The Destination is unknown. The Journey is the Reward.

Author: 野澤真一 / NOZAWA Shinichi , version 2.0190217 / Podcast: 七味とーがラジオ / twitter: @melonsode

2010年4月アーカイブ

考える側

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新居にネットが開通したのである。
嫁はYouTubeでラーメンズを見て、「無線LANバンザイ」と叫んでた。

新居にはテレビが設置されていなくて、
新聞も引っ越しのバタバタで休止したままで、
ネットが不通だと極度の情報飢餓状態になる。
かろうじて、ラジオからのみニュースが入ってくる。

だからぼんやりと、
いまは米軍基地をどうするかが国家的に重要な問題なんだろうな
というふうにしか社会のことを把握していない。
それでも、驚くほど生活や仕事には支障がない。

テレビを見なくなって何年も経つけれど、
テレビを熱心に見ていた頃って一体なんだったんだろう?と
ふと考える。
ああやって情報の洪水を浴びながら
得ていたものってなんなのだろう?

確かに、アイスランドの火山の噴火やチリの大地震のことなど
知っていたほうがいいのだろうけど、
それでも「へー、あっちの方は大変ねぇ」って言って
その情報が自分を通り過ぎていくだけでは意味ないんじゃないだろうか?
その情報に接して、富士山の噴火に備えて避難訓練しようとか
来るべき関東大震災に備えて非常食の備蓄をしようとか、
何かしらのアクションを生まないのなら、
その情報に触れても触れなくてもどっちでもよかったのではないか?

あるいは遠くの県で起こった凶悪な犯罪のことに気を取られるよりも
自分の手の届く範囲の人たちのことを考えるほうがずっと人間的であると思う。

情報の洪水で考える時間を削がれてはいないか?
見ず知らずの遠くの場所の出来事が、
身近な人々への配慮をおろそかにさせていないか?
そんな逆転が起こっていたように思う。

世の中のことを知らなくったって、考える側に回りさえすれば、
世界はずっと広くなるし、おもしろくなる。

風化していく希望

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気付けば息子はもう3ヶ月生きたのだった。
おめでとう。
もうすぐ五月の節句だよ。
(今日で生後100日らしい。)

首が座ってきて、抱っこしやすくなってきた。
体も一回り大きくなった。
おむつのサイズはSからMサイズになり、
体重は3.2kgから7.1kgに増加。

育児はほとんど奥さんに任せっきりで申し訳ないなぁと思う。
罪滅ぼし見たく、夕飯の食器を洗う。
息子を湯船につけるのはオレの仕事。
(湯船の中で子供を支えて、それを奥さんが洗う)

先週の後半は仕事で精一杯で、
家事や育児のことを顧みる余裕がまったくなくて、
疲れで息も絶え絶えな状態だった。
日曜日は嫁が息子を連れてオレのハハと共に、
オレの祖母(すなわち息子の曾祖母)の家に行ったのだけど、
オレはパスさせてもらって、
ひたすら家でゴロゴロしていた。

その時は、精神的にも肉体的にもかなりひどい状態だったけど、
日曜日にひたすら休んだお陰で、
今日の目覚めはだいぶよくなった。

世界を変えるなんて嘯いたところで、
目の前の仕事に忙殺されて日々が過ぎていく。
「気付いたらガス屋を30年やってました」
ってことになっていそうで怖い。
一方で「それでもいっか」と言ってしまえという声も聞こえる。

仕事は、ぞくぞくするほど面白い瞬間があったりするけれど、
一方で、「それがやりたかったことなの?」という問いは
意識して持続しないといけない。

青木の帰国

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友人の青木健太がカンボジアから帰ってきて、
その報告会があるので渋谷の"かものはしプロジェクト"事務所まで
聞きに行ってきた。

かものはしプロジェクト”というのはNPO法人で、
「世界から児童買春をなくす」というミッションを掲げて活動をしている。
その活動の一環として、カンボジアの農村の最貧困層の人のための
ファクトリー事業をおこなっている。
貧困のあまり児童買春の餌食にされてしまいそうな家庭を対象に
仕事をしてもらい、収入が得られるようにし、
さらに、仕事を通して生きていくのに必要なスキル・知恵を獲得してもらおう
というねらいをこめてそのような活動をしている。
そのような活動のために、青木は現地カンボジアで
ファクトリーの運営に携わっている。

青木とは高校のときの友人で学校は違うけれども、同じ塾に通っていた仲だった。
オレは浪人したけれども、
奴の方はオレの志望していた大学にストレートで入学して、
何年か経ってから中退した。
そして、共同代表の1人としてこのNPO法人を立ち上げた。

彼らのファクトリー事業は外部からの資金注入を要する慈善事業ではなく、
きちんと単独でビジネスとして通用するシステムとして
運営が意図されているし、実際そのようなシステムになりつつある。
今日の報告を聞いて、1からはじめたこの事業をよくもここまで収益の上がる
事業にしたものだと驚いた。
カンボジアの最貧困層に仕事を与え、
児童売買を食い止めるために必要とされる売り上げの
3分の1程度の売り上げが今年度で達成できていた。
当初は100分の1とかそれぐらいのレベルだったのに
すごい進歩であると思う。

彼らは間違いなく世界を変えているなと思う。
そういう友人がいることをとても誇らしく思う。
自分も沈没しかけているこの国をなんとかするために
がんばらなくてはなと、力をもらった。


3人ぐらし

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すごく久しぶりに自分のMacBook Airを開いた。
会社には親父が使っていたデスクトップのXPがあって、
そっちのほうがプリンタやスキャナが繋がっていて便利なので、
そちらを使ってしまう。
ほとんどの情報がネットのあちら側に置いてあるので、
すきではないWindowsでも作業はできてしまう。

そのXPにはプライベートな情報やアプリケーションが全然入っていないので、
仕事に関することしかする気にならない。
だからこのブログも必然的に放置されることになる。

前回の記事をいつ書いたか思い出せないのだけど、
あのあともいろいろ変化があって、
一番大きな変化は嫁と息子とオレの3人ぐらしになったこと。

出産のために里帰りしていた嫁が息子を伴って
こちらにやってきたのだ。
それまではオレは実家の片隅で寝泊まりしていて、
仕事の合間に部屋を探して、
一ヶ月ぐらいかけて引っ越しをした。
新居は実家から歩いてこれるぐらいの距離のマンションにした。
引っ越しは茂木研のメンバー+友人が手伝ってくれて、
かなり助かった。
2人分の荷物をひとりで荷造り&運搬しなくて済んで
本当によかった。

すべての荷物を運び終わった次の日に嫁と息子が来た。
その時点では荷解き完了率2%ぐらいで
全然ひとの住める環境ではなかったのだけど、
嫁のお母さんとうちのハハ、妹に手伝ってもらって、
寝室と居間だけはなんとか段ボールのない居住空間にすることができた。

そんなわけで家族3人の新生活がスタートして今日で6日目である。
この先どうなるかなんてまるでわからないけれど、
それでも1人よりはずっといい。

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