フェムトセカンド #七味とーがラジオ / @melonsode

The Destination is unknown. The Journey is the Reward.
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This is MAMP, not LAMP!

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ちょっと感動したのでご報告。

* * *
ブログ作成ツールMovableTypeに関わるバイトをはじめてそろそろ10ヶ月。
その頃は少しPerlが使えるぐらいだったけど、
MovableTypeの開発に携わるうちに、それに関連する領域のことも
わかるようになってきた。

現在のWeb上で展開されているブログやブックマークやSNSなどのサービスは、
ほぼすべてLAMPというフレームワークによって動いている。
バイトは始めた当初は「LAMPね、へーそう」てな感じだったんだけど、
LAMPを構成するひとつひとつを理解するようになって、
それでLAMPというのは、フリーなのになんて広汎で強力な
プラットホームなんだ!と驚きを新たにしている。

LAMPというのは
・Linux
・Apache
・MySQL
・PHP
の頭文字を取ったものだ。

Linuxは言わずとしれたフリーのOS。
Apacheはサーバーのソフトのこと。
サーバーというのは「サーバー」という種類のコンピュータが
あるのではなくて、
あるコンピュータ上で「サーバー」として振る舞うソフトが
動いているもののことを指す。
その「サーバー」として振る舞わせるソフトがApache。
それから、データベースの閲覧・追加・変更を行うのがMySQL。
最後に、とてもMySQLと相性がよく、かつ
Webページを動的に生成するのに長けているプログラム言語がPHP。

MySQLはSQLiteとかPostgreSQLなどでも代替可能だし、
PHPもPerlやRUbyやPythonでも代替可能。

おおざっぱに言えば、
MySQLで強力なデータベース制御を行い、
その為のWeb経由のインタフェースを提供するものとしてPHPがあり、
LinuxとApacheでそれを支えている感じ。

* * *

で、何に感激したかというと、
ほとんど何もせずにそのLAMP環境をMac上で実現できてしまう。
だから、LAMPならぬMAMP(Mac, Apache, MySQL, PHP)なのである。

参考ページ:Max OS X LeopardでAMP環境を構築しよう - Apache, MySQL, PHP, Perlで作る開発環境

futomiさんのわかりやすい解説に感謝!

ApacheもPHPもMac OS X Leopardにははじめからインストールされているので、
何もする必要はない。
MySQLはインストールする必要があるけれど、
ダウンロードしてダブルクリック、する程度で済んでしまう。

Apacheの起動がほんの数クリックでできたのは感動だった。
システム環境設定>共有>ウェブ共有
をONにするだけ。

で「http://localhost/」とすると、有名な
「あなたの予想に反してこのページが見えているでしょうか?」
というApacheがデフォルトで返すHTMLが見えた。

PHPはコンフィグファイルを一行修正するだけで動く。
あ、Apacheの再起動を忘れずに。
あっさりと、「<?php phpinfo() ?>」とだけ書いたPHPファイルが動いたので、
やはり感動した。

独自でサーバー上のシステムの開発をしない人には
ぴんと来ないし、やろうとしてもちょっと難しい部分はあると思うけど、
(昔の自分がそうだった)
ちょっとサーバーのことを知っているひとなら
とても簡単にこれを導入して使えると思う。

解説記事を書いてくださったfutomiさんに再度感謝!

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フェムトセカンド - MySQL in Mac OS X Leopard (2009年1月 8日 02:30)

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