フェムトセカンド #七味とーがラジオ / @melonsode

The Destination is unknown. The Journey is the Reward.
Author: 野澤真一 / NOZAWA Shinichi , version 2.0220330 / Podcast: 七味とーがラジオ / twitter: @melonsode

家事夫

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嫁が出産のために里帰りして、そろそろ二週間。
里帰りしてすぐのときはしんどかったけれども、
いまはもうそんなこともなく、
ひとりで生活をやりくりできている。と思う。

やっぱり外食増えたし、ファストフードも食べちゃうんだけど、
ポトフ作ったりローストポーク作ったり、
あるいは、納豆ご飯だったり卵かけご飯だったり、
自炊もそれなりにしている。
風呂掃除もしてるし、洗濯もしている。
(あ、今日の洗濯物まだ取り込んでなかった)
掃除は・・・頻度が落ちたけど、
そもそも1人だとあまり部屋が汚れないので、
問題ない(と思う)。

料理をしていると、
明らかに料理のスキルが上がっているのを実感する。
と書くと誤解されそうなので言っておくと、
作るのが難かしい料理を作るスキルとか
料亭にも負けないような繊細な味付けの料理が
できるようになったわけではなくて、
限られた調理器具と短い時間で手早く簡単に作るスキルが上がった。

スキルというか、半分ぐらいは調理器具のお陰。

たとえばすこし前に、うちの実家からもらった圧力鍋。
もらう前は圧力鍋なんて場所取るばかりで邪魔になるからイラネーって
思ってたのだけど、使ってみたらもうびっくりである。
It's a miracle.

カレーがあっという間にできる。
にんじんの柔らかさがはんぱない。
豚の角煮作るのもさつまいもふかすのもあっという間。
感覚的には、野菜を剥いて切って放り込んだらもう出来たという感じ。
長時間煮る必要がある料理は骨が折れるけれども、
この鍋があれば逆に「煮ればいい」料理はお手軽料理に変身する。

それから最近買ったこの本。


この本は家事全般のことが書いてあって、
掃除とか洗濯とかをうまくやるコツも載っているし、
もちろん料理の項目もあって、そこに書いてあることを
大いに参考にさせてもらっている。

この本は家事を家政婦さん並に完璧にやる方法を書いているのではなくて、
いかに労力をかけずに家事をこなすかということを主眼にしており
自分の家事に対するスタンスと非常にマッチしている。

その中で電子レンジ、オーブントースター、電子レンジのオーブン機能を
賢く使う方法について書かれている。
そこでポークローストを作る方法を学んだ。

作り方は至って簡単で、ブロックの豚肉を買ってきて、
それにたっぷり塩コショウして、
電子レンジのオーブン機能を使って130度で1時間焼けばいい。
ここで大事なのは電子レンジをセットしたら
あとはほっといても大丈夫だということ。
コンロの前で火加減などを気にして
付きっきりになったりしなくていいわけだから、
その時間を有効に使える。

同じような手法を使って野菜のグリルだとかグラタンだとかも作れて、
ぐっとレパートリーが広がった。

そんな風に自炊ライフは効率よくなってきたのだけど、
やっぱり自分1人が食べるものを自分で作るというのは
どうもつまらない。

毎食炊事をするのは大変なのでたくさん作って、
冷蔵庫で保存して数日かけて食べるということをするのだけど、
やっぱり反復は飽きる。

というわけで適度に外食と自炊のバランスを保ちつつやっています。

今日は、夕方、散歩に出た。
2,3日家にこもりっぱなしだったので、
精神のバランスを保つために歩きたい!と思った。
ふらふらと西小山の駅まで歩いた。

街はやはり、歳末の空気が色濃く。

寿司が食いたいなーと思っていて、
和食レストランが見えたのでそちらに視線を向けた。
ガラス越しにたくさんの家族連れが楽しそうに晩餐をしているのが見えた。
その光景が見えた途端にどきりとしてしまった。
「自分が1人である」ということがずいと鼻先に突きつけられた気がして、
不必要に動揺してしまった。

そんで、明日はクリスマス・イブ、と。


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