The Destination is unknown. The Journey is the Reward.

Author: 野澤真一 / NOZAWA Shinichi , version 2.0190217 / Podcast: 七味とーがラジオ / twitter: @melonsode

2012年3月アーカイブ

Yann TiersenのLe Banquet

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息子と一緒にiPhoneでYouTubeの動画を見ていたら、
久しぶりにこのヤン・ティルセンのLe Banquetのライブ版を聞いた。

アコーディオンでこんなに疾走感があって切なくて堪らない旋律を
紡ぎ出せるなんて驚異的だと思う。

この曲が使われている「アメリ」という映画を見た時期のことを
思い出したりして、切ない。

また、Banquetという単語から、ラスベガスに行ったときのことを
思い出して、やはり切ない。
国際学会の会場がラスベガスで、
一人で参加者同士の懇親会のGala Banquetに参加して、
拙い英語と知性で苦しかったこと。
あのとき、もう一人日本人がいて、その人はたぶん某Yさんで、
たぶん一切オレのことは覚えていないだろうことが、
やはりせつない。

無駄に切ないないナイト。せつナイト。

寒さの中にひそむ気配

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厄介な仕事がひとつ終わって、あとは年度末までひといきだろう。

来月は4月だから、いまは誰かが入学を控えていたり、
誰かが不合格に泣いている時期だろう。
どちらも覚えがあるから、
寒さのなかの僅かな暖かさの中に、自分もひそんでいる気がする。

ようやく色々と吹っ切れて、
自分で自分の人生をドライブしている感じが戻ってきた。
自分のやりたいことも、すこしずつだが、できるようになってきている。

残念ながら自由意志の問題は、
しばらく凍結するしかないが、
この道の先で再び交差すると思う。

3月11日がまた巡ってきて、
twitterにはいくつも鎮魂の意が流れてきたが、
自分はそういう気分ではなかった。
あの日から1年経つからと言って、殊勝な気持ちになったりしないぞと
自分に言い聞かせた。
なぜそんな風にひねくれたのかはわからない。
ただ、違和感に忠実に従っただけ。

一年前のことを思い出すと、苦しかった。
苦しくて嫌な気分になった。
倒れまくるボンベとか、それを息子と一緒に見たこととか、
別々に暮らしてた家族が自分の家に集まって共同生活を始めたこととか、
週末のスーパーの喧騒の中でみるみる空っぽになっていく棚を眺めていたこととか、
停電の中、懐中電灯の明かりを3つぐらいつけて社員が日報を書いている様子とか、
ガソリンが手に入らなくてどうにもならなかったこととか、
自分たちより、ずっと被災地の方がひどくて、その人達に対して無力なこととか、
ワンセグとラジオとustreamとTwitterを駆使して必死で情報を集めていたこととか
ストレスと不安で押しつぶされそうだったけど
なんとか生きていた日々が思い出された。
辛いので、深く考えるのはやめた。

そのかわり、大地震が起こる前は、何して何を考えていたのか
思い出そうとした。
あまり思い出せなかったけど、確か、
いまと同じように、これから良くなって行きそうな予感を感じていたんだと思う。
ずっと這いつくばってのろのろと進むのが精一杯だったのが、
立ち上がって歩けそうな状態になった。
ともそれば走れるかもしれないという気分的高揚。

地震でそれが頓挫していたけど、また戻ってきたのなら
一年経ってしまったけど、よしとしよう。

去年の今頃いた、社員2人とバイト二人は、もう会社にはいない。
その変わり、その頃いなかった3人がいまはいる。

1年は、いろいろなことが変わるには十分な時間で、
それこそが希望だ。

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