フェムトセカンド #七味とーがラジオ / @melonsode

The Destination is unknown. The Journey is the Reward.
Author: 野澤真一 / NOZAWA Shinichi , version 2.0220330 / Podcast: 七味とーがラジオ / twitter: @melonsode

ヒーローオアヒール

| | コメント(1)

ほんとに、ほんとに、めまぐるしく時間が過ぎていく。

過ぎ去る時間が早いぶん、
意識を過ぎ去る感情のプラスとマイナスは激しく入れ替わる。

もともと気分の浮き沈みが激しい方で、その振れ幅も極端で、
いかにその場の気分に左右されない意思決定をするかということに
腐心している。

そんなんだから、昼間何かを思って、これブログに書こうと思っても、
夜には気分が変わっててそんな気も失せていたりする。
断片がtweetになって消えていく。

会社を継いでから半年経って、業務に慣れてきた一方で、
緊張感を保つことが難しくなってきた。
「一歩間違えば会社が潰れるかもしれない」というギリギリの緊張感で
これまでやってきたけれど、
身体のレベルでそういう危機感を持続できなくなっているように思う。
頭では分かっているし、六ヶ月前と今とで会社を取り巻く状況に差はない。
しかし、そういう緊張感を持って、最大限の注力をもって事に当たらなくても、
業務は(みためは)滞りなくすんでいるということが、
やはり気の緩みを生む。

いままでは、いろいろと具体的な問題があって、それに全力で対応していればよかった。
ヒーロー映画の正義の味方が"受身"で悪役に対処しているようなものだ。

今度は悪役側に回らねばならない。
何か新しいやり方で、世界に手をあげる。

ずっと自分の役割とは一体なんだろうと、考えてきたのだけど、
やっと確信をもった答えが見えてきた。

「役割」とは会社における役割のことではなくて、
この世界のプレイヤーとしての役割のこと。

やはりどうしたって、今の生活と、これまでの人生を切り離すことはできない。
また、会社というコミュニティといままで属してきたコミュニティは
いまのところ断絶してしまっているけれど、
どちらも自分の属しているコミュニティである。
そしていままでもこれからも属し続けているこの国や世界というコミュニティから
断絶した人生なんて考えられない。

いまこの瞬間のコンテキストにおいて、コンテキストから要請され、
かつ自分も望むことをしたいと思う。

それは親父の代わりになることではないし、
会社を発展させて、ガンガン金を稼ぐことでもない。
しがない博士の学生に戻ることでも、やはりないと思う。

自分の役割は、新しいビジョンを描くことだと思った。
鮮烈で強靭で絶対的な。
そうして"光の速度"でそれを具現化する”建設者”たらん。


恵みの雨のような二連休が終わる。

コメント(1)

お久しぶりです!
生存しているようでなによりです。
お仕事おがんばりあそばせ…

プロフィール

月別アーカイブ

全アーカイブ

フェムトセカンド1.0

最近のコメント


メールを送る(故障中)