フェムトセカンド #七味とーがラジオ / @melonsode

The Destination is unknown. The Journey is the Reward.
Author: 野澤真一 / NOZAWA Shinichi , version 2.0220330 / Podcast: 七味とーがラジオ / twitter: @melonsode

CHO expired

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ゼミ。

あたりまえのように待ちぼうけを食らった後に、
高野さんが論文を一本紹介。

その後、
最近にしては珍しく、茂木さんがあさりに行こうと言いだし、
久々の宴であった。

あさりに来ると席が空いている限りお座敷のほうに座る。
あさりは古き良き時代の居酒屋の雰囲気がそのまま残っていて、
仕事帰りのサラリーマンでいつも賑わっている。
この店ではお客さんも店員さんも、とても気持ちよく、
この場所に相応しい存在の仕方をしている。

店員さんはたくさんのお客さんを前に大わらわしながらも、
楽しそうに自信を持って働いている。
注文を聞いて、品物を運んで、空いたお皿を引っ込め、
お客さんと愛想良く言葉を交わす。
そのようにして忙しく立ち働く様からは
楽しくて仕方がないという印象を受ける。
それは、サービスを受ける側の人間には
何よりも得難いものであると思う。

一方でお客さんも清く正しくくだを巻き、愚痴を言い合い、
同僚と豪快に盛り上がっている。
・・・ように見える。
実際には何が語られているのかは知らない。
それが同僚なのか、部下なのか上司なのか、取引先の相手なのか、
そういうことがわかるほど詳しく観察なんかしない。
ただ、その人たちはその人たちが囲む机の周囲1.5メートルあたりに
独自の世界を作り上げ、その中に没頭している。
だから周りの客のことなんか気にしない。
おのおのが独自にその中での時間を噛みしめている。

そのような客の在り方は、
居酒屋においては至極まっとうなものであり、
その中にいるのは気持ちがいい。

昼時にランチを食べにみんなで外を歩いていると、

ねぇねぇ、ちょっと、あれ。
(となりのひとの肩をトントン)
コショコショ
え、あ、きゃっほんと
コショコショ

というような声が通りすぎていったりする。
いわずもがな、いまや時の人の茂木さんを見ての反応なのだが、
そのような(故意でもないいし悪意もないであろうが)干渉に、
どことなく雰囲気をしらけさせられたりすることがある。

そのようなことを考えると、
あさりは何の気兼ねなくラボのメンバーで盛り上がれる、
貴重な場所であることに気がつく。

本日のメンバーは全部で8名で、
お座敷の部屋の片側全部を占領することはなかった。
お座敷の片側をすべて占領してもぎゅうぎゅう詰めだった頃が
懐かしく感じられた。

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今年のCHO(チーフ・ハナミ・オフィサー)は石川くんに決まった。
毎年オレがやっていたけれど、
やっとCHOから解任された模様。

今年もまたオレがやるのかなー、めんどくさいなーと思っていたので、
それを見透かされていたのかもしれない。

バイトで渋谷に自転車で行くときに、よく目黒川沿いを走る。
目黒川にはずらーっと2、3kmは桜並木が続いている。
これは咲いたらさぞかし見事だろうといまから楽しみにしている。
ここで花見がやれたらなぁと思いつつ周りを見ながら自転車を走らせるのだが、
なかなか人が集まって座して飲み食いできるようなスペースがないのが残念。

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