
しかもギャグがどっかんどっかん炸裂し、
絵も綺麗で映像だけでもご飯三杯いけるクオリティで、
毎週放映するアニメとしての視聴者の心をがっちりキャッチして
釘付けにするグリップ力はずば抜けています。

自分的にはこのプリパラが現時点の最大の心の癒しなので、
当面はプリパラは見続けると思います。

と、ブログを書き始めてから3時間ぐらいたつので、
そろそろまとめると、

・魔法使いプリキュア、一年間見られてよかった
・女児向けアニメの世界は奥が深いよ!

現場からは以上です。


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