フェムトセカンド #七味とーがラジオ / @melonsode

The Destination is unknown. The Journey is the Reward.
Author: 野澤真一 / NOZAWA Shinichi , version 2.0220330 / Podcast: 七味とーがラジオ / twitter: @melonsode

フィッシャー症候群 途中経過1

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フィッシャー症候群のその後の途中経過。

まだ治ってません。

複視の状態が依然として変わらない。

この複視の状態を人に説明しても、
相手は「そうなんだ」といいつつも、
あまり得心していないような表情になることが多い。

人間の目というのは、健康ならまったく意識せずに、
右目と左目が見事に協調して動くことでものを見ている。
右目の黒目の先と左目の黒目の先が、
きちんと一致した方向を向いていないといけない。

自分の今の状態は、その右目と左目の協調動作がうまくいっていない。
左目はうまく動いているのに、右目の動きが不十分で、
右目と左目の目線の先が一致せず、物が二重に見える。

右目の眼球の動きが特に悪く、
左目の像に対して右に10°、下に8°ぐらいの角度でずれている。
それが故に、両目を開いてみる(=普通の見る)状態だと
なんでも二重に見えてしまう。

一方で、2つの眼球の協調運動が阻害されているだけで、
それぞれの目は見えているので、片目を閉じれば二重にならずに見ることができる。
なので、日常的に片目を閉じた状態で生活しています。

悪いのは目だけかというとそうでもなくて、
頭痛が出てきたりひっこんだり、
倦怠感があったりなかったり、
ふらついたりめまいがしたりしなかったりという症状もある。
どこがどう痛いというのではなしに、
なんとなく「辛い」と感じる状態が悪化したりよくなったりを
繰り返している。

傍からみていると、たぶん怠けているだけにみえるので、
それも心理的にはつらい。
だからできるだけ人に会いたくない。

平気なときは平気なので、自分でも「複視の症状以外は平気だ!」と
錯覚して、家事を率先してやってみたり、仕事のメールや見積や調べ物をしたり、
子供をあやしたりしてみるのだけど、
そうやって頑張ると翌日かその次ぐらいに病状が悪化する。
それでやっぱり自分は病人なのだと自覚する。

そんな感じで1週間のサイクルでよくなったり悪くなったりして生活している。

やらないとまずい仕事はあるので、最低限それだけはやっているけど、
その仕事というのは、ほぼPCに向かってやる仕事で、
片目をつぶった状態で画面を見つめ続けるのは目によくない。
3時間ぐらい集中して作業していると頭が痛くなってきて
思考力も落ちてほとんど作業できなくなる。

たぶん目が疲れるので血流が増えて、頭全体の血圧が上がって
頭痛につながるのだろう。

ここ2、3日は、顎ー頬骨ー目頭ー頬骨ー顎という口を弓のようにまたぐ部位と
おでこの部分の頭痛がするのと、濃い鼻水が鼻の奥の上の方で詰まっている感覚が
辛い。

前にもこの感覚あったなと思ったら、入院直前のときの症状だった。
その時は後頭部と腰もいたかったけど。
入院直前期の症状になっているのは、
症状が軽い方向に向かっているということなのか、
それともまた繰り返すということなのかはわからない。
(この病気は一度ピークが来たらあとはよくなるだけということになってるので、
後者ではないと思うが)

退院してから2週間後の診察では、
2,3分の診察で、
「目の症状は変わらないですか、そうですか、
治るまでに時間がかかる病気ですから」と言われて、
それきりだった.

その医師からは、この病気や症状の経過に関して説明しようという気概が
あまりにも感じられず、それに唖然としてしまって、
二の句が継げず、面倒になって何も聞かずに帰ってきてしまった。
もう少しいろいろ質問すればよかったのか。
でも、聞いてもきっと同じだっただろう。

感触として、症状がちょっとずつでも日々よくなっていっているというのがないので、
そろそろ滅入ってきている。
もしかしたらこのまずっと治らないのではないかという気になってくる。

全部投げ出そうと思ったって、手から離れてくれない。
離れて欲しくないものばかりが、ぼろぼろと手からこぼれていく。

*追記:ネットでフィッシャー症候群を検索すると、それにかかった人の闘病記的な記事がそれなりにでてくる。それを読んでみると、やはりみな治るまでには数か月かかるようだ。発症してからまだ2か月も経っていないので、ただ待つしかないんだろう。

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